2007年 8月

ブルーベリー苗木 予約受付中。
ブルーベリーの苗木の予約販売を開始します。多品種 少本数ですのでお目当ての品種がある場合はお早めにご予約ください。発送は 11月から順次行ないます。
現在の在庫状況( 27日現在)


 31日(金)  一時 

雨は午前中、少し降った。ほとんど一日、注文発送の土作り。曇天だったので凌ぎやすかった。朝夕はめっきり涼しくなった。9月のカレンダーに8月に書いていた重点作業内容をそのまま書き写すことになりそうだ。


 30日(木)

役所や関係所轄機関回り。山に自然に生えている木が枯れ始めているのがある。連日の日照りで水が足りていないのだろう。ダムに水はあるようだが地土は水が切れているようだ。


 29日(水)  一時 

一時雨が降ったが、パラついただけ。水やりしないでいいかもと期待していたが、結局ダメで水やりをした。もうすぐ8月も終わりだ。7月から8月に変わる時、7月のカレンダーに書いていた作業内容(本来は7月にやらなければならない重点作業)ができなかったのでそのまま8月のカレンダーに書き写したが、それも書いたままだ。1〜2項目しかできていない。挿木はうっかりウサギがしてくれているので現在進行形だ。


 28日(火)

所用で外回りと雑用。農園には水やりだけ。約束の時間に追われながら忙しく走り回った。


 27日(月)

うっかりウサギの作った、カルピスのアイスを食べた。昔懐かしい味がする。ずっと前のカルピスのCMで「カルピスは初恋の味。」と言っていた。確かにそんな感じがする。汗をいっぱいかいて遊んだ後の子供が一気にカルピスを飲んでコップに残った氷を口に頬張るCMのシーンが浮かぶ。ブルーベリーも甘酸っぱくよく似たイメージがあるので、相性がいいだろう。


 26日(日)

今期の挿木はうっかりウサギがずっとしている。挿木をした穂木を見るとそれなりにできているので今期の挿木は全部任そうと思っている。うっかりウサギは元々、物を作ったり書いたりする勘がよく手先が器用。芸術系出身でベリー公と同じ技術派で職人肌だ。それでいてキッチリし過ぎず、適度に大雑把。時に恐ろしいほど大胆。ベリー公よりこういう作業は向いているのかもしれない。今年の夏挿しは「うっかりマーク」入りの苗木が殖えそうだ。ブラックベリー系も全部頼もうと思っている。



 25日(土)

暑さがぶり返した気がする。夜もまた蒸し暑くなった。クリーム・ホワイト色のよくわからないトマト。ソースにすると信じがたい色になるそうだがソースにするほど採れない。ブッシュトマトで摘心しなくてよく低めの支柱で良いそうなので、支柱はせずマルチに這わしている。痩せた土、水もやらない、酷な育て方をすると塩トマトのように甘く美味しいトマトができるようなので、それを真似てチップの中に土を少しだけ入れてチップに植込み降雨だけで水もやっていない。トマトの苗は植えた時の大きさと変わらなく太くもなっていない。花が付いても 1〜2個、一段しか伸びていない。そう上手くはいかないようだ。ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリー類は植付け時の少量のピートモスだけでチップの中に植込んでも育つのに、やはり野菜は無理かな。



 24日(金)

朝夕は涼しくなった。早いところは稲刈りが始まっている。一時より鉢土の乾きが少しマシになったような気がする。水やりの山場も峠を越したかな。


 23日(木)  一時 

『処暑』
気が付けばもう処暑だ。夜が明けるのも遅くなり、日が落ちるのも早くなった。今日は久しぶりに雨が降り涼しくなった。


 22日(水)

家の資材置場となっている元車庫の整理をした。また資材でいっぱいで置場がなくなった。できるだけ在庫を持たずに回るようにしているが小分け商品やこちらから送る資材はある程度の在庫は必要だ。送料の高いものなどは一度に大量に取る必要があるし、そろそろどこかに資材置場として安い廃倉庫を借りる時期になっているかな。


 21日(火)

苗の手入れをした。下葉をかき、傷んだ新芽を取り虫を除ける。整枝、剪定をして回る。小さな苗でも品種ごとの特性があり、同じ品種を何本も世話をすると特性がよくわかる。苗を並べる時に間違えて違う品種をトレーに並べていたのが、名札を見ないでもわかるようになる。手入れをしていて「アレ?これは少し違うな。」と思って名札を見ると違う品種だったりする。


 20日(月)

うっかりウサギに挿木を教えた。挿穂の先をナイフで一気に削り揃えるのが難しそうだった。少し力が要るし一気に切るのは慣れないと難しい。剪定鋏で斜めに切っただけでもいいが、付く確率が低くなる。ブルーベリーの細胞の組織をできるだけ崩さないようなスパッと切った切り口の方が良い。料理でいえば刺身を切れの良い刺身包丁で魚の組織を崩さず一気に切って生きの良さを保つのと同じだ。そんな刺身を横から見るとキラキラ青光りがしている。ブルーベリーの挿穂の切り口も斜めから見ると綺麗に反射して見える。反対におでんなどの煮物やシチューなどは切れの悪い包丁で切ったささくれ立ったようなガタガタな切り口の方がダシがよく染み込んで良いらしい。


 19日(日)  のち(夕方から) 

夕方からカミナリがゴロゴロ鳴り空模様が怪しくなったかと思ったら雨になった。久しぶりの雨だ。雨のおかげで夕方から涼しくなった。夏バテ予防のために酸っぱいものをたくさん摂っている。生レモンなども丸ごとかぶりつくが、高価なのでたまにしか買わない。努めて酢のものを食べるようにしている。手軽に毎日食べれるのは、めかぶ やモズクの酢のもの。毎日 1パック食べている。ブルーベリーたちに時々、黒酢をやっているのでベリー公も黒酢ということで、香醋を摂るようにしている。香醋は中華料理だけでなく、和風や洋風の料理にも 2〜3滴落とすといい味わいになり調味料として使える。1日に15mL飲めば良いと書いているが、料理に数滴落とすだけではそんなに摂取できない。氷を入れて水割りにすると美味しく飲めるので毎朝、15mLを水で少し割って飲んでいる。いいような気がする。スーパーで売っていた。値段も黒酢と変わりない。お酢と海藻、あとはトマト。ベリー公といえばトマト。あれだけの種類のトマトの種を蒔いて、トマト農家になろうかというくらいの数百本の苗を作って植えたベリー公が、なんでトマトを買って食べとんやろか?なんかオカシイ気がする。なにか間違っている。農園で採れたトマトを農園の冷蔵庫でキンキンに冷やして焼き塩をかけてかぶりつくのが夢だったのに。トマトの苗は枯れていない。枯れていないけど大きくなっていない。植えたときの苗、そのままの大きさだ。



 18日(土)

神戸からYさんご夫婦が休憩所に来園。ブルーベリーやベリーの栽培に興味がある方でなく、純粋にベリー好きでベリーに興味がある奥様だった。「ベリーの栄養学について個人的に勉強している。」と言っていた。ベリー栽培やブルーベリーに興味のある方は今までたくさんの方が来られたが、純粋にベリー類全般に興味がある方は始めての来園だった。ベリーの話しに花が咲き、時間が経つのを忘れる一時だった。


 17日(金)

せっかく秋の兆しが見え隠れしていたのに、暑さが輪をかけて戻ってきた。水やりに追われる。いつも水をもらいに行く所の近くから海が見える。ここは春になるとアサリが採れる。砂と水が綺麗なので貝殻の色模様の綺麗なアサリが採れる。



 16日(木)

徳島に所用があって出掛けた。徳島市役所に行った。徳島市役所前では阿波踊り用の仮設ステージや桟敷席が取り壊されていた。本当は昨日、来ようと思っていたのだけど、昨日は来なくてよかった。昨日来たら阿波踊りの最終日で車は停めれないし市役所に所用どころでなかった。徳島の阿波踊りは熱狂的だからなあ。1年365日、1日5時間、毎日練習している連があるそうだ。年々、踊りのレベルが上がっているそうだ。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃ損々」


 15日(水)

日本テレビ 『所さんの目がテン!』 の番組制作スタッフの方から電話があった。数週間前も女性スタッフの方から一度電話があり、「番組でブルーベリーの特集をするので数点教えてほしい。」と言われた。いろいろ聞かれて知っている範囲で答えたが、どんな形で番組で紹介されるのかわからない。今日は前回とは違う方で男性だった。ラズベリーについて聞かれた。ラズベリーの棘の写真があったら番組で紹介したいので貸してほしいと言われた。今までの撮って保管していた写真を探して数枚送った。TVでベリー公が撮った写真が紹介されるかもしれない。放送は 9月9日(日) AM7時〜7時30分 『知っているようで何も知らない!ブルーベリーの科学』、小題: 「一体ブルーベリーとはどういう植物なのか、また、ブルーベリー野生種が生息するという、カナダ北東部では、どういう風にブルーべリーが生活に根付いているのか?など、ブルーベリーという植物のユニークさや、ブルーベリーとともに暮らす生活、ブルーベリーを使った驚くべき研究など」 


 14日(火)

今日も苗の世話。北部ハイブッシュが終わりラビットアイに突入。最初に始めた南部ハイブッシュの苗を見ると早くもシャシャンボツバメスガやハマキムシの被害が出ている。水やりをするとコオロギやカエルが飛び跳ねる。いっぱいいる。カエルは害虫を食べてくれる筈だけどコオロギはブルーベリーの葉を食べているのだろうか? これだけカエルがいても蛾による被害が出るのだから、この子(カエル)たちがいなかったらもっと被害が出ているということだろう。


 13日(月)

今日はお客様が二人きた。一人は資材メーカーの方。農園に来て「いいですね、こんなところで落ち着きますね。人里離れた自然の中で植物を育てて、人間的にも成長しますね。」と言われた。「ええ、そうですね。」と口では答えたが、「自然ほど恐いものはないし、植物を育てるのはそんな甘いものではないんだから。」と心の中で呟く。「今はこういうの流行っていますね。スローライフというか自然の中での自給自足的な生活、団塊の世代が定年まで待たず、早めに退職して自分を見つめるためにこんな生活をするのが多いですね。」と付け加えてくる。「畑付きの田舎の家を借りて始めるみたいですね。」と口では答えて、「そんなに気楽なものなら僕もやり始めたいよ。こんな筈ではなかったよ。」と心の中で叫ぶ。今は忙しかったサラリーマン時代よりも時間が無い。休みが無い生活を送っている。それでも今の方が楽しいしやりがいがあるのは事実だけど。もう一人はブルーベリーの栽培を検討している農家の方。「どうしてそんなにブルーベリーに魅せられたのですか?」お決まりの質問だ。「どうして魅せられた?」「ブルーベリーの魅力って何?」 ふと、改めて考えると、自分でも?? 確かにブルーベリーの栽培を始めたキッカケは、昔からガーデニングが好きで花や野菜、果樹を育てるのが好きだった。そして人生の転換期のような事態に陥った時、それを助けてくれたのは植物たちだった。植物を育てることによって乗り越えられることができた。中でもブルーベリーの栽培に没頭することによって助けられた。そしてこの恩人とも言えるブルーベリーと一緒に生涯を過ごすことを決めた。ブルーベリーを始めとしたベリー類を栽培して、ベリー園のデザートを提供する店をやりたい。というのが当時からの夢だった。思い返すと今からちょうど 5年前だ。5年前の夏(ちょうど今頃)、この思いを胸に香川県の農業経営課に新規就農者認定の相談に行き始めた頃だ。今になって、「そのブルーベリーの魅力って何?」改めて考えると、言葉に詰まる。実の風味、品種、花、紅葉・・・ いろいろあるけど、実際、なにがそんなに魅力的?って聞かれたら、「分からない」というのが正直なところだろう。「どこにそんなに魅了されるのか分からない。」 「言葉では表し難い。」 これは、「どうしてあの人をそんなに好きなの?」という質問に似ている。好きな人の好きな所や良い所は、「これこれしかじか・・・」と言葉で説明できるが、「どうしてそんなに好きなの?」の問いに対しては明確に答えられないのと似ている。「何となく波長が合う。」とか「気が合う。」とか「一緒に居て楽しい。」とか、そんなようなものだろう。「どうしてそんなにブルーベリーに魅力を感じるの?」と聞かれたら、「わからない。」としか答えられない。でもこれから、ブルーベリーやベリーを通して自分が救われたように、当店や当園、当HPに訪れて来てくれた方の心が少しでも幸せな気持ちになってくれるように頑張りたい。ブルーベリーは今のベリー公にいろんなものをくれた。ブルーベリーに携わらなければ出会わなかった人。仕事。大切な心。信念。そんな自分を救ってくれて育ててくれているベリーや植物たちに、これから恩返しがしたい。


 12日(日)

白いストライプが入る茄子でイタリアの品種。カタログの写真ではもっと綺麗なストライプが入っていた。育て方によるのだろう。ストロベリースピナッチの果実?がなっている。あまり味がなく 赤い小型のカリフラワーという感じ。



 11日(土)

苗の手入れと水やりですぐ一日が終わってしまう。シャシャンボツバメスガの被害にあった新芽を除去し、ハマキムシを手で採り除け、土に付いている葉や水やりの跳ね返りがかかりそうな下葉を全て除け、剪定整枝している。やっと南部ハイブッシュ苗が終わったところ。


 10日(金)

街中のコンクリートジャングルでは建物のコンクリートやタイル、道路のアスファルトの照り返しと陽射しで熱風が吹いて日中は蒸し風呂状態のように暑く、夜になっても冷めないが、コンクリートジャングルでない市街地や木造の家や土の多い所では木陰に吹く風は涼しくなってきた。太陽高度も傾き家の中にも日差しが差し込むようになってきた。夏も盛りを過ぎ秋に向かう頃だ。農園での夕暮れの西空には微かな秋の気配を感じるし、今日は時折、秋風が吹くようになってきた。夏もそろそろ終わりだな。秋を迎える用意をしなくては。


 9日(木)

昼間の炎天下時にブルーベリーを摘んで食べると、むっちゃ甘い気がする。ラビットアイということもあるけど。そして生温かい。太陽の光を浴びて中の果汁が暖まっている。噛むとじゅわっと暖かい果汁が口の中にいっぱいに広がる。生温かいブルーベリーよりもやはり少し冷やしたほうが美味しい。


 8日(水)

『立秋』
この時期はブルーベリーのニキビ?(歳によっては吹き出もの?)みたいなシュートの赤ちゃんを見つけるのが、水やり時の楽しみだ。木質化していない緑枝はどこから芽が出るかわかるが、木質化している枝はどこからシュートが伸びるか分からない。ニキビが出るなんてお年頃だな。クレアラシルでも塗ってやるか。





 7日(火)  一時 

自然の休憩所 農園に うっかりウサギの友達二人がブルーベリー農園体験にやって来た。しかも隣県の愛媛県松山市からJRで来てくれた。農園作業が滞っていたのでありがたい。一人は施肥。もう一人はラビットアイ栽培園のチップマルチに生えている草を抜いてもらった。うっかりウサギは鉢増し。ベリー公はポット苗の世話をした。4人で農園作業をしている。快挙や。しかもベリー公以外、女性だよ。作業が捗り助かった。
柔らかい新枝はシャシャンボツバメスガに卵を産みつけられて うな垂れ先枯れしている。そこにハマキムシの一種が糸をはり寝座を作って宿している。この幼虫はシャシャンボツバメスガの幼虫が卵から孵り枝から這い出して葉に宿すのではなく別物の幼虫のようだ。ハマキムシの一種らしい。どちらにしてもやはり、新梢の伸びを 6月下旬で一端止めて、8月下旬〜9月初旬にまだ伸ばすように肥料を調整したほうがいい。新芽を伸ばさすと柔らかい新芽にシャシャンボツバメスガが卵を産みつけるし、ハマキムシは硬い葉より柔らかい新葉に宿るので、夏場は最小限の窒素補給だけして、基本的に窒素を切り新梢を伸ばさず、リン酸主体の肥料を使うかアミノ酸などの肥料分のないもので考えたほうがいいようだ。



 6日(月)

アーモンドはモモ科なので、桃と同じような病気になって幹からヤニを吹きだしている。年数が経っている庭植のアーモンドに1個、実が生っている。フェイジョアは年々実の数が殖えている。



 5日(日)

クランベリーにいっぱい実が生ったが、約3割は暑さによる障害がでている。オレンジ色になって潰れたような実が障害果。まともな実も青リンゴのようになっている。



 4日(土)

今日は植物たちにお約束のご褒美をやる日。必要な資材を積んで家を出たが肝心のアクアケルプを積むのを忘れた。植物たちのご褒美の大事なものなのに。。液肥は農園に置いてなく家に置いていていつも出掛けに必要なものを積んで農園に向かっている。途中で思いだしUターンして取りに帰った。農園に着いて まず発送の処理。終わって水やりの準備をしていると、空が怪しげな模様。カミナリもゴロゴロといっている。暗い厚い雲が空を覆ってしまった。「雨が降りそうな気配になってきたなあ。液肥をやった後に雨が降ったら折角のものが流されてしまうし、雨が降った後にやっても吸収できないし。どうしようか? 折角 昨日、水やりをしないで少しでも乾かしたのになあ。」と言うと、ベリーたちから 「エェーーー!!」と大ブーイング。「わかったわかった、雨は降っても大したことないだろうから、雨に関係なく水やりをするよ。」と言ったものの、雨が降って少し流されるかもしれないので、いつもより少し濃い目にアクアケルプとクエン酸を入れた。そして黒酢と麦焼酎も混ぜ入れた。これを小苗、大苗、ベリー、ハーブ、花苗、他果樹関係なく全部同じようにやる。これで休憩所の植物たちは元気になるのだ。酔っ払っちゃっても知らないから。
よい子の皆さまは絶対にマネをしないでくださいね。未成木が飲酒をするとお巡りさんに補導されますよ。


 3日(金)

昨夜、夜中に台風は過ぎ去った。山陰沿いを進まず、日本海を大きく突っ切ったので朝から風は止み心配した吹き返しもなかった。今回の台風のアジア名はウサギというらしい。鉢植え物はほとんど寝ていたが、小苗のシステムトレーはビクとも動いていなかった。ただのカゴトレーに丸鉢を並べたのでは風で倒されるが、ポット用のシステムトレーはポットがピッタリ嵌るので 1トレーになると重さもあるので倒れないし飛ばされないので良い。自然の休憩所の植物たちは台風の風に耐え、ベリー公の放任主義にも耐え逞しく育っている。植物たちも環境や育て方に順応性があり、休憩所の環境やベリー公の育て方に順応できない樹は枯れてしまう。自分で強く生きようとするものは逞しく育っている。そんな植物たちを見てベリー公は元気をもらい、植物たちに育てられている。今日は水やりをしなかった。倒れなかった鉢も風で枝葉がかなり揺らされたのだろう。主軸元の土を見ると揺らされたのがわかる。倒れた鉢を起こしながら「がんばったご褒美に何かやるぞ。何がいい?」 「ストレスたまったからトヨケルプがいいか?」 と聞くと、「アクアケルプとクエン酸がほしい。」と言ってきた。風で枝葉が揺られたストレスにアミノ酸・アルギン酸たっぷりの海藻成分とこれから秋枝を伸ばすための力を得るために栄養(窒素)補給をしたいのだろう。クエン酸は人間と同じで暑さで弱った体の夏バテ防止に欲しているのだろう。「わかった。明日やるからな。」と葉を撫でて回った。


 2日(木)  のち 

台風の影響の無い午前中に発送処理をしようと思っていたが、朝から風雨が強く外作業は出来ないので断念。穴あきのシステムトレーに並べている苗にたっぷり水を含ませて少しでも重くして飛ばないようにしようと思っていたが、思ったより早く雨が激しく降ったのでその必要は無くなった。台風対策をしたが、後は自然任せ。今回の台風は前回のより小型だが通るコースと台風の向きが悪い。風は前回より相当強く吹くと思うので少し被害がでるかな。夜、暗くなる前、農園を見に行ったが、まだ大した異常は無かった。


 1日(水)

苗の手入れをして水やり。シャシャンボツバメスガが相変わらず多い。明日から台風のようなので飛びそうな大きなものを片付けた。その後残りの事務処理をした。だいぶん書類が片付いた。



by Berry公