2003年 3月


 31日(月)     最低気温:7.4℃  最高気温:20.2℃ 時々

薄くもりの一日だった。街路樹や公園のサクラが一気に咲きだした。もう2〜3分咲きの樹もある。今週の土日が満開で見頃になりそうだ。入学式は散り始めだな。サクラの花舞う入学式でちょうど良い。栗林公園付近の中央通りの歩道街路樹のシデコブシも満開だ。ピンクと白で綺麗だ。


 30日(日)     最低気温:4.2℃  最高気温:15.9℃

休憩所の花たちがいろいろ咲いてきた。クレマチスたちも蕾がたくさんついている。なかでもアーリーセンセーションの蕾の数がすごい。ブルーベリーのウェイマウスの蕾が花の形になってきた。


 29日(土)     最低気温:8.0℃  最高気温:16.9℃  のち

やはり昨日、栗林公園のサクラの開花標本木が開花したと新聞に載っていた。平年より2日早く昨年より10日遅いようだ。もうこれで春本番だ。畑ではモンシロ蝶がたくさん飛んでいる。モンシロ蝶は蝶の中で春、一番早く姿を見せ、晩秋も一番遅くまで飛んでいるそうだ。モンシロ蝶は四国では2月から飛び始め、12月まで姿を見れるそうだ。ということは姿を見れないのは1月だけということになる。成虫の寿命は数週間だそうで2月から12月までに卵〜成虫を5回転くらいするようだ。元気の良い蝶だ。


 28日(金)     最低気温:8.3℃  最高気温:16.3℃

昨日、松山ではサクラが開花したようだがニュースで高松のことは言わなかった。栗林公園のサクラの開花標本木はまだのようだが街の所々のサクラはポツポツ咲いていた。もうモクレンの花が散っている。あの大きな厚い花びらがボトボトっと音をたてて落ちる。ちょっと変な気持ちになってさびしい。休憩所のユスラウメがたくさん咲きだした。アーモンドは赤い花びらがだいぶん見えてきた。ピンクから白色になってきたエイボンブル−の花。エチョータもつぼみがはじけ葉が展開している。スパータンのつぼみ、良く見るとつぼみの先がおちょぼ口かタコの口みたいに飛び出ている。今まで気づかなかった。他の花はそうでもないのにスパータンだけ雌しべが飛び出てこんな形のつぼみだ。何か可笑しい。


 27日(木)     最低気温:5.7℃  最高気温:19.0℃  のち

晴れて暑かったと思えば、夕方前に曇ってきて吹く風が冷たくなった。その後雨になった。この頃の天気はめまぐるしく変わる。サクラは開花してから約1週間で満開になるそうだ。高知県では今が満開だそうだ。こちら香川県では今日が開花予想日だったがどうだろう。休憩所のツバメが1羽帰ってきた。先発隊だ。追っ付け、後発のツバメも帰ってくるだろう。また賑やかになる。


 26日(水)     最低気温:8.0℃  最高気温:19.1℃

暑かった。昼間、体を動かしているとTシャツ1枚でも充分くらいだった。日向だと半袖でOKだ。畑にモンシロ蝶が飛んでいた。カメラにおさめようとしたが無理だった。東京・新橋に「せとうち旬彩館」が昨日オープンしたようだ。香川県、愛媛県の特産品を扱うアンテナショップ。JR新橋駅前の1・2階に開設したもので1階は讃岐うどんや小豆島そうめん、香川の特産農産物「Kブランド」など、両県の食品と保多織や漆器などの伝統工芸品。2階は讃岐うどんや瀬戸内海の小魚料理、鯛めしなどの郷土料理の店、「かおりひめ(香媛)」(香川県の香、愛媛県の媛)がある。
休憩所のプラム井上が次々咲きだした。シャープブルーも6分咲き。
 


 25日(火)     最低気温:9.2℃  最高気温:17.6℃ のち

今朝も気温は高かった。深夜から降った雨が朝9時頃まで残ったがその後晴れて昼間は暖かを通り越して暑かった。今年はどうも気温の起伏が激しく定まらない。でも昨日の暖かい春の雨の後、晴れ上がったし明日も晴れらしいので休憩所のプラム井上もパープルアイ(プルーン)も一気に咲き揃うだろう。高知県や南予(愛媛県南部)ではサクラが2分咲きだそうだし、そろそろこちらでもサクラの開花が聞こえてきそうだ。海のほうでも瀬戸内海の初鯛が揚がったそうだ。香川県西部では22日、体長68cm、重さ3.7kg、ご祝儀相場で18万円。香川県東部では24日、体長55cm、重さ2.5kg、ご祝儀相場で12万円。立派な鯛だ。


 24日(月)     最低気温:5.0℃  最高気温:13.0℃  のち のち

雨になったが寒くなかった。春の雨だった。こんな雨が花芽を膨らし芽や根を伸ばす。一雨一雨、苗は大きくなる。そういえば今年は春一番が吹かなかったな。黄砂もまだ飛んでこない。


 23日(日)     最低気温:1.5℃  最高気温:13.4℃

朝は冷え込み氷がはっていた。昼から少し薄曇り(花曇り)になったがあったかだった。ユスラウメが咲いた。チューリップの花穂もでてきた。クレマチスのエトワールローズの芽もでてきた。昨年はユスラウメは3/16、プラム井上とアーモンドは3/19の開花だった。やはり今年は遅めだが、やっと楽しみな季節になった。
  


 22日(土)     最低気温:6.4℃  最高気温:10.6℃ のち

朝起きると雨が降っていた。午後には止んでその後晴れてきた。気温は低くなかったので雨の中、プラム井上が咲いた。今年はプラム井上(上段左)が休憩所に春を告げる一番花になった。ユスラウメは半咲き状態だ。アーモンドは蕾の先にやっとピンク色が見えてきたくらい。今年はアーモンドの開花は遅れそうだ。ブルーベリーのエイボンブルー(上段右)も開花した。ケープフィア(下段左)リベイル(下段右)も赤い蕾になった。蕾を真下から見るとドライバーの先のようだ。


 21日(金)     最低気温:1.4℃  最高気温:12.4℃

『春分の日』その名の通りに今日は春の陽気だった。少し動くと汗ばむくらい。トレーナーなどの上服を脱いで半袖姿になる人もいた。春の戻りカレイが釣れだしたようだ。カレイは毎年、10〜11月産卵のために接岸してくるのでこの時期に岸から投げ釣りで釣れる。産卵を終えて冬の間は動きが鈍くなるのでほとんど釣れないが、3月末〜5月に餌を荒食いするのでまた釣れだす。そして体力を蓄えて夏に深場に戻る。春の海釣りがシーズンインした。カレイにアイナメ、メバル、マダイなどが釣れる。


 20日(木)     最低気温:1.0℃  最高気温:13.0℃

明け方は少し冷え込んだが日中は良い天気であったかく、今までの愚天気のウップンを一気に晴らすような好天気だった。ヤナギの新葉やメタセコイヤの新葉も出てきた。天気予報でも週末天気は崩れるが来週からは本格的に春に向うようだ。もう大丈夫で春の装いをしてもよさそうだ。


 19日(水)     最低気温:1.3℃  最高気温:12.3℃ 時々

街角のモクレンが咲いていた。栗林公園周辺の中央通り街路樹のシデコブシも咲きだした。ソメイヨシノの花芽も膨らんできている。昨日から彼岸に入ったので、文字通り「暑さ寒さも彼岸まで」だ。休憩所のユスラウメもそろそろだ。


 18日(火)     最低気温:6.4℃  最高気温:13.0℃ のち

『彼岸入り』
朝起きると雨が降っていた。今春の最初の頃は天気良くあったかい日が続いたので今年の春はあったかくて早いぞ。と思っていたのに最近は天気の悪い日が多く晴れても気温が低いが多い。そんなことを思いながら恨めしそうに空を見上げていたら急に晴れてきてあったかくなった。休憩所のオニール(左)が咲いた。エイボンブルー(中)も、もうすぐ咲きそう。そして植えた覚えのないオキザリス(カタバミ)の仲間の花。雑草として生えてきたもので今までは花が咲く前に抜いていた。今回は不精して草抜きを怠っていたら花が咲いた。「エッ!あんた誰?」って感じ。咲いてみたら美しい。もう抜かずに置いておこう。


 17日(月)     最低気温:6.8℃  最高気温:14.3℃

気温はあまり低くないと思うが天気が悪く春という感じはしない。でも街角のモクレンは白い大きな花びらを持ちあげ、先を少し開いて咲こうかどうしようか迷っているようだ。そんなのを見ていると春の兆しを感じる。ブリティッシュシードからダイレクトメールが来た。(社)日本家庭園芸復及協会主催の日本フラワーショー&ガーデンショーの招待券を3枚送ってくれた。3/21〜23日、会場は東京ビッグサイト西1・2番ホールだそうだ。今週末東京なんて行けない。どなたか行ってみたい希望の方がいらしたらメールで知らせてください。券をお譲りします。


 16日(日)     最低気温:6.3℃  最高気温:7.3℃

今日も一日、シトシト雨が降り続いた。雨のため土筆をさがしに行けなかった。もう胞子が落ちて駄目だろう。休憩所のユスラウメとプラム井上は蕾からピンク色の花びらが見えてきたがどうだろうか。例年ならもうモンシロチョウの初見日の頃だが、今年はまだのような気がする。


 15日(土)     最低気温:6.1℃  最高気温:7.9℃ 時々

風は無く、激しい雨は降らなかったがシトシト雨が降り続いた。春先のシトシト雨は植物の動きだした根の活動をほどこしてくれる。それにしてもまだ少し気温が低い。日本の人口増加率が新聞に載っていたが戦後最低の増加率のようだ。マイナスではないものの0.11%(14万5千人)の増加。ちなみに一番増加率の高いのが沖縄県、次いで東京都、3位が神奈川県。そして愛知県、滋賀県、千葉県と続く。増えた県が12県。減った県が35県。香川県は27番目で-0.18%の減。一番増加率の低いのが秋田県。次いで島根県。


 14日(金)     最低気温:2.1℃  最高気温:12.2℃ のち

今日の昼すぎに東京から帰ってきた。東京へは目黒区洗足に完成したコーポラティブハウスの見学に行ってきた。周辺は閑静な住宅街で上品な街並みだった。その上品な街にとけこんだ建物だった。設計者の話の中で、「素材に敬意をはらい、その素材の良さを生かし、また隠れた良さをひきだし、数多くの素材を組み合わせて調和した一つの建物を造る・・・」素材に敬意をはらう。素材の良さを生かす。隠れた良さをひきだす。この言葉が印象的だった。コンクリートはコンクリートの良さ、石には石の良さ、木には木の良さ、鉄には鉄の良さ、その良さの組み合わせで1+1=2でなく、1+1=5、2+3=10になる。昨日の夕食は新橋で会食し五反田で泊まった。行きも帰りも天気が良く飛行機からの眺めは最高だった。気平線?が綺麗だった。


 13日(木)     最低気温:0.6℃  最高気温:11.8℃  

休憩所のスノーフレークが咲きだした。この花を始めてみたときスズランみたいな花で緑の縁のお飾りがあってなんとオシャレな花なんだろうと思った。スタンドやコードペンダント(吊るす照明器具)のカサのようだ。今日はこれから東京に出張だ。


 12日(水)     最低気温:0.7℃  最高気温:11.5℃ 時々

奈良の『二月堂のお水取り』だった。関西ではこのお水取りが済まないと春はこないと昔から言い伝えられた。今日はあったかかった。昼間、仕事で行った現場近くの田圃でヒバリが鳴きながら空高く飛んでいた。スーパーに竹の子が出始めた。海ではメバル釣りのシーズンになった。


 11日(火)     最低気温:-0.4℃  最高気温:9.6℃ 時々

今日、ムカデの姿をみた。10pくらいの小さいムカデだ。やはり啓蟄をすぎたからボチボチ行動をおこしているのかなあ。こちらでは時々ムカデの姿を見るが、いくら自然の休憩所といえどもこの部類は歓迎できないので御用となる。ゴキブリなども見つけると同じく御用となる。街路ではサクランボの花が満開を迎えている。


 10日(月)     最低気温:2.2℃  最高気温:8.5℃ 時々

やっとこちらでも土筆が出始めたようだ。ゼンマイも見つけたようだ。この土日に行ってみるか。


 9日(日)     最低気温:2.8℃  最高気温:9.0℃ 時々

風は止んだが、やはりまだ空気は寒い。太陽は3月で空気(風)は冬だ。ハナニラが咲きだした。


 8日(土)     最低気温:4.8℃  最高気温:10.6℃ 時々

天気は良くなったものの風が強く寒い。冬の風だ。でも太陽も日差しは暖かく3月のものだ。ユスラウメの花芽(左)とプラム井上(右)の花芽。シャープブルー(左)とミスティー(右)は葉が伸びてきた。そしてシャープブルーの花のその後。


 7日(金)     最低気温:7.7℃  最高気温:14.8℃ のち

昨夜から降り続いた雨が午前中まで残った。冬型の逆戻りだ。強い冬の季節風が吹いている。天気予報によると来週いっぱいは冬だそうだ。このままいくと休憩所に春を告げてくれる花の開花が遅れそうだ。去年は一番花のユスラウメが16日の開花だったがどうだろう。


 6日(木)     最低気温:2.2℃  最高気温:6.0℃ 時々

『啓蟄』冬ごもりの虫たちがはい出るという頃。でも今日は雨で寒かったので虫たちも出てこれなかっただろう。自然界はスゴイと思う。立春から一ヶ月で冬眠から覚め活動を始める。でも今頃の気温は12月下旬〜1月初旬と同じ気温だ。12月下旬なんて虫や植物たちは活動してなく冬眠している。同じ気温でもだんだん暖かくなり春が近い、気温の微妙な違いを的確に感じとるのだろう。気温は立春を境に日々暖かくなるが、地温と海水温はひと月遅れの今頃から暖かくなりだす。それを地中の生物や植物の根、海の生物が的確に感じとる。自然と一体の仕組み。でも人間はどうかな?


 5日(水)     最低気温:-0.4℃  最高気温:6.9℃ 時々

今朝も冷え込んだ。霜が降りて氷がはっていた。南の山には雪が薄っすら積もって白くなっている。せっかく咲いたブルーベリーの花も寒そうだ。ユスラウメやアーモンドの芽も膨らんできている。プラム井上も膨らんでいる。休憩所に春を告げてくれる花たちだ。昨年はユスラウメが一番花だったが今年はどの花が一番だろう。


 4日(火)     最低気温:1.7℃  最高気温:7.1℃ 時々

時々雪が舞う寒い一日だった。街では沈丁花が満開でミモザが咲き始めている。ミモザに雪は似合わない。全然関係ないが京都の清水寺の奥の院本尊「三面千手観音座像」が公開される。秘仏なので普段は非公開で243年ぶりに公開される。3月7日〜12月7日まで。少し興味がある。


 3日(月)     最低気温:5.5℃  最高気温:9.4℃ 時々

日替わりの天気で寒くなったり、あったかくなったりだ。瀬戸内海の春の風物詩、イカナゴ漁がシーズンインした。3pの新子から10pの成魚まで網にずっしりだそうだ。煮付けに天ぷら、釜揚げに、明石名物のくぎ煮に。3月中旬からピークになり5〜6月まで続くそうだ。陸ではハウスイチゴの出荷がピークを迎えている。香川県内最大のイチゴの産地、三木町の大半の栽培品種は「女峰」で、「とよのか」や「さちのか」より栽培量は多いそうだ。てっきり「とよのか」が多いものだと思っていたが「女峰」が多かったとは知らなかった。酸味の少し多い県内産の「女峰」を今度食べてみよう。


 2日(日)     最低気温:7.7℃  最高気温:15.8℃

快晴のいい天気だった。土筆は見つけられなかったが休憩所の中の春を見つけた。休憩所に居る野草、ホトケノザが咲きだした。こぼれ種のノースポールも次々咲いている。こぼれ種で殖えたサルビアコクシネアの新葉が出始めた。こぼれ種のアロンゾアも数は少ないが顔をだした。ブルーベリーたちも一気に花芽を展開している。咲いたウッダートとシャープブルー。ピンク色の蕾が顔をだしかけのケープフィア。ベッキーブルー、エイボンブルーもほころんできた。そして昨日いただいた接木のバラ。品種はヘリーテージ、バレリーナ、ブルームーン、ピース。岡山県玉野市の深山(みやま)公園の管理をされているひでさんからいただいたもの。

 1日(土)     最低気温:3.8℃  最高気温:9.6℃

昨日とはうって変わって朝から雨で一日中降り続いた。夕方から風も強くなり横なぐりの雨だ。ガーデニングを通じてのお仲間に会いに岡山県に行って来た。子供たちも連れて行った。気さくな方なので楽しい時間を過ごせた。帰りにはご自分で接木をしたバラをおみやげにいただいた。とても嬉しい。


by Berry公