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February.2009


2月16日(月)プチベリーショートとは?!

カフェでのメニューに苺のある時期だけ「プチベリーショート」というデザートがあります。もともとアメリカでいうショートケーキとは、クッキー生地のスコーンのようなビスケットに生クリームと苺をサンドしたもの。日本人がイメージする、ふわふわの苺ショートとは異なります。ここからヒントを得て、プチベリーで苺ショートを作ったのが「プチベリーショート」です。プチベリーはバターを泡立ててから作る方法のマフィンなので、オーブンで温めると表面がクッキーのようにサクッとします。温めた、さっくりプチベリーに生クリームと多田さんの女峰をサンド。できたてをいただきます!プチベリーを堅いとか、誤解をしているお客様も時々いますが、このプチベリーショートを食べてプチベリーの美味しさに目覚め、帰りにお持ち帰りするお客様もいらっしゃいます。苺もブルーベリーもいっぱい食べられる。。まさにBerry's Lifeの苺ショートなのです。


2月15日(日)今年もボルシチ

今週のランチは、ボルシチ、わさび菜とはんぺんのサラダ、寒じめほうれん草と卵のココット、焼きブロッコリーこはん。ボルシチとはロシアの料理でビーツ(赤蕪みたいだけど大根の仲間らしい)を使ったシチューのような料理です。生のビーツはなかなか手に入りませんが、去年から雲海農園様に送っていただいています。今年は12月に寒い日が続いたためビーツの生育が悪く、出荷できそうにない。。。というお話でしたが、なんとか小さいのを少し、かき集めて送っていただきました。ビーツは根の部分を使うのが普通ですが、茎も葉もひげ根までも小さく刻んで使いました。茎からも赤い色がいっぱいでるのです。トマト缶も使いますが、ビーツから出る真っ赤な色は独特で、土の香りがするボルシチはとってもおいしいです。日曜日の常連のM夫妻が、この「ボルシチがとっても美味しくて。。。ビーツの香りがいいのでしょうかね。。。」と感激されていました。本当のボルシチがどんな味なのかわかりませんが、うっかりウサギが作るボルシチは、ビーツの根から葉まで全部入れて、きのこ、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、豚もも肉、トマト缶を入れ煮込み、サワクリームをひとさじ入れて食べます。去年はビーツライスやビーツのスープなど何度も大活躍のビーツでしたが、今年は今週のボルシチのみの登場です。今週、うっかり食べ逃したお客様は来年「うっかりウサギのボルシチ」、ぜび食べにきてくださいね。雲海のYさん、ありがとう!


2月14日(土)北海道のお客様

夕方、北海道のお客さんがお越しになりました。遠方からお越しになるネットのお客さんは時々いますが、北海道は初めてです。ベリー公は農園の植え付け作業に出ていたため、お会いできませんでした。所用でまた5月に高松に来るそうで、その時にまた寄っていただくことになりました。北海道とここ香川では気候がかなり違うので栽培方法もぜんぜん違います。それでも、「ベリーのある暮らし」をしている。。。というだけで心が繋がるというか、初対面なのに話ができます。なんとなく、クマ系の小動物にしていまいましたが、とてもお上品なご夫婦だったことを補足しておきます。似てないかも。。。すみません。


2月13日(金)誕生日

バレンタインイブ。。今日はベリー公さんの誕生日でした。うっかり、アサヒスーパードライを買うのを忘れました。。。晩ご飯に50本のちくわ入りおでんを作る計画でしたが、やめて、チキンのグラタンを作りました。健人くんと3人でお祝いしました。


2月12日(木)大地のチョコケーキ

バレンタイン直前。。。ということで、今年も「大地のチョコケーキ」を作りました。小さなチョコのツブツブが入った生地が3層になっているのが、なんとなく農園のチップに似てるな。。ということで、強引なネーミングです(笑)昔はネットショップにも出していたので、古くからのうっかり日記読者は知っているかも。普段、スポンジを3層にカットしたり、クリームをナッペするケーキはほとんどやってないので、うっかりウサギにしては手の込んだケーキです。このケーキの良いところは、ほんのりラム酒風味のチョコクリームとバター風味のチョコ入り生地が3、4日おくことでしっとりなじみ美味しくなること。店内ではシャベル形フォークで召し上がっていただきます。もちろん、定番の「ちょこっとベリー」(ラスベリー入りガトーショコラ)も1月末から作っています。ケーキ屋ではないので、イベント物を作ってもたくさん買いにくることはありませんが、一応少し並べることが大事です。。。もう少し早く準備すればWEBショップにも出せたのに、結局ギリギリです。


2月11日(水)焼きブロッコリーごはん レシピ

ここで、こっそり、新作の「焼きブロッコリーごはん」のレシピを発表します!と言っても料理と言えるかどうかの簡単レシピですが。。。ブロッコリーの脇目の小さい房を使います。小さい房を軸に沿って縦に4等分して、少量のサラダ油又はオリーブオイル(こっちのほうが美味しい)をまぶし、馴染ませます。そして強めに塩をしてオーブントースタの強火で5分。軽く焦げ目がつくまで焼きます。それを白ごはんにのせて食べます。焼きたては、めちゃウマです。ごはんも進みます。美味しくて新鮮な野菜はできるだけシンプルな調理法のほうが、野菜のうまみを引き出せる気がします。


2月10日(火)野菜のフレンチ

開店前は料理よりも、ケーキやデザートのほうが大事だと思っていましたが、カフェというものは食事がすごく大事。。。って開店してから気づきました。甘いものは毎日食べられないけれど、食事は毎日3度は必ずします。うちのランチに毎週来てくださるお客様は「食べる時間」を大事にして考えていらっしゃる方です。
 ベリー公とうっかりウサギは視察で食べ歩きが趣味なのはご存知かと思います。最近はフレンチに行くのが多いですが、普通のフレンチはお肉がいっぱいで、ソースもコッテリ。。最後のほうは苦しくなる感じです。ベリー公とうっかりウサギは草食動物なので、あっさり系が好きです。お肉、お魚も食べますがたくさんは食べれません。我々が好きなフレンチは日本人向けの「野菜のフレンチ」というジャンルで、前菜が多め、少しずつ何皿も出て、メインのお肉は小さい。。。のが好みだということが最近わかりました。今のところ、一番うっかりウサギが気に入っているフレンチは京都にある「うさぎ」です。「うさぎ」だからではありませんが、とても野菜料理が上手で美しいお料理です。一度しか行ったことはありませんが、近ければ毎月行きたいお店です。


2月7日(土)素敵なレストランになりたい。。。

すてきなレストランを味わうということ。
それは確かに助け合い。
お店の人とお客様との助け合い。
それに加えて、お客様とお客様同士の助け合いがあって、
初めて素敵なレストランになる。
。。。。。。。。。。。。。。。「おいしい店とのつきあい方。」より

ん〜なんか深いです。お店をやってるうっかりウサギには。。。
うっかりウサギは、去年から「ほぼ日手帳」を使ってます。その手帳の数日前のコラムにあった言葉です。毎日、ちょっとした誰かの一言が抜粋されて手帳の下に書いてあって、それを読むのが好きです。本とか新聞とあまり読まない生活ですが、この手帳のコラムを読んで、毎日納得したりしてます。
 去年はランチのメニューを書き込んだだけでしたが、今年はその日に仕込んだお菓子、ランチの予定、その日に出たランチの数を書き込んで、去年より充実した使い方をしています。
 去年の1月、一番最初にやったランチは「カリカリ豚とほうれんそうのスクランブルエッグ、オリーブライス」でした。最初のランチは今思えば恥ずかしいです。どこかでお店をやっていたわけでないので当然です。最初のほうのお客さんには申し訳なかったですが、失敗を重ねながら、ランチもシフォンもプチベリーも全部が今、成長して美味しくなりました。一番最初のランチから来てくれているM夫妻には本当に感謝。Berry's Lifeの可能性を信じてくれたのだと思います。この1年、お店も味もだんだんよくなっていくのを、ずっと見守ってくださったのです。始まったばかりのお店は一度で決めつけず、しばらく期間をおいてからもう一度行ってみてほしいです。「素敵なレストラン」になるかどうかはお客様の協力もいるみたいです。Berry's Lifeもベリーだけでなく、「素敵なレストラン」にもなれたらいいな。。。。


2月7日(土)素敵でどきどきすること

オープンの看板を作ってから、パーゴラ下の立て看板には「モーニング」「ランチ」「TeaTime」のメッセージを掛けかえています。夕方なので写真が暗めですみません。昔は黒板を出していたので風で飛び、雨で消えてダメでした。手書きのメッセージをセロファンに入れて出すようになり、少々の雨でも大丈夫になりました。志度方面の入り口と、インター降りて正面の入り口の2カ所に出しています。これは鎌倉山のお洒落なフレンチレストランで見ました。紙に手書き。。。という方法が素敵に感じたので、その時絶対これはやろう!と、うっかりウサギは思いました。「素敵なこと」「ドキドキすること」はピンときます。お庭もアプローチも小さいですが、駐車場からお店に入るまでのワクワク感が少しでも感じてもらえたら、と思います。まぁ、わかる人とわからない人がいるとは思うのですが。。。
 お、それと右にはベリー公さんに作ってもらった「うっかり型」。超小さいです。前々から思っていて、やっと完成。クッキーというのは焼くと膨張するので、うまくいくかどうかは、まだわかりません。


2月6日(金)サラダは悩む

メインの料理も野菜がほとんどなのに、毎回サラダがつくのがうちのランチ。ここ最近は雲海農園のレタス、紅心大根が中心のサラダです。つけ添えのサラダではなく、サラダも料理の1品と考えているので、そこそこ見栄えがして、美味しくなくてはダメです。悩むのは毎週欠かさずランチに来る常連のお客さんが10人ぐらいいるので、どうやって変化をつけるか、です。八朔、蕪、ゆず、苺ドレッシング、焼きあげ、ゆで卵。。。といろいろトッピングや味付けをかえ、工夫してます。今週は「ぱりぱりごぼうとレタスのサラダ。ごぼうを細い細い千切りにして水を切り、油でパリパリに揚げます。レタス、紅心大根を飾り、あつあつのパリパリごうぼうをのせ、ごま油、バーブソルト、自家製和風ドレッシングを回しかけて完成。この「ぱりぱりごぼう」はオーダーがあってから作ります。だから「ぱりぱり」です。


2月5日(木) かくれんぼラスク

店頭では少し前から販売してる「かくれんぼラスク」です。もちろん「かくれんぼベリータルト」をラスクにしたもので、3つ入りで100円。かくれんぼタルトはアーモンド風味の香ばしいタルトなので、ラスクにしてもリッチなクッキーです。ベリーもたくさん入ってお買い得。生産量が少ないためWEBショップには出していませんでしたが、少し余裕がてきたので近日中にUPする予定。


2月3日(火) 鬼の豆

Berry's Lifeがある志度という地域には、「鬼の豆」という行事があります。うっかりウサギは、ずっと高松で去年から志度に来たばかりなので驚きました。小学生が「鬼の豆ください!」と商店をまわり、お菓子をもらいに来るのです。そう、まるでハロウィンのような感じです。去年は3日が日曜で、小学生が来るよ!と聞いていたので、クッキーを用意してました。実際、数十人が取りにきました。今年はたまたま定休日なので、ごめんなさいでした。地元密着のお店は定休日でもお店をあけて鬼の豆を配るそうです。すごいです。


2月1日(日) どきどき。。。

今週、うっかり日記を展示してから、はじめての日曜日。M夫妻がいつものようにランチにお見えになりました。ランチの待ち時間、奥様は新しくできた本コーナーの本を読んでいましたが、旦那さんは丸テーブル横、じ〜っとうっかり日記を読んでいました。トイレの中の展示も見た様子。もう1カ所、隠れた場所に展示してるのですが、そこも発見して壁の裏にまわって読んでました。。。インターネットは見てない様子でしたが、M夫妻もたびたび登場するうっかり日記ですから、どきどき。。。です。とてもかわいく描いているので怒らないと思います。しっぽがあっても。。。


 

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