農園だより | うっかり日記 | ふじっこの ことえり日記
2018年 7月
■ 7月 26日 (木曜日) 晴れ
昨日、今日は すこ~し暑さが和らいだような気がする。
猛暑が続いたためか蚊が少なくなった。
ラビットアイブルーベリーの収穫はもう終盤。フクベリー以外はほぼ収穫が終わった。
フクベリーは樹がだいぶん成熟したので 3番果~4番果、その後も大粒率が高くなってきた。
今年は剪定のやり方を変えてもっと大粒率をあげてみよう。
■ 7月 23日 (月曜日) 晴れ
毎日 暑いながらも季節は確実に動いて秋に近づいているようで昨日からキリギリスが鳴いていて、今朝はツクツクボウシが鳴いていた。
雨の降らない酷暑が続いたのでエントランスガーデンと樽鉢のブルーベリーに水やりをした。水をやりたくてもできるだけやらないようにずーっと我慢していたがここまで無雨が続くとやらないわけにはいかない。
自然の雨が降らなくなって 2週間以上経っていて今まで水やりせずにいけるのだが、これが 一度やってしまうといくら雨のようにたっぷりやっても 3~4日後には水切れ状態になる。
やはり植物は自然の雨と人工的水やりの区別がわかり、自然の雨の場合は今度いつ雨が降るかわからないので根は水を求め自分で探しに行く、人工的水やりの場合は水が切れたらくれるもの安心して甘えて自分で水を求めて行くことをしなくなるのだろう。
鉢植えの場合も同じ症状が出る。自然の雨だけで水やりは余程のことが無い限りしないで置くと
根の浅い雑草は水切れのため萎れている。
ブルーベリーの穂先は萎れもうな垂れもしていない。
しかし 良く見ると葉の一部が色艶が悪く葉先がピンと立たず下を向いている。
ここまでくると人工的に水やりをしなければならない。
でもこれをしてしまうと定期的に水を要求してくるようになる。
この繰り返し・・・
■ 7月 12日 (木曜日) くもり時々晴れ
ラビットアイの全種類が熟してきた。今年は収穫終了が例年より早まり 7月末頃ほぼ終了 になると思う。
ラズベリーの収穫は終了。ブラックベリーは今がピーク。
エアルームトマトの収穫が始まった。
今週のうさぎパレットのサラダ。
昨年より連作障害は多く出たが、尻腐れ病や疫病はほとんど無い。
■ 7月 10日 (火曜日) 晴れ
今朝 クマゼミが鳴いていた。昼間はアブラゼミも鳴いた。四国も梅雨が明けたようだ。今年は関東から梅雨が明けて、昨日、北陸・東海・近畿・中国・北九州 が明けた。四国は今日梅雨明け、南九州はまだ明けていない。
店は定休日なので、ハーブガーデンにバジルの植付を始めた。
うっかり日記が久々に更新されました。
■ 7月 9日 (月曜日) 晴れ
朝の仕入時、レジで並んでいると横のご婦人が店のキャッシャーと 「昨日までスーパーの売場にパンが並んでなかった」「本州から来る生鮮食品が入ってない」などと話していた。
本州と瀬戸大橋で陸続きになったとはいえ 強風や大雨で直ぐに通行止めとなる。強風時以外はフェリーは運航しているが今回のように至る所で陸の高速道路や国道が通行止めになっていると運送業者のトラックが動いていない。完全に陸の孤島と化していた。今日くらいから徐々に平常に戻ってきたようだ。
7月4日から新しい風が入ってきた。
香川大学 4回生、『ゆっち』 初の男性スタッフ。
平日の 4日、5日のゆるゆるした時に山下チーフにみっちり仕込んでもらって、昨日の日曜日 ふじっこ店長と二人でそつなくこなしてくれた。
ふじっこはオンラインストアの店長でありながら土日はレストラン フロアーの主軸。一人でランチ接客数 30~40人のフロアーを平然と回す。外見では想像できない俊敏さと逞しさ、外見通りの微笑ましくしなやかな接客の両面を合わせ持つ。この前は、自ら体調を崩したり家族の事情があったりしたが今は完全復帰している。
昨日も幼稚園の役員(しかも彼女は部長)の行事を欠席してフロアーに入ってくれた。
ゆっちがスタッフに加わったのは ひょんなことから。
土日のスタッフを探していたので以前店に来たことのある現役香大生のゆっちにうっかりウサギが電話を掛けた。
「誰かバイトに入ってくれる女性はいないかしら?」「食と農を繋ぐこだわりのある特殊な店だから誰でも良いってわけではないの」と話すと
「食と農?」「それ、まさに今僕が考えている論文のテーマです」
「???」
で、6月末に彼は店に来た。農園や畑を見せていろいろと話をして最終的に当社を題材にして農園、レストランなどの取り組みを論文に書いてくれることになった。
そして肝心の「アルバイト誰かいないかな?」と聞くと、 「僕なら入れますけど・・」 当然といったような、僕ではダメなのか? というような表情で言った。そんなわけで早速
4日から入ってもらった。バイトに入る日はいつも時間より早めに来て店のカウンターで熱心に勉強?書きものをしている。
もの腰がやわらかく、早や おばさま方に評判がいい。
■ 7月 8日 (日曜日) くもり時々晴れ
雨はやっとやんだ。何だったんだろう。
久しぶりに太陽を見た。まだ蝉は鳴かない。
これでクマゼミが鳴いたら梅雨明けだ。
ハイブッシュの残果収穫が雨で進まない。長雨で完熟果がだいぶん傷んでしまった。
ラビットアイは裂果が多い。
それと今年はヒヨドリが来ている。
例年ならハイブッシュの時期だけヒヨドリが来てラビットアイの時期になると山に行くのかブルーベリーには来なくなる。そのためハイブッシュ区には網を張っているがラビットアイ区には網を張っていない。今年はどういうわけかハイブッシュの時期に里に下りてこず今になって下りて来た。網の張っていないラビットアイが狙われている。
この前、眼が合ったヒヨドリも来ていた。やはり一戦を交える気だ。食べ放題。追い払っても近くの電線に一時止まって隙をみて再来。
そして勝利の狼煙を上げるように「ピュルールールー」と鳴きながらベリー公の頭上3mを飛んで行った。
やられた。
気を取り直してラビットアイの収穫。
未だにイラガを退治しながら。小さいのが集まって葉をレース状にした段階でかなり退治したが群れから外れていたものや見逃しがありまだ居る。今は大きくなって分散して単独行動しているのでどこに潜んでいるのかわからない。
葉の裏に居て葉を齧っているので、歪な形の齧られた葉があると要注意。
最近は触れて刺されても「チクッ」とするだけでその後の痛みも痒みもなく腫れなくなった。
しかし今日は蚊が多い。長雨が止んだ晴れの日なので余計だ。わんわんとたかっている。
アシナガバチがイラガを捕らえて肉団子にしていた。セグロアシナガバチのようだ。
ホバリングしながら上下して丹念に葉を見て回る。巣がいっぱいあるので雨除けハウスの中や外部の大鉢などたいていアシナガバチが居てパトロールをしてくれる。
この子もイラガを食べてくれるのだが、今はまだ無理。もっと大きくなってからでないと。