2007年 12月

Before
After
設計:ベリー公
インテリアデザイン:ベリー公
施工:本間建設株式会社
インテリア家具製作:本間 治輝
総合監督:うっかりウサギ

カフェのお知らせ
営業時間 9:00〜19:00(カフェのオーダーストップ 18:00) モーニングサービス(9:00〜11:00) 定休日:火曜日・第二水曜日
ベリーデザート・ベリー菓子  軽食:キッシュ、パンケーキ、バケットオープンサンドなど
年末:30日まで
年始:3日から開店

 31日(月)

今日は店は休みだけど朝早く出てきて店の片付けと掃除。オープン前に片付いていないダンボールのままの荷物をそのまま倉庫にいくつも放り込んでいた。夜も遅くまで片付けをした。店も家も新聞はとっていないしテレビも長い間見ていない。世間で何が起きているのかまったくわからない。


 30日(日)

今年の営業最終日。年末に押し迫ってデザートやお茶をゆっくり楽しみに来る人は少ないだろうと予想していた。みんな正月を迎える準備や大掃除などをしていて忙しいだろう思っていた。昨日、一昨日もお客様は割と少なかった。でも今日は午後からのお茶の時間帯はずっと ほぼ満席状態だった。


 29日(土)  のち

うっかり日記が1ヶ月以上 止まったままだけど、うっかりウサギは何とか生きている。うっかりウサギの近況は11月末から開店準備に入り、店舗内でオーブンテストをして初めて使う業務用オーブンに慣れるため試作を繰り返し感覚を掴んでいった。開店前にはオープン時に並べるシフォンやクッキー、タルト、プチベリーなどを大量に作った。開店後も次の日の仕込み、お菓子作りで ゆっくり机に座ってパソコンを開いている暇がない状態だ。頑張っている。でもロングランなので少しづつペースを掴んでゆっくり休める時間も持ってほしい。


 28日(金)

予備知識も何も無しで、ただのケーキ店? ただのカフェ? と思って来店してくるお客様も多い。「どうしてベリーのメニューばかりなの?」 「ベリーが好きなの?」 「ベリーのケーキしかないの? 他のケーキは?」 と言われる。確かに店内にはブルーベリーを主に栽培しているベリー農園を持っている、自園で栽培したベリーでデザートを作っていることがわかる説明書きも何も無い。やはりパネルなどを展示したりメニューやショーケースなどに説明書きが必要だ。誰かに聞いたか何かでそれを知っているお客様が来てくれた時は嬉しくなる。


 27日(木)

軽食メニューのブルーベリーパンケーキ、キッシュ、オープンサンドの中ではキッシュが一番人気だ。キッシュを知らないお客様も多い。特に年配の男性はほとんど知らないのでパンケーキを注文する人が多い。キッシュはフランス・ロレーヌ地方の田舎(郷土)料理で卵とクリームを使ったパイみたいものだ。シチューみたいに野菜をたっぷり使うので美味しい。


 26日(水)

カフェの営業時間やメニューを見直している。少し慣れてきたので、朝の開店時間を早めることにした。今まで 11時開店だったが、朝もお客様に来て頂きたいので、9時開店にしてモーニングサービスをすることにした。ランチはまだできないけど、パンケーキやキッシュ、バケットオープンサンドなどの軽食をすることにした。年末は30日まで営業し年始は 3日から営業する。3日の初売りは数量限定でシフォンとかくれんぼベリータルトのホール売りをする予定。


 25日(火)

にくちゃんが岡山から来てくれた。お母様とご一緒に。相変わらず にくちゃんもお母様もお元気だった。お母様は80歳になられるそうだけど、背が高く背筋もピンと伸びて上品で凛々しいお方だ。昨年の自宅カフェにもご一緒に来てくれた。こうして県内だけでなく県外の方も来てくれるのが嬉しい。開店から一週間が過ぎたのでカフェの事はほとんど うっかりウサギに任せて、ベリー公は農園とネット販売業務にウェイトを置くことにした。


 24日(月)

開店準備前からずっとから今まで休みなしで昼食も夕食時もゆっくり楽しむことがなかったが、今日はクリスマスイブ。タイミングよく雲海農園から新鮮な高原野菜を頂いたので、うっかりウサギがヤル気になり タンドリーチキンとサラダのクリスマスディナーになった。以前に雲海酒造から頂いていたワインで乾杯をして、久しぶりにゆっくりした。



 23日(日)

開店後 一週間。疲れがでてきた。気を抜いて目を瞑ってしまうとそのまま寝てしまう。ランチはまだしていないが、昼頃に軽食で食べれるようなパンケーキとキッシュをメニューに載せた。


 22日(土)

一日中雨だった。風は無かったが冷たい雨だった。雨の日はお客様の動きも鈍い。


 21日(金)

TJかがわ(地元情報雑誌)の取材があった。ブリュレときのこパイをメインに取材をしてもらった。バイトの方は今は3人。3人が交代で入ってくれる。いい方たちが来てくれた。お客様に直接接するのはバイトの方なので、この応対で店の印象が決まってしまう。従業員の楽しそうな振る舞いは店を明るくし、お客様を楽しくさせる。


 20日(木)

RNC(西日本)ラジオ 『情報てんこもり ラジオでDON』 のラジオカーが店にやって来て取材をしてくれた。今年で三年目(三回目)の取材。自然の休憩所の成長に合わせて取材をしてくれる。デザートの一番人気はブルーベリーシフォン。Berryのきのこパイ、チーズケーキが次に続いている。紅茶とBerryのブリュレは少し伸び悩んでいる。でも本当はブリュレのようなデザートを普及させたい。召上ったお客様からは「美味しい」という言葉と笑顔を頂いているが、一般にはあまり馴染みのないデザートなので躊躇しているのだろうと思う。Berryのきのこパイはきのこが入っているのではなく、パイが膨れて形がきのこ型になるのでつけた名前だ。焼き立てのパイ生地の中にはアツアツのベリーソースが入っている。それを冷たいアイスと絡めながら食べる。ラジオレポーターの白井さんに食べてもらったのも、このきのこパイだ。ブリュレは焼きプディングでベリーが入っている。表面にシュガーを振りバーナーで焦がしてキャラメル化してパリパリの膜をつくったもの。


 19日(水)

生ケーキのテイクアウトを止めて売上は少し落ち込んだが、体も気持ち的にも少し楽になり余裕が出てきた。その分、店内のベリーデザートを充実させたい。カフェ内でベリーデザートを食べていただくのがBerry's Lifeの本来の姿。テイクアウトが売れるからと安易に流されないようにしたい。当店のやり方を前面に打ち出したい。今日は店内デザート、休憩所のチーズケーキを追加した。



 18日(火)

今日はイチゴショートも止めた。ブルーベリーシフォンのテイクアウトは止めて店内で召上っていただくようにした。朝、テイクアウトでブルーベリーシフォンを目掛けて買いに来てくださったお客様も何人かいらしたが、思い切ってお持ち帰りはお断りした。



 17日(月)

平日の月曜日なのでお客様は少ないだろうと思っていたが、途切れることなくいい感じだった。テイクアウトのお客様が意外に多く店内で食べていただきたいブルーベリーシフォンが昼ごろには完売になる。テイクアウトのできるケーキ屋さんと思っているお客様が多いみたいだ。今日はショーケースに並んでいるケーキはブルーベリーシフォンとイチゴショートの2種類。「ケーキの種類はこれだけですか?」と聞かれる。当店はケーキ屋ではない。普通のケーキ屋さんみたいにいろんな種類のケーキが数多く並んでいる店ではない。これでは うっかりウサギがいくらケーキを焼いても間に合わない。量産できる設備もスタッフも整っていない。毎日徹夜に近い状態でケーキを焼いているうっかりウサギの体が持たない。当店の目指して進みたい道と少しずれているような気がした。ブルーベリーシフォンをショーケースに入れて打ち出したので普通のケーキ屋さんというイメージを持たれてしまった。うっかりウサギと打合わせの結果、軌道修正することにした。明日から生ケーキのテイクアウトは止めて、店内でデザートとして召上っていただくようにすることにした。ショーケースには生ケーキは飾らず店内デザートを飾ることにした。デザートメニューを増やして 紅茶とBerryのブリュレ Berryのきのこパイ の2種類を登場させることにした。


 16日(日)

オープン当日。8時頃、店に入り最終の準備。11時のオープンまでに急ピッチで準備をする。今日はバイトの人 4人。ボランティア応援隊 2人。うっかりウサギとベリー公と息子の健人 の9名でスタンバイ。時間がなくオープン案内状やチラシなどは一切送っていなかったが、オープンの11時には待ってくれているお客様の行列ができていた。お客様をお迎えすると、24名座れるカフェはたちまち満席、ケーキや焼き菓子のお持ち帰りでレジ前に行列ができた。案内状などは誰にも送っていなかったが リビングたかまつ(地元の情報新聞)に掲載されたことが良かった。その後、3時頃にもお客様のピークがあり再度、満席になった。初めてのことばかりでみんなヘトヘトになった。バイトの方は初めての仕事で、いきなりオープン初日の混雑をうまく乗り切ってくれた。よくやってくれたと感謝している。5時に閉店した。




 15日(土)

明日はオープンだというのにガーデンにはCoCoチップの4cuやピートモス、ブラックCoCoなどの袋体を積んだまま。店内は片付いていないダンボール箱がいたる所に山積みされている。明日は店内に並べなければならない焼き菓子やケーキ類の焼き込み、ラッピングなどもしなければならない。夕方から手伝いに来てくれた人に「これで本当に明日 開店できるの?」って言われる始末。夜からの応援隊、深夜からの応援隊も来てくれて、朝の5時頃には何とか形はついた。まだまだやりたいことはあるが、少し仮眠をとるために床についた。


 7〜14日(金〜金)

店舗の最終の仕上げ、開店の準備で てんやわんや。

9日(日曜日)
身内や少人数でのプレオープンを開催した。まだ店舗工事など完全に仕上がっていなく荷物の片付けも出来ていないなか、ささやかなお披露目会をした。本物のフラメンコショーも友情出演で華やかだった。

12〜13日(水〜木曜日)
ガーデニング友達の大阪のヒロりん♪が店舗のガーデンの草花の植付けを手伝ってくれた。雨の降る中、樹木を植え 花苗を植えた。ヒロりん♪印の苗も持参してくれてガーデンに仲間入りした。


 6日(木)

いい天気で昼間は暖かかったが、朝は冷え込み農園では霜が降りていた。初霜だ。先日、店のガーデンに植える樹を見に行って決めていたのを造園屋さんが届けてくれた。にわか庭師になって一人で植える予定だったが、造園屋の人に植えるのを手伝ってもらった。ベリー公もユンボに乗って植穴を 2個掘ったが、やはりプロは早い。株立ち状の樹形のいい樹を自分で選んで、3〜4mある樹を 4〜5本植えたかった。大きな樹が植わると、後はブルーベリーなどのベリーやその他の果樹を植え、最後に草花を植えると完成。今日、植えた樹は、ソヨゴ、常緑ヤマボウシ、落葉ヤマボウシ、オリーブ、ノムラモミジ、茶花。



 5日(水)

開店日を 16日にして バイトスタッフが一人も決まっていない。近くの大学やハローワークに求人を出しているがまだ問い合わせはない。店の前に開店予告と求人を兼ねて看板を立てるのが有効。ということで、うっかりウサギが得意の手描き看板を描いて店の前に建てた。散歩や道行く人が数人、立ち止まって見ている。中にはわざわざ車を停めて見に来る人もいた。その中から早速、面接希望の人から電話があった。工事中も勝手に店に入ってきて見学に来たり、職人さんに「何ができるん?」 「何屋さん?」などと聞く人が多かった。

アルバイトの方を募集しています。急募です。ベリー公やうっかりウサギと一緒に、自然の休憩所 Berry's Life で働いてみませんか? 経験は問いません。明るくて接客が好きな方。ケーキやお菓子が好きな方。ベリーや花、ガーデニングが好きな方。そして 自然が好きで、人の好きな方。自然の休憩所 Berry's Life はこれから歩み始めます。当初の立ち上げから一緒に歩んでくれるスタッフを募集します。
お問い合わせはメールでお願いします。 info@berryslife.com まで。


 4日(火)

当初、開店日を 12日で進めていたが、バタバタな状態で無理して開店してもお客様に対して失礼な事ばかりなので、ある程度のことは準備できるように 16日に延ばした。完璧にはできないけれど少しでも準備ができるようにしたい。アプローチの歩路ができた。土のタタキみたいでいい仕上がりだ。農園の店という雰囲気がする。



 3日(月)

壁の土佐漆喰塗りが完成した。高知県から職人さんが来て塗ってくれた。



 2日(日)

庭植えティフブルーが綺麗に紅葉している。



 1日(土)   のち

カレンダーもとうとう一枚になった。
空を見上げ、降りだしそうな雲を恨めしそうに見つめ 水やりをしようかどうしようかと思いながら、水やりをした。水やりの途中でポツポツと降りだしたが、雨に濡れながら続けた。この時期の冷たい雨に濡れるのは辛い。すぐに止みそうだしこれくらいの雨では足りないからと最後まで水やりをした。終えた頃には雨も上がり、晴れ間も見えてきたので 「やってよかった。」 と思い、作業に移った。それもつかの間、また振り出した。今度は本降り。まだまだ直後の天候も読めない。店の内部の壁は腰高まで杉板を貼り、上部は漆喰塗りにすることにした。自然素材の塗り壁で珪藻土とか漆喰とかいろいろあるが、素材感が良いので漆喰壁にした。同じ四国の 土佐漆喰 を塗ってもらう。漆喰の白壁が いい雰囲気 をもたらしてくれるだろう。



by Berry公