2006年 6月


 30日(金)     最低気温:23.8℃  最高気温:28.5℃ 時々

ホワイトカラントが綺麗。レッドカラントもそうだがカラントは耀いていてホントに綺麗。休憩所にいるホワイトカラントの品種名はわからないが、実の色は品種によるのだろうか、透明に近い色、クリーム色の子がいる。ピンクの種が透けて見えるのは同じだが。アロニアの実も色付いてきた。


 29日(木)     最低気温:22.5℃  最高気温:31.7℃ 時々

日記の最低気温と最高気温の表示は今までは高松市の気象台発表の気温を転記していたが、今月からさぬき市の隣 東かがわ市で気象台が観測した気温を転記している。やはり人口やビル・建物が密集しコンクリートやアスファルトなどの照り返しがある高松市に比べて、土が多く 海風が吹く地方は2〜3度低いようだ。ハイブッシュブルーベリーは実全体・果柄の付け根まで青くなってから 品種により 3〜5日で完熟になり、その完熟度の判断は果柄を見ればできるのだが、ひしめくように密集したクラスタで生る品種の場合は実の裏の果柄部分を覗けない。実の裏の果柄の部分を覗き込まないで実の表を見て判断できないかと修行中。実の膨らみ、実の色などである程度は出来だしたがまだまだだ。


 28日(水)     最低気温:22.2℃  最高気温:29.1℃ 時々

ハイブッシュ系のネルソン、ブリジッタ、コビル、ハーバートが収穫期に入った。これで休憩所にいる全てのハイブッシュ系が収穫期に入った。ブルーベリーの生長過程の収穫量は品種にもよるが、平均 年々 倍々で増えていく。休憩所では成樹になっている樹は少ないので昨年の収穫量の倍は採れるはず。実際、今のところ昨年の倍以上採れている。実の味も昨年より格段にアップしている。昨年は用土実験や肥料実験をしていた株が多くて過酷な状況にあったからかもしれない。


 27日(火)     最低気温:22.1℃  最高気温:29.6℃

農園の収穫区画のブルーベリーに簡易の防鳥網を張ったので鳥の心配をしないで収穫できる。完熟まで待って収穫しているが、昨日 一昨日の雨でスターは裂果が多かった。ハイブッシュ系はダローも収穫期に入った。


 26日(月)     最低気温:20.3℃  最高気温:24.0℃

朝起きても 昨日の余韻がまだ残っていた。し残した片付けをして掃除をした。昨日は楽しそうにお客様が座っていたテーブルも誰も居ないと さびしそうだ。


 25日(日)     最低気温:19.6℃  最高気温:22.4℃

あいにくの雨の降る日だったけど、何とか初日の開店に漕ぎつけた。Berry's Life カフェにとって最初のお客様をお迎えしドキドキ、緊張しながらのおもてなし。行き届かない点ばかりで 失礼はなかっただろうか、料理やデザートは喜んでいただけただろうか、全体的に満足していただけただろうか・・・不安がつのる。でも お客様の美味しそうに食べる姿。「美味しい。」と言ってくれたので疲れも吹っ飛ぶ。A時間 6名、B時間 4名のお客様をお迎えして、美味しいという笑顔に いっぱい出会えた。よかった。。


 24日(土)     最低気温:20.2℃  最高気温:27.0℃

携帯電話は機種を変えたので使うのは問題ないが、前携帯のアドレス帳データーが復帰できない。今日まで水に濡れた前の携帯を乾かして置いて またショップに持っていってみたが、やはりダメだった。携帯にしか入れていないメールアドレスや電話番号も多くあり、かかって来た方が番号でどなたかわからない、かけたい方の電話番号がわからない。いろんな方にご迷惑をかけるばかりだ。明日はBerry's Life 自宅カフェのオープンなのでその準備、仕込みで てんやわんや。庭の草を抜き、手入れをし 鉢植えを寄せ鉢風に並べてレイアウトした。思うようなところまでできないが精一杯やった。


 23日(金)     最低気温:19.3℃  最高気温:22.8℃ のち

携帯電話が昨日の雨で濡れて再起不能になったので、機種変更をした。昨日から電話もメールも繋がらず音信不通。画面が表示されないので役を果たさない。アドレス帳などデーターもエラーがでて新しい携帯に移行できなかった。白紙の携帯電話は持ってるだけで盲目と同じだ。デジカメの画面も濡れて表示されなくなった。


 22日(木)     最低気温:19.3℃  最高気温:23.4℃

一日中雨だった。雨は水やりの心配がないのでいいが外作業ができない。でも、そうも言ってられないので雨の中カッパを着て農園作業をした。23〜24日は、25日(日曜日)の自宅カフェのお客様をお迎えするための準備をしなければならない。いままでイベントやインターネットショップでの販売だけだったので、店としては初めてのお客様になる。正式な実店舗ではないが、Berry's Life にとって第一号の大切なお客様。「自宅でやってるから」と下手な言い訳はできず、気を抜けない。


 21日(水)     最低気温:21.4℃  最高気温:31.8℃

『夏至』
TVカメラが自然の休憩所にやって来た。と言っても民放ではなく、ローカル中のローカル、さぬき市のケーブルTVだ。1時間半に渡ってインタビューやカメラ収録をした。放送時間は13分程度。番組名は『がんばってますグーリンライフ』 6月25日から一週間、6:30〜、13:00〜、19:30〜、一日3回 放映される。地元さぬき在住の方は また見てください。


 20日(火)     最低気温:18.6℃  最高気温:28.7℃

夜、家に帰ったら水切れで葉が全て寝てダラ〜っとしていたので、「ごめん。ごめん。」と言って水をやった。すると見る見る間に葉が一本、二本と首を持ち上げ 2時間もかからない間に全ての葉が首を持ち上げシャンとなった。人間や動物を育てるのと違う生命の神秘を感じる。種から芽が伸び、葉が伸び、花芽からツボミ、花が咲き、実が生る。それぞれの変化が植物に出会えてよかった。植物を育ててよかったと思える瞬間。自分も頑張ろうと思える瞬間。植物に関わっていると やりたいことなど夢は尽きない。いつも植物から元気をもらっている。現在取引させてもらっている菓子原材料、包装資材、機械器具などの卸会社 (株)ヒラタのフードフェアが岡山であったので行って来た。一同に菓子業界のメーカーが集まったフェアは初めてだった。勉強にもなったし楽しかった。


 19日(月)     最低気温:19.6℃  最高気温:30.4℃

休憩所で夏の花が咲いているが 長い間、手を入れずにほったらかしにしていたので荒れ放題になっている。いくら自然のままの状態にしている 自然の休憩所 とはいえ、このままではマズイ。今度、お客様をお迎えするまでに ある程度、手を入れないといけない。


 18日(日)     最低気温:19.6℃  最高気温:26.4℃ 時々

ブルーベリー・ペンダーの鍔片が後ろに反り返り 実に張り付いたまま熟してまった。変なの・・・これも品種特性かな。今日は大事なお客様が家族でみえられた。来週から自宅カフェを開催するが、その前に自分たちの経験を得るために協力してくれた。本番と同じ設定で、一通りコースを流してみた。やってみると反省点や改良点が浮き彫りになってきた。来週の開店までに克服し万全でお迎えしたい。


 17日(土)     最低気温:17.3℃  最高気温:22.3℃ のち

休憩所の玄関横のクレマチス・ブルーエンジェルが咲き揃ってきた。クレマチストにとっては嬉しいかぎりだ。やはり年々株が大きくなって花数が増える。ブルーベリーも同じだがある程度になるまでは年数がかかる。一年草以外の花も木も一緒だ。明日は大事なお客さんが来られるので玄関横でブルーエンジェルが温かくお出迎えしてくれるだろう。


 16日(金)     最低気温:18.9℃  最高気温:26.4℃ 時々

ハイブッシュブルーベリーがまとまって収穫できた。毎日 摘んで食べながらハイブッシュの完熟の時期の観察をしているが、実全体(裏側の果柄の付け根まで)が青く着色してから 品種にもよるが平均4日後くらいが完熟のようだ。ラビットアイはもう少し日数がかかると思うがハイブッシュの場合は3〜5日の間が多い。レッドカラント、ホワイトカラント、ブラックカラントを少量づつ収穫した。やはりレッドカラントとホワイトカラントはキラキラ耀いて綺麗。カラントたちがいっぱい収穫できるようになりたいものだ。


 15日(木)     最低気温:21.0℃  最高気温:24.3℃

自然の休憩所にRNCラジオ 『情報てんこもり ラジオでDON』 のラジオカーとレポーターの白井さんが来てくれ、レポートしてくれた。完熟ブルーベリーのスパータン、ブルーゴールド、オニールの摘みたてを生で味わってもらい、その後 ブルーベリーとラズベリーのプチタルトを食べてもらい中継してもらった。ラジオだから映像は映し出せないが、白井さんの巧みな表現力で ブルーベリーの魅力、フレッシュブルーベリー、農園のベリータルトの美味しさを上手く伝えてくれた。 


 14日(水)     最低気温:18.8℃  最高気温:29.5℃ 時々

休憩所のブルーベリーが一気に色付いてきた。上段左からブルーゴールド、チペワ、デューク、下段左からミェーダ、ミスティ、スパータン。今日の初収穫はオニール、ミスティ、ジュウエル、ブルーゴールド、ナイトジェム、ブルーレカ、スター、ミェーダ、チペワ、ノースブルー。




 13日(火)     最低気温:19.6℃  最高気温:29.4℃ 時々

ラズベリー類が昨年より多く採れている。今日の収穫はレッドラズベリー各種とファールゴールド、タイベリー、ローガンベリー。写真で大実の黒っぽく写っているのはタイベリー・メジナ。タイベリーの実の色は苗木カタログやネットで見ると、赤実の写真が多いが、赤実から樹上でしばらく置いて赤黒く完熟してから収穫すると風味がよく美味しい。タイベリーより小さくラズベリーより大きく黒赤紫色がローガンベリー。ローガンベリーも同じで赤実で収穫しないで しばらく置いて黒っぽい赤紫色に熟してから収穫するとよい。ローガンベリーは休憩所では今年が初収穫だが、評判とおり風味がよく美味しい。香りが素晴らしい。元気もいいので、ぜひ殖やして量産したい。
6月15日(木曜日)RNCラジオ、『情報てんこもり ラジオでDON』に生出演します。ラジオカーが自然の休憩所に来て取材してくれます。放送時間は たぶん13時くらいから。昨年も取材に来てくれて生放送に出演しましたが、今年も来てくれます。


 12日(月)     最低気温:18.1℃  最高気温:26.1℃ 時々

北海道の方からいただいた野生イチゴはエゾクサイチゴだと思っていたが、よく調べてみるとエゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー)だった。エゾクサイチゴとエゾヘビイチゴの違い。これは うちにとっては掘り出しものだ。北海道の野生のワイルドストロベリーなんて。スゴイ。こちらの方が願ったり叶ったりだ。いいものを頂いた気分。ワイルドストロベリーは何株か持っているが、種を蒔いたか 苗を購入したものだった。


 11日(日)     最低気温:18.3℃  最高気温:22.9℃ 時々

自治会の草刈り一斉清掃だった。水路や道路際、法面、公園や緑道などの草を刈って樹木を剪定する。今日は子供たち二人に行ってもらった。その間、家事をしたり請求書処理や台帳、伝票処理をした。午後から子供たちと農園仕事に出掛けた。ペンダーのガク片が反り返って実にくっ付いて 面白い形になっていたが、実が膨れるに連れて離れてブルーベリー本来の姿になってきた。


 10日(土)     最低気温:15.6℃  最高気温:23.2℃

ブルーベリーの今年の初収穫、一番果はデューク、トロ、スパータンだった。ブラックカラントが始めて房になった。タイベリー・メジナとローガンベリーも収穫した。ローガンベリーは期待した通り、香り高くジューシーで美味しい。タイベリーによく似た味だが香りが違う。


 9日(金)     最低気温:17.1℃  最高気温:24.5℃

やっと数品種のブルーベリーの実が色付いてきた。早生品種のウェイマウスとアーリーブルーは一挙更新で刈り込んだので今年の実は無い。例年ならいつも一番果レースに名乗りをあげているシャープブルーはまだ色付いていない。今、色付き始めた品種はデューク、トロ、ミェーダ、チペワ、ノースブルー、スター、リベイル、スパータン、クーパー、ジュウエル、オニール、エチョータだ。その内 収穫時期になっているのは デューク、トロ、スパータンかな。写真はハーブのチャイブとブラックベリーのエバーグリーンの花。


 8日(木)     最低気温:17.7℃  最高気温:24.4℃ のち

四国地方が梅雨入りした。
休憩所の夏の花、フェイジョアが咲いた。今日は夕方から雨になり涼しくなった。少し寒く感じるくらい。クレマチスのプリンセスダイアナが咲いた。カタログで見て決めたが、写真より実物のほうが美しい。ツボミの形もシャープで、花はキレのある可憐な姿。名前のとおりだ。


 7日(水)     最低気温:16.2℃  最高気温:29.1℃

先日、オオキンケイギクの種を採って農園に蒔こうと言ったが、「オオキンケイギクは『特定外来生物』に指定されている。」と わざわざ お客様が教えてくれた。特定外来生物とは、海外起源の外来生物であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されていて、保管、飼育、栽培、運搬、輸入、野外へ放す、植える、蒔く ことが禁止されている。魚ではバス、ブルーギルなど、植物ではオオキンケイギクの他にミズヒマワリ、ナルトサワギク、オオカワヂシャなどが指定されている。調べてみると他に動物など いっぱい指定されている。特定外来生物の一覧(環境省抜粋) 知らなかった。危ないところだった。教えていただいた方に感謝!


 6日(火)     最低気温:17.7℃  最高気温:27.5℃

『芒種』
ハーブのルー(左端)の花が咲いた。相変わらず変わった花だ。色は違うけど形は少しアセロラの花に似ている。ヒペリカム(左から二番目)も咲きだした。黄色の花は鮮やかで綺麗だ。アジサイの墨田の花火が咲きだした。もうすぐ梅雨入りかな?



 5日(月)     最低気温:18.3℃  最高気温:27.5℃ 時々

ジューンベリー、ラズベリー(インディアンサマー、ファールゴールド)、桑の実、ユスラウメを収穫した。うっかりウサギとカフェメニューの打ち合わせ、試作をした。メニューと品数がほぼ決まってきた。



 4日(日)     最低気温:16.4℃  最高気温:24.1℃ 時々

ラズベリーのインディアンサマーとファールゴールドが熟してきた。マルベリーも黒くなってきた。ラズベリー類はもっともっと殖やしたい。


 3日(土)     最低気温:16.4℃  最高気温:26.7℃

ブルーベリーは まだ青くならない。例年なら もういくつか収穫していたのに 今年はずいぶんと遅い。ジューンベリーを初収穫した。ジューンベリーの昨年の初収穫は6月1日だから、ほぼ同じくらいだな。ユスラウメがルビー色に輝いて美しい。白実ユスラウメも熟してきた。


 2日(金)     最低気温:17.1℃  最高気温:25.2℃

近年、オオキンケイギクをよく見る。数年前、休憩所でも種蒔きをして育てたことがあるが群集して咲くと見事だ。川の土手や山の斜面、道端、草むらなど群集して咲いているのを 今年は特に目につく。アスファルトの割れ目にも生え、野草化している。花付きもよく、花首もしっかりしている。細い茎だが風にも雨にも強く、行儀悪く寝そべったりしなく シャンと立って風に靡いている。ワイルドフラワーの素質じゅうぶんだ。北アメリカ原産の帰化植物でキク科の宿根草。今年は道端に咲いているところから種を採ってきて、農園に蒔いてみようと思う。他に桃色昼咲月見草とカラミンサの種も農園に蒔こうと思う。


 1日(木)     最低気温:16.0℃  最高気温:26.8℃

ブルーベリーの昨年伸びたシュートを切って断面の年輪を見てみた。普通の木の年輪は一年に一輪だけど、ブルーベリーはくっきりした年輪ではないが4輪あるように見える。これは春、夏、秋と年に三回シュートが伸び、それに合わせて太るからかな。



by Berry公