2004年 5月


 31日(月)     最低気温:22.5℃  最高気温:28.9℃ のち

梅雨入りしたようだ。休憩所の夏を告げる花、フェイジョアの花が咲き出した。花姿はホントに南国の花というイメージだ。


 30日(日)     最低気温:21.5℃  最高気温:30.8℃  時々

地区の市民運動会だった。年代別対抗リレーに出場した。それと障害物競走リレーにも出場した。休憩所の害虫ハンター特Aクラスのカマキリの子供たちがあちこちに居る。この子たちの活躍には毎年、感謝している。その他の害虫ハンター特Aクラスはニホントカゲたちだ。この子たちもたくさん居るので頼もしく思っている。
 


 29日(土)     最低気温:20.0℃  最高気温:28.0℃ のち  時々

会社のブルーベリー畑のスパータンが熟してきたので、早速試食用として5月6日に訪問したケーキ店に持ち込んだ。代表のパテシエが試食して第一声を発するまでの間、固唾を呑んだ。今までの仕事で施主に設計図を提案して○×の返答をもらうまでの瞬間、最後の詰めになって受注(契約)が取れるかどうかの返事を待っている瞬間、などとはちょっと違う心境で、こんな気持ちは初めて味わった。うちには娘はいないが、たぶん・・・大事な娘を嫁にだすときの心境ってこんなのかもしれない、と思った。「う〜ん、美味しい」と言っていただきOKをもらった。これで今年の自然の休憩所の実、会社の畑の実の全ては、こちらのケーキ店に納品されることになった。第1回目の納品は来週中〜末になりそうだ。


 28日(金)     最低気温:17.7℃  最高気温:28.4℃

休憩所のブルーベリーの初収穫はウェイマウス(左)とポラリス(右)だった。数粒づつ収穫した。後に続きそうなのはアーリーブルー、デューク、クロータン、ダローかな。ポラリスはウェイマウスより小さく中粒だが甘みはウェイマウスより強い。
 


 27日(木)     最低気温:17.6℃  最高気温:27.8℃

暑かった。休憩所のクレマチス、エトワールローズが咲きだした。このベル型カールがお気に入りだ。毎年、冬期には地上部が枯れて根だけで冬越しする。春、芽を出し蔓が伸びて花を咲かせる。蔓の伸びの勢いに圧倒させられる。
 


 26日(水)     最低気温:16.2℃  最高気温:26.6℃

カラッと晴れて気持ち良い。ヤシガラチップマルチはこんな感じ。大きさもちょうど良くいい感じだ。
 


 25日(火)     最低気温:15.3℃  最高気温:26.9℃

ユスラウメを収穫した。甘酸っぱくて懐かしく、少年に戻れる味だ。ボイセンベリーの花が開花した。ほんのり淡いピンクが可愛くて、花姿は美しい。
 


 24日(月)     最低気温:14.0℃  最高気温:26.9℃

休憩所のアジサイ、スミダの花火が咲いた。ブルーベリーの実の緑と赤のコントラストが美しい。写真は右がエイボンブルー、左がサンライズ。ユスラウメの実が熟してきた、明日は収穫できそうだ。
   


 23日(日)     最低気温:15.3℃  最高気温:25.9℃

休憩所で朝の8時から夕方8時前まで作業をした。家に入ったのは昼食の20分くらいだけで、あとは休憩所で地植えブルーベリーのマルチの補充と剪定、鉢植えブルーベリーにもマルチを施した。マルチは鉢植えにはハムスター用のオガクズ、地植え株にはバーミキュライトとラン用のヤシガラチップとどちらにしようか迷ったが、ヤシガラチップにしてみた。従来は製材屋さんでもらってくる樹皮チップだが、試しに少し変えてみた。バーミキュライトも良いと思うが風で舞い散ってしまうのではないかと思う。小豆島で両備運輸がブルーベリーの苗木を800本、昨年(2003年)2月に既に植付けているそうだ。海水浴客目当てに始めたらしい。毎年5000人が阪神地区から訪れるようだ。


 22日(土)     最低気温:18.5℃  最高気温:26.5℃  時々

休憩所のゼフィランサス(サフランモドキ)が咲き出した。花の大きさは変わらないが、年々、数が減って色が薄くなっているような気がする。


 21日(金)     最低気温:15.6℃  最高気温:25.8℃  時々

休憩所の東端、以前ブルーベリーの鉢を置いていたブロック際の棚の下にアシナガバチが巣を作っていた。そんな所よりもっと良い所あるだろうに、あそこの方が良いだろう、と思っても、所詮は人間の的を外した考えで自然生物の作る今の所が理に適っているのだろう。ツバメの巣だって、もう少しこちら側の方が良いだろう。とか、蟻の巣だって、何でこんな所に、って思うけど、人間にはわからない何かがあるのだろう。ベリー公も、もっと自然に帰って、野生の感性、自然の勘を養いたい。


 20日(木)     最低気温:15.1℃  最高気温:18.1℃

梅雨入りしたかのような雨だ。気温も低く良くない気候だ。休憩所のスパータンの調子が悪くなってきた。花の後、実が実らない。花も例年より小ぶりだった。蜂が来ていたので受粉はちゃんとしているが、実にならない。モリニア病(実腐れ)だろうか。
 


 19日(水)     最低気温:14.7℃  最高気温:18.5℃  時々

休憩所で綺麗に咲いているバラは今のところロココだけだ。他のバラは虫害でかわいそう。管理の悪さがうかがえる。軒下に置いていたラビットアイブルーベリーの鉢土が乾いていた。朝、水やりの時間がなかったが、今日は雨が降りそうなので鉢を雨が当たる所に移動した。


 18日(火)     最低気温:18.4℃  最高気温:22.2℃  時々

最近、通勤はJRから車通勤になった。毎朝走る道沿いにバラを綺麗に咲かせているお家がある。うちのバラは虫害だらけでいっこうにうまく咲かない。このお宅はピエールドゥロンサールがメインでその他各種バラがある。


 17日(月)     最低気温:19.3℃  最高気温:25.7℃ のち  時々

昔の日本の民家に「たたき」というものがあったが、この「たたき」はカツオのタタキではなく、民家の床土(土間)に使われた材料のことだ。セメントでもアスファルトでもない。土と消石灰を練って敷き詰め、板などで強く叩いて締め固める。セメント並みの強度があり水が浸み込み、土に近い性質を持つ。早稲田大学教授の中川武氏やINAXの基盤技術研究所の前浪洋輝氏らの手によって、この日本の「たたき」がカンボジアのアンコール遺跡の修復に生かされた。今、日本でも見直され、東京都昭島市田中町の多摩川遊歩道で採用された。これからも建物の壁材料や土間の床材として流行りそうな気配がする。


 16日(日)     最低気温:18.3℃  最高気温:22.3℃ のち

休憩所の近くの空き地(畑にしている)でオオキンケイギクが花盛りだ。数年前、休憩所にもコボレ種で発芽して華やかに咲いていたことがある。花首が細いが風にも強く、切花にしてもシャンと立って持ちも良い。いっせいに咲く黄色い花は鮮やかで華やかさがある。


 15日(土)     最低気温:14.8℃  最高気温:24.5℃ のち

琴平町に、さぬき「こだわり市」という農家直接販売店があるが、その店の建物横(敷地内)にブルーベリーの大型鉢植えが10鉢あった。車で通りかけに横目に付いて見てみると、ラビットアイのホームベルのようだが良く育っている。この実が熟せばここの店で販売するのだろう。夏、その頃もう一度たずねてみたい。


 14日(金)     最低気温:17.7℃  最高気温:25.1℃

ラディッシュの葉の上にキリギリスの子供がいた。口に何か付けているので、何だろうと思い良く見ると青虫の糞だった。間違って付いたのか、食べようとしているのかわからないが、可笑しかったので笑ってしまった。


 13日(木)     最低気温:19.6℃  最高気温:21.7℃

ポテンティラ・レクタイエローの花びらは綺麗なハート型。散った花びらを見ると思わず微笑んでしまう。この花は種蒔きから育てたがコボレ種でどんどん増える強健種だ。そこらかしこから雑草のように生えてくる。通路の際に生えたものは邪魔になって抜くほどだ。花型もよく色も綺麗だが、花もちが悪くすぐ散ってしまうのが惜しい。


 12日(水)     最低気温:16.4℃  最高気温:26.0℃

朝、休憩所に出るとスズメバチがまつわりついて来た。ブーンと来たので初めはマルハナバチだと思ったがスズメバチだったのでちょっと、ギョットした。少し移動するとそのままついて来る。今度は気づかれないように玄関の方に移動してもしばらくしてまたついて来る。刺される雰囲気はなかったのでこわくないが気持ちの良いものではない。離れて飛び去ったのを見定めてから休憩所に戻った。スズメバチには刺されたことはないがアシナガバチに刺されたことは子供の頃に1回だけある。今まで不思議なことに毛虫類にも刺されたことはない。でも今日、蚊に刺されて血を吸われた。昨日、一昨日の風でアグロステンマの草姿が少し乱れた。でもまだ、行儀悪く寝そべっているものはいない。アカンサスモーリスの花穂が伸びない。花が咲いてきているように見えるが、ここまででもう伸びないのかなあ。
 


 11日(火)     最低気温:17.6℃  最高気温:26.6℃

今日から半袖シャツに衣替えをした。でも早い人は4月の終わりから半袖を着ている人がいる。善通寺市が「花のまちづくり」として休耕田で試験栽培に取り組んでいるルピナスが満開になったそうだ。その他にネモフィラ、ジャーマンカモミールなど7農家が5種類の花を育てている。場所は善通寺市吉原町。


 10日(月)     最低気温:18.1℃  最高気温:25.3℃  時々

休憩所のフウロソウ、3種類が、これからが盛りと花首を持ちあげ咲いてきた。一重のこうような花型がどうも好きなようで、バラも一重に目がとまる。八重の花や花びらが多いのも美しいが、休憩所にはシンプルにスキッと咲いている型の花が多いなあ。
  


 9日(日)     最低気温:17.2℃  最高気温:22.6℃  時々

休憩所のバラ(ゴールデンボーダー)はツボミを付けるとクロケシツブチョッキリゾウムシに花首を食害されこんな風になる。他家のバラは綺麗に咲いているが、この虫がいないのだろうか。この虫は予防や駆除はその時だけで、他から飛んでくるので根滅できない。クモのような益虫に狩りをしてもらうしかない。今年も昨年に続いてオトシブミも多く、ユリカゴがいくつもある。
  


 8日(土)     最低気温:13.4℃  最高気温:26.1℃

休憩所のクランベリーの花が咲いてきた。街の樹木の緑がとても綺麗だ。クスノキ、ケヤキ、サクラ・・・どの木も葉に艶があり耀いている。今、特にクスノキが美しい。淡緑に耀いた葉に淡黄緑の花の色が混ざり、ハッと目を奪われる。
 


 7日(金)     最低気温:13.2℃  最高気温:28.2℃

休憩所のチャイブ(ハーブ)が咲いた。このハーブはネギ代わりに使え香りが良いので重宝する。バラのロココが咲いた。待ちこがれたバラの花。ロココは虫害も少なく綺麗に咲いた。他のバラは虫害がヒドイ。香澄やフレンチレースなどは可哀想なものだ。ロココは休憩所の中ほどにあるが他のバラは道路沿いに居るので虫の被害に合いやすいのかな。
 
チャイブ            ロココ                   香澄              フレンチレース 


 6日(木)     最低気温:11.2℃  最高気温:24.1℃

ブルーベリーの生果の売込みで、友達が紹介してくれた、とあるケーキ店に行った。なんとか納品できる運びになったが、まだ試食品もない状態なのでどうなるかわからない。6月になってハイブッシュブルーベリーが収穫できた時点で試食納品してOKならば、継続納入できそうだ。現在ここのケーキ店はブルーベリーを輸入物に頼っている。でも店のポリシーで冷凍果は採用しない。材料に拘りを持っている店は、こちらの拘りを理解してくれて、それを付加価値に変えられる。


 5日(水)     最低気温:14.7℃  最高気温:22.7℃  のち

『立夏』
徳島県の鳴門に行って来た。大鳴門橋の下に海面から45mの高さに造られた渦潮見物用の遊歩道「渦の道」がある。遊歩道の床面に所々、ガラスを嵌め込んだ覗き窓がある。春の大潮は過ぎていたが迫力ある渦潮が見れた。釣りをしていた頃は釣り船で渦潮の横を通りながら見ていたが、船から見るのと展望所から見るとのでは迫力が違う。自然の力はスゴイ。


 4日(火)     最低気温:18.2℃  最高気温:21.7℃  時々

連休の中日の雨、バカンス中の人にはあいにくだったろう。休憩所のブルーベリーの実は一段と大きくなってきた。ブルーベリーにアブラムシがいたが、てんとう虫の幼虫もいたので潰さずに置いておいた。バラのチュウレンジバチの幼虫は一列に行儀正しく同じ方向に並んでいる。
 
シャープブルー        ウェイマウス


 3日(月)     最低気温:17.6℃  最高気温:24.2℃  時々 のち

雨が降るかと思ったら日中は降らず、夜になったら雨になった。近くの水田に水が入っているので夜はカエルの合唱が聞こえる。ポテンティラ・レクタイエローが咲いた。この花の黄色は何ともたとえようのない淡いレモンイエロー。休憩所の5月の花、玄関横のハコネウツギが咲き始めた。咲き始めは純白。メバルの茶漬けを食べた。かけるお茶を番茶にしようか緑茶にしようか迷ったが、御飯の上に乗せる切り身を取った残りのアラ(頭や骨)でとった、出し汁をかけた。
 


 2日(日)     最低気温:14.7℃  最高気温:22.5℃

蒸し暑かった。家の中の季節替え、衣類の入れ替えをした。昼過ぎに友人のO氏から電話があった。鳴門に釣りに行っていたので、少しお裾分けを持って行く。と言って、メバルを12尾、持って来てくれた。本当に、いつもいつもありがとうございます。さっそく刺身とお汁にした。1日で食べ切れなかったので、残りは明日、メバル茶漬けにして食べようと思う。メバルの刺身は美味しい。でもメバルの刺身は釣った魚でないと美味くない。釣り人だけの特権。


 1日(土)     最低気温:15.8℃  最高気温:25.5℃  時々

『八十八夜』
休憩所に新しいブルーベリーがお嫁入りに来た。ラビットアイ系のオレゴンブルーだ。千葉県のブルーベリー栽培のお仲間の方が、仕事で大阪に転勤になり転勤先のお住まいのベランダに全てのブルーベリーが置けないので、ぜひ育ててください。と、ご好意で送ってくれた。ご好意に甘えて引き継いで育てさせていただくことにした。持っていない品種だったので、とても嬉しい。でも枯らしたら、えらいこっちゃな。



by Berry公