先日、ブッシュバジルの葉っぱを、根こそぎオンブバッタにやられました。種まきが遅れていて、やっと大きくなりかけたところだったので、ブチキレ！今までも見つけたらプチッと抹殺してましたが、朝夕、ハーブ園のオンブパトロールで10匹ずつぐらいやっつけています。とくにバジル、レモンバーベナは無惨です。ミント系もぜんぶやられていますが、唯一マウンテンミントだけが無害。葉っぱの好き嫌いがあるみたいです。あまり手で虫を潰すのは好きでありませんが、まだオンブが小さいので平気。しかもハーブばっかり食べているので、潰してもハーブしか出てきません。全部やっつけることはできないけれど、来年の卵を増やしては大変です。

今年になって、ランチがゼロの日はなくなりましたが、波があるのは相変わらずです。完売する日もあれば、2人ぐらいしか来ない日もあります。今日も予約は2人だけだったのですが、11時半に急にいっぱい来て、車は止められなくなり、ランチも12時ごろになくなりました。いわさきネコが休みだったため、やましたウサギ一匹で大奮闘！！いくらうちのエースといえど、満席になると一匹ではいっぱいいっぱいです。ベリー公もスープをついだり、おかずを盛りつけたり。。。私は必死で盛りつけ。。。こういう大忙しの時に限って、パンケーキ夫婦が現れて、「パンケーキ１つ、ランチ１つ」のオーダーをいただきます。平日は生地をスタンバイしてないので、オーダーが入ってから粉をふるって、卵を割って。。。です。ランチの時間にはランチばかりしていただいたほうがありがたいのですが、しかたありません。パンケーキ夫婦も開店直後から定期的に来てくださるお客様で、昼時に現れて必ずパンケーキ2つでしたが、最近はランチも１つ頼んでくれます。ランチとパンケーキを2人で分け分けしているみたいです。ランチもいいけど、やっぱりパンケーキも捨てきれないみたいです（笑）結局、今日も３人ランチをお断りしました。早めの時間にお越しになれば大丈夫とは思いますが、念のためのご予約もできます。駐車場が少ないので、止められない場合はお店の庭の前でも、横の歩道にひっかけて止めても大丈夫です。
　いわさきネコはご懐妊のため、9月から本格的な産休に入る予定です。平日も休日も新たな隊員を募集しなくてななりません。

今日、お昼過ぎにM夫妻がご来店。平日の昼に来られるのは珍しく、今日はランチではなくサンドイッチをお召し上がりでした。ランチは週末のお楽しみにしていただけるそうで、本当にありがたいお客様です。週に２度来れるようにランチ以外のサイドメニューももっと充実させたいところですが、今は１つだけのランチに力を注いでいます。
「一昨日、私たちにシッポがあるのに気づきました！」とご主人。。。うっかり日記をついにご覧になられたようです。うっかり日記の復活後、お客様の中では一番出番の多いM夫妻。本人たちの知らぬところで、休憩所のお話はどんどん展開していたのです（笑）

うっかり日記もなかなか書けませんが、ベリー公の休憩所日記もなかなか書けません。まずお店を軌道に乗せるために、今は毎日毎日寝る時間以外は働いています。「事務処理と発送業務に追われる毎日で自然やベリーにゆっくり向き合う時間がないからネタがない。。。」とベリー公は言います。休憩所日記が止まると、「お体は大丈夫ですか？」「どうしたのですか？心配です。」とお客様からメールがきたりします。今は開店前のようなのんびりした休憩所日記は書けないけど、しかたないんじゃない？いつかスタッフに仕事を任せて、ベリーや花を一日中観察できるような日も来るはず！。。。です。面白い、すばらしい日記を書こうと思うと書けません。うっかりウサギの場合、ネタは山のようにあるのですが、毎日疲れてパワー不足なのです。。。明日書こう、と思って寝たらうっかり忘れます。

今日も、オジサン3人のお客さんが「どのケーキがおすすめか、ママに聞いてみよう」「ママ〜」って呼ばれました。もしかして、私のこと？！時々、年配の男性に「ママ」と呼ばれるのが、ちょっと嫌です。カフェの店主の女性に今時「ママ」とは呼ばないと思います。スナックとか連想してしまいます。じゃー、なんと呼べばいいのでしょうね。。。「ウサギさん？」。。。。（笑）

三連休は思ったよりテレビの影響もなく、暇でした。みんな遠くに遊びに行ったみたいです。世間では夏休みですから。。。うちの店は平日、「子供を幼稚園や学校に預けている間にお母さんたちが女同士でゆっくりする店」っぽい感じになりつつあるので、夏休みは暇になってしまいます。
　今週のランチは「プッチーニの肉詰め」でしたが、プッチーニを残すオジサンが時々います。中の肉とそとのトマトソースだけ食べていて、ケースになっているプッチーニは手つかずなのです。プッチーニは坊ちゃんよりやや小さめのミニカボチャで黄色い色がきれいで、味もズッキーニに近くあっさり味のカボチャ。オーブンで焼くことで、肉汁がしみ込み、とっても美味しいのに「なぜ？？！！」という感じです。毎日たくさんは収穫できないらしく、数日に1回、４〜５個ぐらいしか販売していないので２週間ぐらい前からランチのために買いだめしていました。１週間同じランチなので、こういう希少価値のカボチャをランチに使うのは大変です。でも見た目もかわいく、気に入って、去年に引き続き今年も夏のメニューに登場しました。この店に通う人は野菜嫌いはいないと思いますが、世間では野菜嫌いな人は多く、イモやカボチャを嫌うオジサンは多いそうです。手つかずのプッチーニが下げられてくると、食べれると知ってたのかしら？と、ガッカリしてしまいます。いつもはお箸だけですが、今週はナイフとフォークもつけているのに。。。

17日に大阪から助っ人ガーデナーのひろりんが来て、雨の中、作業してくれました。春の花の終わったもの、汚くなった枝など整理ができてないままだったのです。ベリー公は本当に忙しくて、毎日の雑務に追われ、本来の自園のベリーの手入れさえままなりません。店の庭の手入れも、助っ人が来る！ということで「やるぞ！」と一緒に作業できましたが、普段はついつい。。。なかなか。。。時間がとれない。去年は春に植えた花が秋、冬までそのままになっていましたが、今年は助っ人が来てくれたおかげで、気合いが入りました。ひろりんは、うっかりウサギのお山のお家に宿泊。
　 翌日18日は岡山から、にくちゃんが助っ人に来てくれ、二人で秋の花の植え込みをしてくれました。ハンギングも小花が終わったので、コリウスのハンギングに作り替えてくれました。「ウサギさんはベリーの鉢増しだけで、お花の手入れはしないの？」と、にくちゃんに鋭い質問をされました。そうです、うっかりウサギは「食べれる植物」を専門としているので、ベリーとハーブ担当っです。きれいだな。。とは思うけれど、お花の手入れはやりません。うっかりウサギがやらないことを、ベリー公が好きだったり、得意だったりするので、世の中はうまくできてます。こんな素敵な仲間たちに季節季節に手入れしてもらって、休憩所のお花たちは幸せです。
　今回ひろりんが宿泊したので、うっかりウサギのお山のお家は緊急掃除で大変でしたが、きれいになってよかったよかった！夜中に寝に帰るだけなので、まるでウサギ小屋です。ひろりん、ちょっと美しく描きすぎました（汗）にくちゃんとは蜂友達になりました（笑）

ベリーの季節に、今年初めての取材。山陽テレビのイブニングDonDonという情報番組でした。岡山の放送局で、朝から取材にきて昼までに撮影、大急ぎで岡山に帰って夕方5時には生放送。。。というハードスケジュールな取材でした。今回はベリーのランチを撮ってくださるということで、ランチがメイン。今までスイーツか農園のことばかりで、ランチを詳しく撮影していただくのは初めて。休憩所ではお茶の時間よりランチのお客様のほうが多く、常連のお客様は大抵ランチに通われています。手作りの野菜ランチで、季節季節に彩りよく工夫しているつもりですが、夏はフレッシュベリーがサラダに添えられたり、デザートについたりするので、特にお得です。夜に健人くんの携帯テレビ録画で今日の放送を見ました。５分程度ですが、すごくきれいに豪華な感じに編集してくれていました。今回はベリー公より、うっかりウサギのほうがインタビュー多かったです。時間帯が早かったので、偶然見た人は少ないかもしれませんが、少しでも宣伝になっただろうと思います。山陽テレビさん、ありがとうございました。

農園ネコのクランは不思議ネコです。ニヤーニャーって人間と話ができます。ニャーと声をかけると、ニャンと言います。今日はお休みで、うっかりウサギもイスを出して、小屋の前で一休みしてました。クランも隣でゴロンとなりお腹を出して「ニャッ」「ニャー」と声をかけてきたので、「ニャッ、ニャー」と返しました。「何の会話しよん？」とベリー公さん。。。クランは農園で放し飼いにしているため、ダニにかまれたり、家ではありえなかった病気になってしまったり、ちょっと心配です。以前より元気がなくなった気がします。パトロールもそこそこで、今年はベリーがヒヨにやられています。これも、農園とカフェの経営に忙しすぎて家で飼えなくなってしまったから。。。。。この事業に巻き込んでしまった我々の責任です。農園は厳しい環境ですが、広々とした自然と自由があります。クランは農園にきて、ベリー公の狭い自宅ではなかった自由を手に入れたのです。どこに冒険に行っても誰にもしかられません。一緒に第二農園に行きたいし、できるだけ元気で長生きしてほしい。。。と願うばかりです。

今週のランチの「焼きなすの夏野菜ソースがけ」にバシルの花を飾っています。バジルの花は食べられますが、ほとんどの人は食べないので飾りです。でも、この花が添えられているだけで、素敵な一皿になり上品なお店に来た感じがするものです。ただ、アリとオンブバッタがいっぱい潜んでいて、摘み取った花をバタバタ机に叩くと、オンブとアリがわらわら出てきます。ま、無農薬ということなのですが、料理の皿にアリがいたらクレームになるので、細心の注意を払って点検してから皿に飾らなくてはなりません。

今日も、苗を買いにきたお客様と少しお話すると、「隣の人が畑に植えて牛糞をたっぷりやったら育ちがいいから、うちも帰ったら牛糞をたっぷりやるつもり」と言われたのでビックリ！「牛糞や腐葉土などはブルーベリーにあまりよくないので絶対やめてください」と説明しました。その土地の気候にもよりますが、ここ香川は温暖多湿な気候なので、特に土の水はけが大事です。ホームベルなどの強い品種は少々土壌が悪くても育つようですが、ほとんどの品種は土が合ってないと調子を崩します。今日お客様が買っていかれたのは「ミスティー」でした。後でベリー公さんに話すと、「ミスティーは牛糞なんかやるとすぐに枯れる」ということでした。一生懸命説明しますが、なかなかこちらの言うとおりにせず、また枯らして苗を買いにくるお客様も多いのです。

第一農園のベリー公のトマトは見事にカラスに惨敗です。網も何もしてないので、しかたありません。今回の山形で釣り糸を貼る方法を見ました。鳥も利口なので、この効果は1年しか期待できないみたいですが、今年は今さら網もできないから、その方法を検討中。完熟するとカラスがつつくので、テルさんが未熟のままのオレンジ色のトマトを収穫してきます。未熟すぎると生で食べてもイマイチのため、「青トマトのジャム」を作りました。未熟トマトは果肉がつぶれず、ケチャップにならず、色もきれいなジャムができます。甘さを控えて作っています。パンナコッタにトマトジャムとブルーベリーをのせて、今日のランチのデザートに出しました。ランチのデザートはその日により「おまかせ」ですが、今日は後藤会計事務所の方々がおみえになったこともあり、「あたり」でした。

長い臨時休業を終え、今日から通常営業です。1週間も休むと、冷蔵庫の掃除、ショーケースの掃除と仕事前にやることがいっぱいあり、昨日たくさん仕込みができませんでした。だから今日はシフォンとチーズケーキ、ブルーベリーサンデーぐらいでデザートの種類は最小限。。。ランチのお客さんは少なめでしたがいつも来るお客様ばかりで、お茶もぽろっと来てくださり、長い臨時休業で忘れられているかと心配しましたが、ホッとしました。
　今週は、先週「くるみの木」のランチで出て来た「生姜の甘酢漬けごはん」をうっかりウサギ流にアレンジして使わせてもらいました。学んできたら、すぐ復習です。いいな！と思ったらすぐやらないと忘れます。うっかり日記もなるべくその日に描かないと忘れるので、とりあえず7月に更新しました。「山形の旅2009」は今月のページにUPします↓書くことがいっぱいあって、時間がかかりそうですから。。。

2日め。長野県のヴィラデスト到着。ランチの前にガーデンや畑を散策して、ランチ。3年前、初めて来たときに農園やガーデンの整備は壮観だし、料理は美味しいし、とっても感動したのです。その時飲んだヴィラデストのフレッシュハーブティーが美味しくて、うちのハーブティーはヴィラデストと同じレモンバーベナーをベースにしています。長野は涼しくて、夏野菜はまだみたいでした。ランチもズッキーニは出始めで、豆やアスパラ、新タマネギが多めで、まだ春っぽさを感じました。でもやっぱり目標にしたい、すてきなランチには違いありません。農園の中でレストラン。。。というのはいつか叶えたい夢です。ヴィラデストはお手本にしたい農園カフェの一つです。ガーデンではカラントやラズベリーなどが元気にすくすく育っていました。香川では温かすぎて、カラントやラスベリー類は大変苦戦しているので羨ましいかぎりです。ヴィラデストの場合ブルーベリーはハイブッシュのほうが育てやすいはずですが、なぜかラビットばかり植わっていました。
　ランチが終わってから、ヴィラデストを後にして軽井沢に向かいました。今晩は群馬の狩野さんとなほみさんに会う予定でしたが、狩野さんにお通夜ができたため、昼間に軽井沢でお茶することに。。去年の九重のシンポジウムでは会わなかったし、その前の栃木は我々が行かなかったので、３年ぶりでしょうか。。ブルーベリーをやっている人はたくさんいますが、狩野さんはベリー公と気の合うベリー仲間の一人で、ベリーの先輩として尊敬しています。そして、開店前から休憩所のこと心配、応援していただいています。
　旧軽井沢の町はジャム屋が多くて、ジョンレノンが行ったパン屋やコーヒー店をなほみさんが教えてくれました。その茜屋というコーヒー店でお茶しました。田舎の田舎で斬新なこだわりのお店を始めたために苦労が多いこと、ブルーベリーの苗の説明が大変な話。。。前回会った時はまだ開店していませんでしたが、ベリー公やうっかりウサギも実店舗を構え、いろいろブルーベリー屋としての共通する話がありました。狩野さんが「ハイブッシュばっかり可愛がる」というお話でしたが、ベリー公もハイブッシュびいきな人です。群馬はハイブッシュもラビットも両方育つ土地ですが、香川でハイブッシュというのはかなり危険な賭けです。不可能を可能にしたい。。。とベリー公は日々邁進しています。いつかはBerry'sLifeも狩野さんところと同じようにハイブッシュだけのジャムを作れる日が来るでしょうか。。。
　狩野さんとなほみさんと別れてから靴屋のセールで、うっかりウサギのおでかけ靴を買いました。スニーカーみたいにペタンコで足が痛くならないけど、ちょっと可愛く、スカートもはける靴です。 今日は埼玉に宿泊。

朝、5時ごろ出発。第一目的地は奈良のカフェ「くるみの木」だった。予想外に早く着いてしまい、８時ごろから「くるみの木」駐車場で仮眠。「くるみの木」は石村由起子さんが25年やっている、雑貨とカフェのお店。関西ではかなり有名なお店だ。と言っても、うっかりウサギが知ったのは去年だけれど。。。今回、お店に行くのは2度め。手作りのランチが人気で、朝10時半になると席取りのノートが出て、名前を書くために朝から人が並ぶ。今日も10時ごろから並んだ。10時半に合流予定の大阪のひろりんを迎えに行き、無事、11時半からの第一便のランチに入ることができた。
　私たちがランチを食べ始めても、待ち合いで待つ人もいるし、外のベンチで待つ人もいる。あの人たちは何時間ぐらい待つのだろう。。どうして「くるみの木」がこんなに人気なのか？！この、やさしい、ほんわかした雰囲気はお店のインテリアだけでなく、スタッフの雰囲気、手作りのお料理、すべてが作り出す空間。駆け出しのカフェのオーナーである、うっかりウサギとベリー公はそこが気になって、何度もそれを確かめるため、またここに来てしまう。。。
　今日は「くるみの木」でオーナーの石村さんの自伝的な語りおろし本「私は夢中で夢をみた」（文芸春秋）を購入。つい最近出版された本だ。夜、ホテルで夢中で読んだ。いろいろ大変なことがヤリのように降ってきて、大きな夢のために失うものもある。だけど得るものが多いすばらしい仕事。。。カフェをやってない、普通の人が読むとあまりわからないかもしれない。しかし、私にはピッタリというか、まるで今悩んでいる私に「大丈夫！」と言ってくれているような本だった。石村さんも私と同じ高松市生まれ。次から次へと自分で「苦労」を拾ってくるところ、名前が「ゆきちゃん」なところ。。。とオーバーラップするするところが多すぎて、いろいろ考えさせられた。「辛い、しんどいは幸せになるチャンス」「スクラップやノートで具体的な夢を育てる」「明けない朝がないように、どんなことにも道はある」「まず夢をみること、そしてそれを語ること」夢は語らないと実現しない。。。本当にその通りだ。いつか、いつの日か石村さんに会ってみたいと思った。
　 つい、熱く語ってしまいましたが、「くるみの木」ではうちのお抱えガーデナー、ひろりん（大阪）と合流。しばらく見ないうちにまたパワーアップして羽が生えていました。お花を次々増やしてしまうベリー公とひろりんは軽く病気みたいなものですが、それがパワーの源で、誰も止めることができません。。。ランチの後、「AIDA」という別のカフェでお茶。ここで奈良の「たまさん」（休憩所に苗を提供していただいている）にも合流。たまさん家から来たカールドン（アンティチョークの仲間）がでっかいサボテンみたいになって、うちの店のドアの前にいる話で盛り上がりました。
　ひろりん、たまさんと3時過ぎに別れて、長野まで走り、上田で宿泊。