農園だより | うっかり日記 | ふじっこの ことえり日記
2018年 11月
■ 11月 27日 (火曜日) くもり時々晴れ
エアルームレタスが植付サイズになったので畑に定植。
ウスイ豆 1作目の種蒔きも行った。
昨年は 1作目種蒔き:11月13日・収穫:5月11日、2作目種蒔き:11月25日・収穫:5月17日だったので今年はもう少し遅くしてみた。2作目の種蒔きは12月5日頃にする予定。
ガーデン用の花苗も発芽してきた。
■ 11月 21日 (水曜日) 晴れ
今年はガーデンのオリーブに実がいっぱい生っている。
オリーブは風媒なので近くのオリーブの樹から違う品種の花粉が飛んできたのだろう。
これからお店はクリスマスに向けての準備を本格的に始める。
先週レストランでかける音楽をクリスマスバージョンに変えてガーデンのジューンベリーに林檎の飾り付けをした。
店内にもクリスマス雑貨を飾り、うっかりウサギは焼き菓子の準備を始めている。
今年もクリスマスの『お菓子展』をするのでこれから忙しくなる。
写真は昨年の『お菓子展』
■ 11月 16日 (金曜日) 晴れ
夜はかなり冷え込むようになった。デスクに座る時、足元ストーブを付けている。
昼間、厨房でも冷房をつけないで過ごせるようになった。
来年からコーヒー豆を自家焙煎することになった。
焙煎機を置いて生豆を焙煎して挽いて淹れる・・・ コーヒーが今より更に美味しくなる予定。
自分でやりだすと、こだわってのめり込んでしまう凝り性。
栽培、養蜂、料理、素材、発酵、菌、珈琲・・・ こだわりだしたら限りのない世界。どんどんと変人の域に足を突っ込んでしまう。 いや、足どころか胸までどっぷりと浸かってしまう。
とにかく、こだわって自分で研究しだすと納得するまでやらないと気が済まない。
今の常識や最善と言われる常套手段、本道、偉い人が書いた本の方法、その道のプロの言う事などにしても、所詮 誰かが見つけた方法。現時点で最善かもしれないがそれが全てではない。
料理だとより美味しくなる方法、栽培や養蜂だとより元気に育つ方法、より良い道具、より良い素材、より自然に近い方法、自分に合う方法などが必ずあるはず。
人の言うこと(例えその道の偉い先生でも)、専門書に書いてあることでも、鵜呑みにしない。自分が最善と思い昨年した方法でさえ疑ってかかる、どうしようもない性分。
■ 11月 7日 (水曜日) 晴れ
『立冬』
昼間は暖かい。穏やかな晴れの日が続いている。
クレス類が発芽した。
雨除けハウス内にこぼれ種からこの秋に発芽したトマトとマクワウリに花が咲いた。
厳寒期が来れば枯れてしまうだろうがこのまま置いておこう。
やはり種まきや苗の植付けをするのはいい。
明日 自分が死ぬことがわかっていたとしても、明日 地球が滅びるとしても、僕は今日 種を蒔くだろう。
なぜ蒔くか? と聞かれたら・・・
あなたは明日死ぬとわかっていても、今日は生きるでしょ。今日、生きるためにご飯を食べるでしょ。それと同じですよ。と答えるだろう。
これからの日本は「暮らしの原点」に戻り「暮らしを愉しむ」時代にならなければならない。 少子化で人口は減る一方。平均寿命は伸びて老人社会になるので高度成長期は来ない。今は人口より物が多すぎて飽和状態だ。 食料品でも農業でも工業製品でも衣料品でも工芸品でも全てのものが大量生産、大量消費の時代は過ぎるだろう。
農業で同じものを大量に作って大量に出荷しよう。工業製品や食料品などで これから大型工場を建設し機械化して均一なものを大量生産しよう。小売店で同じものを大量に安く仕入れて大量に売ろう。
こんな考えや売り方、経営方針が成り立たなくなる。「秒速分歩」などの他店より早く提供するサービス、「標準化」「マニュアル化」も必要なくなる。 昔の日本の丁寧な暮らし。日本の物づくり、手仕事が戻ってくる。手作り、手間暇かけて作らたもの、職人の技が見直される時代がすぐそこまで来ている。
■ 11月 4日 (日曜日) 晴れ
今日は一段と寒くなった。
クレス類と春に植付するガーデン用の花の種蒔き。
■ 11月 1日 (木曜日) 晴れ
あっという間に霜降(10月23日)が過ぎてすっかり寒くなってきた。
遅れていたエアルームレタスのポット上げ。
昨年はレタスの発芽が悪かったが今年はまぁまぁだ。
いつものように 88穴プラグトレーから 3号ポットに箸を使って移植。