毎週全部のメニューが変わるというのは、ふつうの店ではあまりなく
かなり大変なことです。

しかし、10年やっているので、このシェパーズパイは古くからやっているメニューで10回目。
作り方やデザインは変わってきましたが
ここ数年はセルクルに詰めて、ガトー仕立てで出すスタイル。

しかし、毎年やっているメニューであっても1年ぶり。。
初日はぼけて時間かかったりするのです。
（野菜の料理なので前日仕込みはほとんどなく、当日朝から必死で作ります。）

ベリー公が中に詰めるフィリングの肉を、今日はコロッケと勘違いして混ぜ込んだ時間が
11時。。。
わー！！違うやろ！！と大騒ぎして、頭に血が上る。
2回ジャンプした、うっかりウサギ。

この初日のトラブルもいつものことなので、スタッフYさんは落ち着いている。
どうなるんや！？みたいなかんじなのに、出来上がればなんとかなっている
うさぎパレット。。。

なんとかとりつくろって、ぎりぎり完成。
パレット初日はいつも頭に血が上って、
夕方倒れる。

本当は週で料理が変わるというのは完璧ではない。
料理人ならできないことかも（笑）
荒削りなところも多々あります。

料理として完璧とはいかなくても、
その日の素材で、毎日、最高の表現をすること。
それがパレットなのです。

毎週通ってくれる、休憩所の仲間たちに心から感謝。

ベリーのサラダ写真。
これは2週前のサラダ。

生のズッキーニを使ってます。
ベリーは若干小さ目。

ズッキーニのスライスをジャンプして真ん中のベリーに止まる。

どこまで世界に入っていけるか。。。

今日はDAXがきて、ズッキーニの撮影。
雨が少ないので例年よりうまくいってる感じです。
ズッキーニはキラキラして綺麗。
今月いっぱいはズッキーニ祭りです。

夜はDAXが来て、５周年パーチ―でした。
最初は、通りすがりの犬かと思っていましたが
５年間、通って、写真を撮り続けてくれた彼には
どんなにおにぎりをあげても足りません。

写真にたいする技術やセンスより、
我々と同じ時間を共にできる、「ハーモニー」と「気の長さ」を
彼は奇跡的に持ち合わせていました（笑）
これは誰にでもできることではありません。

彼も、ベリー公と同じように
ずっと前から会うように決まっていたんだな。。と思います。
人生は不思議です。

この店は不思議な仲間たちの縁で守られてきました。
みんな他人の集まりなのに、家族以上の繋がりです。

うちの店の平均年齢はかなり高いです。
６０才超えているかも。。。
５０代〜７０代が多く、８０代もかなりいます。

今日は、香西から中学時代のM先生がランチに来てくれました。
８４才。
去年の年末に来た時より痩せていて、歩くのが大変な感じで
元気がなくなっていたので心配になりました。
高齢になると誰でも足は弱りますが、動いている人と動かない人とでは
個人差があります。
今日、初日のベリーを食べてもらえて本当に良かった。

うっかり新聞夏号も、M先生に渡しました。
この手書きのアナログ感がいいのです。
季刊誌なので年に４回。
常連の大半がネットを見ない層なので、
こういう手書きの新聞で、お店の情報、私の想いを伝えなくてはなりません。

明日、オアシスに広告が出ます。
という訳で、今年は９日からベリーはじまり。

ご存知のとおり、実の販売はしていません。
レストラン用のベリーを栽培しているだけなので
店内の料理、デザートにベリーが入ります。

今週はサラダよりスープに入れたほうが良さそうなので
じゃがいものビシソワーズに少し入る感じです。

６月〜８月上旬のベリーシーズン、何度か来ていただきたいお得なランチです。

ベリーが入っても入らなくても、パレットはとっても素敵なランチなので
新規のお客様にも知っていただきたいです。

ラズベリーやブラックベリーも６月〜７月中。
うちの場合、８月では終盤ぽい感じなので、前半がおすすめです。

今回はじめて、カカオラボのお二人を描いてみました。
似てるような似てないような。。。ごめんなさい。
今回は、うっかりウサギの力で宣伝したくて、がんばってみました。

手焙煎のカカオ生豆から作るチョコ作りワークショップをしながら
全国を駆け巡る、東京杉並区の竹林先生です。

Berry'sLifeでやってる、唯一のワークショップ。
マニアックで本物志向なお二人で、ワークショップ関係なく
ランチに年数回は来てくださります。東京からのリピーターです。

ベリー公のハイブッシュで作るオーガニックチョコなんて
日本でここだけ。
ぜひ、本物志向の人に参加してほしいです。

参加者、全国から受付中です！

ご予約受付中！

うっかり新聞夏号の発行が終わったので、
急に、うっかり日記快進撃。。。。

スイッチ入った時と切れた時の激しいAB型（笑）
気長にお付き合いください。


久々にベリー公の観察記録。
ベリー公は言わずと知れた、マニアックなベリーマニアなのですが
ここ数年はベリーだけでは物足りず、エアルーム野菜とみつばちの研究も
毎晩、海外のサイトや書籍、何やらいろいろ分析しているみたいです。

海外から送られてきた種袋の整理して
ファイルに何百種類のトマトの特性をまとめたり。
英語は苦手なのに、好きなことに関することはある程度理解できてるらしい。

零細企業なので朝は野菜の収穫して銀行まわり、
昼は料理人で、午後からは農民としてベリーと野菜の手入れ
夜はベリーとトマト、ミツバチの研究分析。
かなりタフなおじさんです。

うっかりウサギはベリー公が研究分析している間、
お菓子室で焼き菓子やデザートの仕込み。
こんな感じでBerry's Lifeの夜はふけます。

長く通ってくださってるお客様でも、ベリーの時期を忘れていて
9月だったかしら？と
ベリーを食べ逃す人が毎年います。

Berry's Lifeをしていると、年中、6月〜7月を中心に時間が流れる。
夏が一番大切な季節。

今年は春に寒かったようで受粉率悪く、ハイブッシュは少なめです。
それでも、この6月中旬〜7月上旬の大粒の時期に
たくさんのお客様に楽しんでいただけたらいいな、と思ってます。

写真はガーデンのジューンベリー。
ベリーは未熟果が美しい。
今日、デザートに入れると残されたお客様がいて、悲しかった。。

昔は、ブルーベリーでさえ、残す人がいました。
不味いから残すのではなく、見ただけで食べない。
ベリーは美味しくないという偏見。
市販の未熟の不味いベリーを食べて、嫌な印象があるみたい。
本当のフレッシュベリーの美味しさを知らない、不幸な人です。

ベリー公は朝、自家菜園でズッキーニを毎朝収穫。
使いたい大きさで使いたいぶんだけ収穫できるのが、自家菜園の素晴らしいところ。

全体のメニュー構成はうっかりウサギが決めます。
火曜日の夜、ベリー公と明日から変わるメニューの打ち合わせ。
やったことあるメニューは試作しません。

「ズッキーニとトマトをハーブオイルでグリルして、ハーブのソースで飾ってね」
とだけ言います。
ハーブのソースもガーデンで摘み取って、ベリー公が手作り。
お皿の上にデザインとって、立体感とかも出して、美しく盛り付けするのはベリー公。

去年、グリルの機材を入れてから、料理もレベルアップしました。
うっかりウサギはサラダとデザート担当。

6月はズッキーニまつりです。
朝採りズッキーニは生でも食べれる、感動の美味しさです。

6月末からエアルームトマト、7月はフランスナス、8月はイボイボのフランスかぼちゃ。
どうか、今年の夏も台風の被害が少ないことを祈ります。

残りの人生のことについて考えます。
この10年はBerry'sLifeのために、お店を守るために全力で働いてきました。
仕事なのか趣味なのかわからない仕事なので
休みの日も1日仕事してますが苦にはなりません。

ただ、「売れる物」と「夢の物」、両方作らないといけないので
毎日時間に追われます。
5月末から、夕方1時間の水彩画を始めました。
長い間描いてないと、描けなくなるものです。
形にとらわれると、前に進まない。
また夏になると蚊が出たり、暑すぎるから、すぐにできなくなるけど。
毎日1時間、 「夢の物」作る時間取りたいです。
それは絵以外のこともありますが、作る時間。


今年の春のガーデンは今まで最高に綺麗だったかもしれない。
春の花が終わり、夏の花が少しずつ咲きはじめました。
お店はまだまだ大変なのですが、手入れの行き届いた美しいガーデンは
ベリー公の心の余裕を感じます。

うっかり日記、5月はうっかりお休み。
お店はぼちぼちでしたが、豆の収穫が忙しく、いろいろ考えること多く、
月末には「うっかり新聞」の締切に追われ、肩こりになりました。

5月末に42歳になりました。がーん。
32歳で開店して、12月で10年になります。

今日は、横浜から、これからベリー事業を立ち上げるTさんが見学に来ました。
ちょうど13年ぐらい前の私と同じ年齢で、こちらもよい刺激になり、
今月から、また、うっかり日記をがんばろうと思いました。

Faceｂookも今月から、ちょっとUPしはじめたので、
またお時間あれば、ごらんください。