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ベリー公のブルーベリー栽培方法-4
(自然の休憩所でのブルーベリー栽培) 

2006.10.21 初版
2010.12.05 最新改定
『日々是前進』
剪定
剪定ハサミの使い方
   
剪定ハサミは厚い押さえ刃と薄い切り刃があるので剪定するときは使う方向を間違わないようにする。園芸ハサミは両側から刃が入るので枝をはさみ込むようになり切り口の繊維が押しつぶされたようになる。剪定ハサミは片刃で一気に切れるので、切る方向さえ間違わなければ綺麗に切れる。逆手になったり切りにくい場合もあるが体の向きを変えたりして対応する。
上記3枚は正しい方向の切り方。ハサミの切り刃(上側の刃)が残す樹の側にあり、押さえ刃(下側)が剪定して切り捨てる側にある。右端の写真のように切り口が綺麗。

   
こちらは上記3枚とも間違った使い方。押さえ刃が残す樹の側にあり、切り刃が切り捨てる側にある。右端の写真のように押さえ刃で押さえた傷が付き組織が潰れるので、ウィルスなどが侵入しやすくなる。



花芽剪定
 
花芽を剪定して数を制限すると大粒で品質の良い実ができる比率が高くなる。まず、主軸やシュートからヒョロっと出ている上記のような花芽。細く短く花芽1~2個だけの枝。葉芽が付いていても1~2節。このような枝は全て除去する。


シュート先端の花芽の調整。花芽がまだ展開していない休眠期なら先端を剪定する。

 
剪定の時期が遅く休眠から覚め花芽が展開し始めていたら、先端を残し下方の芽を取って調整する。(花芽は先端から展開するので)



収穫
収穫適期
ブルーベリーの収穫は完熟を見分けながら ひとつづつ手で収穫する。ブルーベリーは追熟しないので樹上完熟させてから摘み採る。完熟果は品質劣化が早いので市場に出回っている国産ブルーベリー生果も完熟少し手前で摘み採っている。樹上完熟を味わえるのは摘み採り園などのブルーベリー農園に行くか自分で栽培するしかない。樹上完熟の極上果を味わえるのは栽培する人の特権だ。品種は多く、やはり品種により微妙に味は違う。品種数は200種以上と言われ、日本に出回っている品種数は120種類を超えている。ブルーベリーは 1年草の野菜や果実的野菜(イチゴ、メロンなど)とは違い、樹木で永年作物なので木が成熟(8年以上 最低でも 6~7年)するまで本来の果実風味や木の特性は判断できない。果実の品質、樹勢などの特性も 1品種数本、数年の栽培では判断しにくく、やはり同じ品種を多本数栽培して 6年以上経たないと評価しにくい。農産物は米、桃やリンゴ、イチゴ、野菜でも土壌条件や気候、作り手などによって味が全然違う。同じくブルーベリーも土壌条件、気候、作り手によって風味は違ってくる。
当店のお客様でも、輸入物のローブッシュで作ったジャムや一般洋菓子店で作っている輸入ブルーベリーを使ったブルーベリーケーキのブルーベリーしか食べたことがなく、ブルーベリーは「風味がなくあまり美味しいものではない」「酸っぱいだけで味がない」と思っている。そして、「それがブルーベリー本来の味」と思っている人が多い。夏の収穫期になると当店カフェで朝摘み完熟ブルーベリー生果をデザートやサラダ、ランチの付け添えで出しているが、「ブルーベリーってこんなに美味しいものだったの。」「今まで食べていたブルーベリーとは全然違う、こんなに大きくて甘くて風味豊かなのね。」「ブルーベリーの見方が変わりました。子供がブルーベリーを嫌いだったのですが、ここのブルーベリーは美味しいと言っていっぱい食べました。」などと言ってくれるお客さまが多い。

ブルーベリーの完熟の見分け方
   
完熟は果実の裏の果柄部分を見ると判断できる。果実全体が青く色付いてもまだ完熟ではない。果実全体が青く色付いても果実と果柄の間(離層)に赤いドーナツ型の輪がある。よく間違うところだ。「実全体が青く色付いてもまだ完熟ではない。」 ブルーベリーはこの状態で収穫すると酸味が強く、品種により苦い、エグイなどの不味い評価を下される。でもこの状態の実を冷蔵庫で2日くらい保存すると甘味がのった まろやかな味になる。が、それは甘味がのったわけでも まろやかな味に追熟したわけではない。保存することによって酸味が多少抜けて味や香りが淡くなっただけ。 この状態から樹上で追熟させることによって甘味がのる。
実の付け根を見て収穫 と言っても、果実が密に付き 実の付け根を覗けない場合も多々ある。その場合は一番色が濃く熟れていそうな果実を 2~3個犠牲にして採り 他の果実の付け根が見えるようにすると良い。ベリー公は今、果実の裏(付け根)を見ないで表から見て完熟を判断できるように技術を習得中。品種毎に完熟果と未完熟果の違いを覚える必要があるが、まず果実の色が青黒くなり膨れたように皮が張り詰め、鍔片のヒラヒラが後ろに反り返り、鍔あ部分が盛り上がってくる。などがある。(表からの収穫判断経験不足のため習得中)

  
上段の写真は離層が紺色のドーナツ型の輪になっている。この離層が紺色になると実が簡単にポロッと採れる。この段階が完熟で ハイブッシュ系はこの時点で収穫できる。ハイブッシュ系は実全体が青く色付いてから 3~4日後。ラビットアイ系はこの状態から さらに3~4日ほどしてから(実全体が青く色付いてから換算すると 7~8日後に)収穫すると、より糖度が増す。果柄の先(実の付け根)が紺色になると完璧。この状態まで実を付けて置ける環境が整えば申し分ない。 (但し、品種によりバラツキがある)

  
左:完熟まであと 7日(ラビットアイ) 中:完熟まであと 4~5日(ラビットアイ) 右:完熟まであと 2~3日(ラビットアイ)

  
左:クライマックス完熟サイン 中:ベッキブルー完熟サイン 右:ブライトウェル完熟サイン


樹上熟成 芳醇ブルーベリー
それともうひとつ、ブルーベリーは完熟果を摘み採らないで樹上熟成させると芳醇な風味になる品種がある。今まで試した中ではパウダーブルー、デライト、フェスティバルなどが良い。生食では味わうことのできない得も知れない芳醇な風味になる。デライトは生食で酸味があり風味豊な品種だが樹上熟成させることによって酸味が少し薄れキレはなくなるが、コクが増し味わい深い風味になる。パウダーブルーは樹上熟成させた風味はダントツ、まろやかで芳醇な香りが口の中いっぱいに広がる。ワイン? いや違う、もっとまろやかで風味豊だ。パウダーブルーは樹上熟成させると生食完熟時のパリッとした食感はなくなり、果汁が減るのでジューシーさはなくなる。デライトはパウダーブルーほどジューシーさはなくならないが、その反面 芳醇な味わいではパウダーブルーの方が上。ハイブッシュは熟成されなく腐敗するのが多い。ラビットアイで落果しにくい品種が良い。
  
上記の写真のように 9月末~10月中旬くらいまで置くと良い。写真はパウダーブルー(香川県で9月27日)



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写真撮影   同じ空の下で  平口 誠 
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