2007年 10月

ブルーベリー苗木 予約受付中。
ブルーベリーの苗木の予約販売を開始します。多品種 少本数ですのでお目当ての品種がある場合はお早めにご予約ください。発送は 11月から順次行ないます。
現在の在庫状況( 23日現在)


栽培資材、肥料、栽培用土等 新商品発売中

 31日(水)   時々 

挿木床から鉢上げするときに 絡んだ根がうまく処理できずほとんど根がない状態で鉢上げした株は、その後鉢増ししても新芽が出ず伸び悩んでいた。この夏、少量のピートモス+CoCoファイバーとパーライト、半々の治療用土に植替えて養生していたが、やっと回復し新梢を伸ばしだした。やはりココヤシ用土を使い 軽く、涼しく、風通しを良くしてやるといいみたいだ。



 30日(火)   時々 

来月からの苗の発送の準備のため、ポット苗の草を抜き、手入れを始めた。


 29日(月)   時々 

愛媛県のブルーベリー栽培仲間に椿油かすのサンプルを送っていたが、その結果報告の電話があった。結果は◎、完璧だった。自分の結果だけよりは、自信が持てるし安心した。


 28日(日)

素晴らしい天気だった。秋晴れだ。雲一つない秋の青い空を見上げていると、何か良いことありそうな気になる。


 27日(土)   のち 

朝一番で、CoCoチップ、CoCoファイバー、ブラックCoCoなどが入荷した。5tコンテナ満載で入荷したので、置場がいっぱいになった。昼から発送の土作りをしていると、うっかりウサギがブルーム君を連れてやってきた。やってきたかと思うとすぐに「ほんだらね〜」 と帰った。 「???」・・・


 26日(金)   時々 

昼頃、雨が土砂降りになった。


 25日(木)   時々 

椿油かす は農家の間では昔からよく使われていたそうだ。肥料成分のNPKはほとんどないので肥料効果はないが、植物の活性化、肥料の効きを良くする作用があり、葉物野菜に葉面散布すると青々した瑞々しい野菜ができるようだ。椿油かすを施しても野菜に悪影響はないし、その野菜を食べる人間にも悪影響はない。元々サポニンは大豆やゴマ、茶などに多く含まれ、多くの植物は大なり小なり このサポニンを含有している。椿の種子にはサポニンが多く含まれている。エラ呼吸、皮膚呼吸している小動物にはサポニンの作用で麻痺を起こし呼吸できなくなり窒息死するので絶対に水路、川、池などに流さないことが大事だ。サポニン効果期間は 5〜7日。残留効果は無い。


 21日(日)   時々 

夏を過ぎてハーブの育ちがいい。レモンバーベナにも花が咲いてきた。このハーブは寒さに少し弱く、霜に当たると枯れる場合がある。夏には強くこちらの暑い夏でも平気だ。ブルーベリーのポット苗の枯れた株の根の調査をした。コガネ幼虫、水切れなど大体の原因はわかっているが、土を崩して根の調査をした。ミスティーは幼樹の場合は地際の剪定は避けたほうがいい。といわれるのは本当だった。切口から菌が進入し枝枯れを起こして株が枯れてしまう。



 20日(土)   時々 

風が強く冷え込み、寒かった。そんなに強く吹かなかったが、冬の季節風みたいな風が吹いた。
発送業務の不手際が続いた。間違って注文したり、注文したと思っていたものがしてなかったり。。すみません。
最近、うっかりウサギも忙しくて長い間、農園にこなかった。用があって来てもすぐに帰っていたが、今日は久しぶりに農園作業をした。夏に種を蒔いていたハーブのポット上げをした。終わると 「ほんだら 帰るね〜。」 と風の如く去って行った。


 19日(金)   時々 

久しぶりの雨だった。今日は朝から夜まで発送作業。用土や肥料をお買い求めのお客様が増えたので一日中、ピートモスなどの重い物を持ったり運んだりした。オリジナルの用土はブレンド比を見直したが感覚が掴め納得のいく土が一発でできるようになった。ブレンドするとき、北海道産ピートモスの長繊維を一番に入れるのだが、その時の北海道産ピートモスの繊維の状態によって、後の用土の若干の増減のサジ加減が感覚でできるようになった。


 18日(木)   時々 

朝夕は冷え込むようになったので、夜は湯豆腐をした。お茶も冷たい麦茶から温かい玄米茶に変えた。徳島産のスダチがあるので、スダチを絞って小豆島産のだし醤油で食べると上品な湯豆腐になる。ベリー公はスダチやレモン、柚子やダイダイ、カボスなどの酸っぱい中に香りがあって風味豊なものが大好きだ。ミカンもコタツで食べる時期の皮の黄色いミカンよりも、今頃の皮の青いミカンの方が好きだ。皮を剥くときにミカンの良い香りがして美味しい。バナナは黄色くなってから更に黒くなっているほうが体に良い物質が多くなるようだが、バナナも皮に少し緑の残っている方が香りが良くて実も硬めなので好きだ。ブルーベリーは甘酸の微妙なバランスや風味が品種によって違うので面白い。


 17日(水)   時々 

朝起きると少し前はカーテンを開けていたのだが、朝起きると電気を付けるようになった。夜中と朝は冷え込んで寒いくらいだ。薄手のジャンパーが必要だ。昼間の2〜3時間だけは作業をしていると少し暑く感じる。


 16日(火)   時々 

タキイやサカタ、おぎはら植物園などに注文していた秋の花苗が各所から届いている。リトルフォレストの花苗を始めて買った。今年はおぎはらへの注文は早くにしたので苗が届いたのも早かった。おぎはらの、ほとんどの苗は自家栽培だが、年々 株がしっかりし品質が良くなってきている。


 15日(月)   時々 

ニッポン緑産からカタログが届いた。今年からブルーベリーのカタログが別冊になり2部になった。ブルーベリーのカタログには他ベリー苗も載っていてブルーベリーの苗にいかに力を入れているのかがわかる。最近のブルーベリーの新品種は北部ハイブッシュが極端に少なく、ラビットアイや南部ハイブッシュが多い。近年の南部ハイブッシュの新品種はアメリカ国内での病気に強く栽培がしやすい品種の開発がされ、機械収穫、輸送に耐えるために 皮が堅く実がしっかりしている品種が多い。日本のように収穫は手摘み、摘みとり園などが多いところでは必ずしも新品種に踊らされることなく、摘んですぐ食べるので 皮が薄くジューシーで食味の良い品種を選んだほうがいい。休憩所のように自園の実をその日のデザートとして提供するような店でも食味重視の方がいい。食味重視だと古い従来品種の中にいっぱいある。出荷を主体にしている園では輸送に耐える皮が堅く実がしっかりしている品種がいい。ブルーベリーを使ってどのような経営をしたいかによって導入品種はまるっきり違ってくる。趣味栽培なら品種コレクターと食味重視と二つに分かれるかな。


 14日(日)   時々 

セイダカアワダチソウが咲き始めた。朝夕の冷え込みが強くなってきたし、昼間でも木陰に吹く風は半袖では少し寒く感じるようになってきた。このぶんだと秋の種蒔きは時期を逸してしまったかもしれない。今季は種を蒔かなかったほうがいいかもしれない。これからまた忙しくなるし あれもこれもと欲張ると自分で自分の首を絞めるようになる。どれも中途半端でいい加減になって全部が共倒れになってしまう。一歩一歩、焦らず着実にこなしていきたい。みのもんた みたいに睡眠時間が 3時間でいけるようになるといいんだけど。でも彼ら芸能人は夜の睡眠時間が 3時間でも移動の車の中とか収録の合間の数十分の時間でも仮眠しているのだろう。ベリー公も「ちょっと休憩」と椅子に座ると知らない間に 5分〜10分と眠ってしまうときがある。



 13日(土)   時々 

イノシシ出現。チップを綺麗に掘り耕している。ブルーベリーの木は無事だが畝間のマルチをブルーベリーを除けるように器用に耕している。これだけ綺麗に耕すのだったら、イノシシを上手に使ったらトラクターが要らないな。一部、根や地下茎が露出しているのがある。







 12日(金)

大関ナーセリーからブラックベリーの苗が届いた。カイオワとウォシュタという品種。カイオワには棘がある。2品種とも直立性で支柱なしで栽培でき、種が気にならなく生食に向く というところに惹かれた。アメリカパテント品種なので殖やせないのが難点。



 11日(木)

水やりの忙しさも峠を越したかな。水の吸い上げも少し勢いがなくなってきた。夏からの延長の癖で水をやりたいが、乾いた鉢だけやってあとはやらなかった。水やりは表土が(ブルーベリーの場合)乾きかけたらたっぷりやる。それまではやらない。やる時はたっぷり用土全体に浸み込むように、鉢底から勢いよく水が流れるようにやる。たっぷりやるかやらないか、二つに一つ。秋の鉢増し植替えシーズンで用土や鉢の注文が増えてきた。CoCo製品の注文も多い。特に最近、ブラックCoCoが良く売れる。ベリー栽培家だけでなく、クリスマスローズやバラの栽培家からの注文が多くなってきた。それと硫黄粉末の注文も多くなった。土壌pH調整だけでなく銀製品の彫金にも使われるみたいだ。銀の装飾品(ジュエリー、アクセサリー)に硫黄を使うと新しい銀でも黒くなり いぶし銀風の味わいをだせるそうだ。


 10日(水)   時々 

コスモスが涼しそうに風に靡いている。窓を開けて車で走っているとキンモクセイの香りがどこからか香ってくる。彼岸花は盛りを過ぎて花色の赤が掠れてきている。夕方には西風にススキが似合う季節になってきた。秋ですね。暑くなったり寒くなったりで着る物の調整が難しい。半袖を着たり長袖を引っ張り出したりしている。夜も布団やパジャマもどうしようかと。パジャマは夏の半パン、半袖のパジャマから長袖に替えたが、布団は厚い布団はまだ早いし。


 9日(火)   時々 

『寒露』
また天気予報が雨になり、実際に雨が降った。冷たい雨だった。鍋物がほしくなる季節になった。夜はうどん主体の簡単な うどんすき をした。鍋にうどんを入れて温めて豚肉と野菜を入れただけ。


 8日(月)   時々 

天気予報では今日から 3〜4日雨だったので、雨の構えをしていたが、明け方頃に降っただけで日中は全然降らずだった。湿った暖かい南風が吹き蒸し暑い一日だった。はなから今日は水やりをしないつもりでいたので段取りの狂った一日だった。明日からもあまり雨は降らないみたいだ。


 7日(日)   のち 

水やりをしているとコオロギがヘソ天で昼寝をしていた。。と思ったらこんな所で、こんな格好でお亡くなりになっていた。変なものを食べたか、寿命で命尽きたか・・・


もういい加減にしてほしい、ハマキムシ。採っても採っても次から次からキリがない。今日も一日、虫採り。虫採りといっても子供の時のように昆虫採集ならいいが、蛾の幼虫捕殺。天敵微生物剤のデルフィン顆粒水和剤を散布すればその時の駆除はできるが防除はできないので数日経つとまたやってくる。志度の自宅で栽培していたときは一度も被害に合わなかったが、この農園では毎年被害に合う。山に多いのだろうか。何ていう名前の蛾だろう。水やりをすると真っ白い小さな蛾がいっぱい飛び立つので、それだろうと思うのだが確信はもてない。化学農薬を散布すれば駆除もある程度の防除もできるが、できるだけそれは避けたい。しかし凄い。





 6日(土)

秋祭りであちこちで太鼓台や獅子舞の姿を見かける。農園に行く途中の田園風景が広がるところで彼岸花が群集して咲いているところがあった。目に入り、思わず車を止めて一息入れた。お彼岸前に田んぼの畦を綺麗に草刈りしていると思ったら、そこに彼岸花が群集して伸び伸び咲いている。草を刈った人はこんな風景を予想していたのだろうなあ。草が伸びる前に彼岸花だけが伸びている。赤い絨毯が田んぼの畦道の道しるべになっている。癒される空間だった。



 5日(金)   時々 

今日は土作りは決まった。うまくいった。昨夜〜朝まで寝ながら考え、イメージトレーニングしたのが良かった。日中も涼しくなり作業もしやすくなった。夏のように滝のように流れ滴る汗もいつからか、かかなくなった。


 4日(木)   一時 

昼間、一時的な雨だったが土砂降りだった。水やりはしなくてすんで良かった。専用販売用土に配合している土などの種類とブレンド比を全て見直したので、微妙なサジ加減がうまくいかず、一回で土作りが決まらない。今日はとうとう数名のお客様の配送がヤマト運輸の集荷時間にも最終のセンターへの持込時間にも間に合わなかった。明日、リベンジだ。


 3日(水)   時々 

ヤマト運輸の集荷の時間に発送の荷造りが間に合わなかった。今日はいっぱいあるはずだったのに、集荷時間の 5時に出来上がっていたのは 3個だけ。ヤマトのお兄ちゃんが怪訝そうな顔をして 「えぇっと・・・」というので、「ゴメン、間に合わんかった。出来たら後でセンターに直接持って行くわ。」と謝った。デネブエクストラO2の出来具合がなかなか上手くいかなかった。何度も作り直しをした。目で見て、手で掴み揉んだ感触が納得のいく土が出来上がったのは 4時過ぎだった。同じデネブエクストラO2をまだまだ作らないかんし、他の小分け用土の計量もせないかん、荷造りもまだだし、今日は間に合わんなあ。と途中で覚悟した。ブルーベリー専用土に以前は鹿沼土を混合していたのだが、9月中旬からは鹿沼土の混合を中止した。パーライト(キングパールL・S)、日向軽石、CoCoファイバーを混合し比率も見直している。自然のものなので仕方ないが、北海道産ピートモスの長繊維の繊維量、繊維長さ、繊維太さが採掘場所の堆積具合によって微妙に違う。袋を開けた北海道産ピートモスの長繊維の具合によって他の比率を毎回、調整しなければならない。それが今日は、なかなかシックリいかなかった。失敗土は、休憩所の子たちの植付けや植替えに少し調整しながら使う。鹿沼土の混入を中止したのは、植替えをするときに植付時に作った以前の土の具合を観察しているのだが、鹿沼土でも数年経つと 赤玉土の泥とまではいかないが黄色い粉餅のようになっている。原型を残している粒も少し触ると潰れる。硬質鹿沼土も少し固いだけでやはり潰れる。ブルーベリー用土の場合はほとんど常時、水を含んでいるので仕方ないだろう。表土の乾いている時間が長い鹿沼土は比較的潰れ難いが肝心の中心部の根の部分は潰れている。鉢増し毎に根を洗い、根に付いた古い土を全て落としていれば問題ないが、挿木から順次、鉢増しをしていくと、鉢増し植替え時に落とさない根の中心部の土は一生、付いたままだ。鹿沼土は最初の1〜2年はいいのだが。鹿沼土に何を求めるかというと、一番に排水性だ。小粒や細粒を混入する場合はピートモスを固まらせないためということもある。粒子と粒子の間に隙間を作って空気層を設けるというのもある。以前から鹿沼土の代わりになるものをいろいろ試してみて、今回の配合に落ち着いた。代わりに使ってみたのは、経年劣化の少ないものと考え 小粒レキ、真砂土、桐生砂、川砂などを使ってみたが、排水性を高める用途で潰れない粒状のものを使うなら、排水性プラス通気性のある多孔質構造の軽石がいいだろうと思った。パーライトも排水性・通気性を追及した多孔質構造のキングパールの比率を増やし 粒の小さい Sサイズも混入した。ココチップのサイズは長年追い求めていたファイバーサイズの入荷が安定したので、CoCoファイバーも混入し、ブラックCoCoは短・細 の両サイズを起用し、全体のブレンド比を見直した。木質チップや樹皮チップも試したが、やはりココヤシ製品のほうが数段上だ。営利栽培で地植えの場合は大量に要るので金額の関係で木質チップや樹皮チップで代用しているが、予算的に許せるのなら地植えもココヤシ製品を混入するといい。鉢植用土なら文句なくココヤシ製品だ。ココヤシはタワシやロープなどに使われいるので繊維も強く、経年劣化が少ない。サイズも細粒、小粒、チップ、ファイバー、繊維と 多種多様で、何より蜂の巣のような多孔質構造で通気性に優れ弾力性がある。昨年から用土実験でピートモスゼロのココヤシ製品(CoCoブレンド)の用土を試しているが、今のところ問題なく生育も良い。pH調整はクエン酸とさなえさんで行なっている。ピートモス採掘が環境破壊になるのでピートモスを使わない用土の実現を目指しているが、それに一歩近づいた。http://berryslife.shop-pro.jp/?mode=f6
ブルーベリー専用土のデネブシリーズには、9月中旬からの用土には鹿沼土を混合していませんが、他の用土には問題ありませんので今まで通り鹿沼土は混合しています。今回販売中のブルーベリーの苗の用土は、以前の土を使っていますので鹿沼土を混合しています。


 2日(火)   時々 

そういえば秋蒔きの種も蒔かなければならない。春の花いっぱいのガーデンを夢みている。できるかな???


 1日(月)   時々 

あっというまに、もう10月だ。日の入りは早くなった。日が西に傾き山影に隠れるとすぐに暗くなる。夏は山影に隠れてもしばらく明るかったのに。夕方の作業はできなくなる。これからもっと早くなるだろう。



by Berry公