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8月31日 石にしがみついてでも、ごの事業を成功させないかん!


ベリー公のお母さんはその後、入退院を繰り返していましたが、とうとう星になってしまいました。今日が告別式で、お店は臨時休業。ベリー公とその息子たち、お母さんの兄弟と休憩所のスタッフ、少ない人数で簡素なお葬式でしたが、一生懸命、お見送りしました。プチベリーとラスク、おそうめん、おにぎり、ブルーム君の絵はがきぐらいしか入れられませんでしたが、きっと許してくれたでしょう。ベリー公をこんな忙しい仕事に巻き込んでしまい、最後の数年は一人で淋しい思いをさせたことには、うっかりウサギも少し責任を感じます。気の強いお母さんは私やお店のスタッフに気を使い、なるべくベリー公を呼ばないようにして、自分のことは自分でやり、あまり面倒をかけないまま旅だちました。「石にしがみついてでも、この事業を成功させないかん!」というのがベリー公への遺言です。誰よりもお店のことを心配されていました。ありがとう、ばあ。。。このお店が軌道にのるまで、もう少し見届けてほしかったし、もっと話したいこともあったので残念です。



8月29日 星になった「ばあ」 


ベリー公のお母さんが入院したのはゴールデンウィーク開けのことでした。毎年、うっかりウサギが母の日のシフォンを送っていましたが、「今年はしんどくて食べられないからいらんから!」と電話がありました。白血病で、抗がん剤の治療もしなくてはならないと聞き、5月半ばに入院中のお母さんを見舞いに行きました。「もう、由紀ちゃんなんか連れて来て!」と、他人に気を使うお母さんは、私が見舞いについて行ったのでびっくりして、怒った風に言いました。私のような他人は病気が悪くなると見舞いに行けなくなるので、今。行かなくては!と思ったのです。黄色い花柄のパジャマのお母さんに「治療がんばってください」と、手を握って帰りました。あまり良くないと聞いていたので、もう会えないかもしれないと思い、涙が出ました。お母さんはエレベーターまで見送りにきてくれました。ずっと、この時の顔を目に焼き付けておこうと思いました。





 

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