2004年 2月


 29日(日)     最低気温:7.7℃  最高気温:16.6℃  のち  一時

『閏日』
先日送られてきた来た苗を植付けしようと思っていたが、朝は雨が残り昼から出掛ける用ができたので順延した。こうしていつも延々にしてしまう。雨が止んだ隙に休憩所にでたらブルーベリーの2番花が咲いていた。2月20日に咲いたブルーヘブンは狂い咲きとして2番花に入れなかった。休憩所の2番花はサザンハイブッシュのエイボンブルーだった。次はサンシャインブルーかミスティーか、ラビットアイではベッキーブルーが早そうだ。ノーザンハイブッシュは、まだツボミが見えない。

次々咲くシャープブルー   2番花のエイボンブルー  サンシャインブルー      ミスティー


ベッキーブルー



 28日(土)     最低気温:1.6℃  最高気温:12.7℃  時々

詫間町で第二回ブルーベリー講演会が開かれた。今回は20名足らずの出席だったが香川県の農業経営課、末澤専技の講演は興味深い内容だった。県の職員という立場を離れ、実際の現場にそぐった本音の生の声を語ってくれた。技術畑の方なので栽培指導が専門だが販売の仕方や営業戦略的な話もしてくれて、大変参考になる講演だった。キウイの話もでるかな?と個人的に楽しみにしていた。少しだけ話がでたので良かった。また、末澤専技はカローラクラスの車が重量、1トンで100数十万円、セルシオクラスの車が重量、2トンで500万円くらいとすると、ブルーベリー生果が1キロ、2000円とするとカローラクラスより高い。セルシオクラスの値段に近づくにはどうしたら良いか・・・などと、ブルーベリーやキウイなどの果実販売キロ単価を車の重量(値段)で比較した人は初めてだった。でもそう考えると高級肉や魚などの単価はセルシオの単価と同じくらいか物によっては、はるかにセルシオより高いことになる。車が安いと感じるのか?食べ物が高いと感じるのか??今日はベリー公は喋らないで良いのかと思ったら、最後の閉めの謝辞を一言(汗。。)・・・だった。


 27日(金)     最低気温:3.9℃  最高気温:11.6℃  時々

子供たちが天香園で買ってくれたブルーベリーの苗木、レカ、ヌイがきた。大事に育てなくては。タキイと大和農園からミルタス・シルキーベリー、ヤナギイチゴが送られてきた。植付けで日曜日が忙しくなった。でも天候は雨の予報だがどうだろう。


 26日(木)     最低気温:6.5℃  最高気温:14.7℃  時々

風がまた強くなった。霞がかかっているのかと思ったら、中国からの早春の使者、黄砂のようだ。スギ花粉も飛んでいるようだ。黄砂もスギ花粉も人間にとっては迷惑者のようだが、ひとつひとつ春に近づいている。


 25日(水)     最低気温:5.9℃  最高気温:17.2℃  時々

タキイから注文していたカンパニュラ・シルソイデスが送られて来た。休憩所で作業をしている時だったので早速そのまま植付けた。草を抜いたり落葉樹の剪定などをした。自分で剪定ハサミの使い方をHPでUP(ココ⇒隠し技)しておきながら、実際は体を廻したりハサミの向きを調整したり、そのようにはなかなかできない。


 24日(火)     最低気温:1.7℃  最高気温:11.1℃  時々

今までブルーベリーの名札を木で作ってマジックで名前を書いていたが、色あせたりマジックが薄くなって読めなくなってきているので、今度は白いプラスチックの札に防水フィルムラベルに名前を印刷した。表には英語で裏には日本語で名前を書いた。後は吊るすチェーンを付けて、出来上がったらまた掛けてやりたい。


 23日(月)     最低気温:6.6℃  最高気温:12.4℃  時々

以前、ラズベリー系のローガンベリーを栽培していたが枯らしてしまった。そのローガンベリーは販売している所が少なく、ナチュラパスの方に頼んで探してもらい、やっと送ってもらった貴重なものだった。また探しもらったが、もう手に入らなかった。あれからローガンベリーを販売している所を探したが見つからなかった。もう諦めていたが先日、サンタベリーガーデンのHP(http://homepage1.nifty.com/berrygarden/)を訪問してみると、ローガンベリーの苗が注文受付中になっていた。品切にならないかとヒヤヒヤしながら、慌てて注文メールを送った。そして返事が返ってきた。「注文承りました」と・・・。良かった。


 22日(日)     最低気温:7.4℃  最高気温:19.7℃  のち  時々

午前中は天気良く休憩所の作業をした。昼から雲って時々雨になり、夕方から風が強くなり雨も時折強く降る。あまり風が強いのでさっき鉢が倒れていないか見に行ったが大丈夫だった。ブルーベリーの植替作業はまだ全部終わっていないが、今日は休憩所の手入れをした。最近はブルーベリーたちにかかりっきりになっていたので、他から文句が出そうな気がした。ニチニチソウやサルビアコクシネアなど一年草の枯れ草や宿根草の枯れた地上部がずっとそのままになっていたので抜いたり剪定したり、バラたちの本剪定をした。ステビアの苗が届いたので植付けた。香りを嗅いでみたら少し甘い香りがした。葉を摘むと香りが強くなる、舐めてみると甘い。かなり甘い。イヤらしいネチッとした甘みでなく、サラッとした爽やかな甘みだ。ハナシノブ科の宿根草、ポレモニウム・カルネウムも植付けた。
  


 21日(土)     最低気温:3.3℃  最高気温:16.6℃

一日の気温の較差が大きい。朝は冷え込むが日中は暑い。早春の花たちも、早く咲かなきゃと、さぞかし焦っているだろう。田んぼの畦道にあるネコヤナギも殻を割って花穂が出てきていた。


 20日(金)     最低気温:1.6℃  最高気温:17.1℃

暑かった。休憩所のブルーベリーはシャープブルーの開花に続いてブルーヘブンが咲いた。でもこれは後に続いていなくて1個だけなので狂い咲きっぽい。エイボンブルーとサンシャインブルーもつぼみが見えてきた。うちでリンクしている群馬県鬼石町の手作りジャム工房 WELL さん(http://www.e-jam.info/index.html)が香川県の情報新聞紙リビング高松の達人に聞くおすすめ取り寄せ情報欄に載っていた。これでまた香川県のお客さんが増えると良いな。

エイボンブルー        サンシャインブルー     ブルーヘブン

 19日(木)     最低気温:2.7℃  最高気温:16.9℃  時々

『雨水』植物たちが冬の休眠からそろそろ目覚め根が活動しはじめる頃。
詫間町で第二弾ブルーベリー栽培の講演会が開催される。
日時:平成16年2月28日(土) 18:30〜20:30
場所:詫間町 たくまマリンウェーブ
講師:香川県農業経営課専門技術員 主席 末澤 克彦氏
演題:香川県におけるブルーベリー栽培の基礎知識
参加費:無料
前回出席していない方でも参加可能。詫間町以外の方でもOK。
末澤さんは高付加価値果樹のプロジェクト員だ。果樹全般だが専門はキウイ。香川県が品種登録している香緑、讃緑の開発や香粋、最近発表したさぬきゴールドなどの開発に携わっている。またご自分でブルーベリーも栽培されている。楽しい方なので講演が楽しみだ。


 18日(水)     最低気温:1.8℃  最高気温:16.3℃  時々

今日は出掛ける用事はなかったので休憩所でブルーベリーの植替えをした。昼間は汗をかく位暑い。陽射しも強く、顔が日焼けで少しヒリヒリするほど。植替えもだいぶん捗った。大型CSポット、50p角型にラビットアイ一番のお気に入り、デライトを植付けてみた。容量は60リットルなので土も十分に入る。大きく育って美味しい実をいっぱい付けてほしい。


 17日(火)     最低気温:0.2℃  最高気温:14.7℃  時々

朝は冷え込むが昼間はだいぶんあったかくなった。昼過ぎから風がでたが、冷たい風ではない。天香園から返事が来た。品切れではなかった。良かった。子供たちは早々、代金を振り込んでくれた。送られてくるのが楽しみだ。


 16日(月)     最低気温:4.5℃  最高気温:11.7℃

シャープブルーは2番花、3番花と本格的に咲く体勢になってきている。膨れてくる花芽を見ながらの朝の水やりが楽しい時期になってきた。13日がベリー公の45回目の誕生日だったので、子供たちが持っていない品種のブルーベリーの苗木を買ってくれる話になっていた。選ぶのが延々なっていたが、今日子供たちに催促をされてやっと選んで注文をした。選んだのはブルーレカとヌイ、天香園に注文した。


 15日(日)     最低気温:5.2℃  最高気温:11.7℃  時々

昼過ぎまで風が強かった。「ステビア農法」というのがあるらしい。南米原産のキク科の植物で天然甘味料として注目されているが、このステビアの葉を刈り取って土に漉き込むと果物や野菜の甘みが増すらしい。粉末にして堆肥にするといっそう効果があるとか。さっそく苗を数株注文した。ぜひ試してみたい。


 14日(土)     最低気温:1.3℃  最高気温:19.3℃  のち  時々

午前中は良い天気で暖かかったが、昼過ぎから風が出たと思ったら、一転して急に空が暗くなり雨が降った。この強い風は『春一番』だった。先日、江澤さんと話した内容でブルーベリーの栽培方法でベリー公と違いがあった点は、ベリー公は2年生までは剪定は必要ない。下向きの枝や細い枝を切るくらいの整枝くらいでいい、剪定は3年生から、と言っているが、江澤さんは今後の樹形作りには、1〜2年生だからこそ剪定が必要。とおっしゃった。1〜2年生だからこそ切り詰めて強いシュートをださせ、早く木を大きくさせ樹形作りを行う。それを聞いてナルホドと思った。さすがに一理も二理もある。買った小苗の枝を大事そうに残すのも良いが、思い切って切り詰め強いシュートを出させるほうが後の事を考えると良い。またベリー公は営利栽培なら2年目まで花芽を取って木を育てるのが優先で、趣味栽培ならそこまでしなくても早く実を賞味したほうが良いとも思っていた。でも江澤さんは1〜2年生は思ったほど実はならず、なっても本来の味は望めない場合が多いので、趣味栽培でも木を育てることが先決だと言う。それはベリー公も昨年辺りから生った数粒の実を食べながら、これなら無理に実をならせるよりも花芽を取って木を育て方が良いなあ。と思い始めていた。さっそく昨年秋買った苗は思い切って切り詰め、今後の成長を見守りたい。それともう一つ、江澤さんは施肥は寒肥の年1回でいい。と言う。ベリー公はHPで1年の必要量を数回に小分けして必要時期に必要量だけやると書いている。でもこれは趣味栽培で本数も少ないからできることで、ベリー公も営利栽培をして本数が多くなったら年1回か、せいぜい出来ても2回に分けるくらいになると思う。


 13日(金)     最低気温:1.7℃  最高気温:11.3℃

午前中、以前紹介した(有)グリーンテックの藤田さんがすでに作付けされている農園の視察と周辺栽培候補地の視察、剪定講習などの予定だったので、ベリー公も行きたかったが仕事の都合で行けなかった。江澤さんは昼過ぎの飛行機便で帰られる予定だったので、空港にはお見送りに行った。今回はいろんな生のお話を聞くことが出来て実りある事だった。


 12日(木)     最低気温:4.9℃  最高気温:14.2℃

あったかい、車の中でいると汗ばむくらいだった。今日はエザワフルーツランドの江澤さんがこられて講演会をしてくれる日だ。江澤さんは、10時頃千葉県の家を出られて香川県の詫間町に15時すぎにこられた。ベリー公は16時頃詫間町に入り初めて江澤さんにお会いした。気さくな方ですぐに打ち解け話がはずんだ。講演会は18時30分から、どれだけの方が来てくれるかドキドキものだったが、詫間町長を始め町会議員の方、詫間町役場の関係部署の方々、農協(JA)の方々、一般農家の方やブルーベリー栽培に興味のある方など30人くらいの方が来てくれた。ベリー公のHPをいつも見ていますという方も2人こられて声をかけていただいた。江澤さんの講演は堂々としていてインパクトもあり説得力もあって、みなさん真剣に聞いていた。ベリー公も20分ほど喋らせてもらったが、シドロモドロで冷や汗タラタラだった。でも多くの方がブルーベリー栽培に興味があるようで今後、この詫間町でブルーベリー栽培が根付く日が来る確かな手応えを感じた。講演会が終わり場所を変えて瀬戸内の小魚を食べながら関係者の方々と江澤さんとブルーベリー談義で盛りあがった。
 


 11日(水)     最低気温:-0.1℃  最高気温:13.7℃

いい天気だった。休憩所で1日過ごしたかったが出掛ける用があったので、朝の一時だけ休憩所に出た。ブルーベリーの花芽が次々に膨らみほころびかけている。チューリップの芽もツンツンとだいぶん伸びてきた。


 10日(火)     最低気温:0.2℃  最高気温:9.4℃  時々

空気は冷たく日陰は寒いが、日向はあったかく、特に車の中は少し暑くなるほど。いつまでも日向に車を止めて昼寝をしていたい気分になる。でも年度末が迫っているのでそうもいかない。久しぶりに昼食後、近くの田んぼ畦道散歩をした。畑の隅に菜の花やスイセンが咲いていた。春の芽も膨らんできている。あ〜ぁ、山ほどある仕事を片付けなければならない。でも、のんびりやりましょう。


 9日(月)     最低気温:2.9℃  最高気温:10.6℃  時々  のち

寒さは幾分おさまった。夜、雨が降ったが冷たい雨ではなかった。タキイから注文していた宿根草のポレモニウム・カルネウムが届いた。ハナシノブ科の淡いピンク〜サーモンの上品な花色。


 8日(日)     最低気温:-1.9℃  最高気温:9.2℃  時々

風は時折、強く吹く。車の中や家の窓際の日向はあったかいが外の風は冷たい。サンシャインブルーやミスティーの花芽も動いてきた。他のブルーベリーたちの花芽も動いてきている。シャープブルーの2番花も続いて咲きそうなので狂い咲ではないようだ。今年は早いのかな。この調子で咲いてしまうと受粉昆虫がまだ活動していない時に咲いてしまいそうだ。ミスティーの花芽がシャクトリ虫に食べられていた。まだまだ大丈夫だろうと油断をしていた。今年は害虫見回りも早い時期からしなければならない。

その後のシャープブルー   サンシャインブルー     ミスティー           食べられたミスティーの花芽


 7日(土)     最低気温:-0.1℃  最高気温:7.4℃  一時

時々、吹雪のように雪が降った。今冬は雪が多いような気がする。寒暖の差が激しい。立春を過ぎてから冷え込んだが、こんな冷え込みが何回かあって少しづつ春に向っていく。植物や生き物は、この微妙な変化を確実にとらえて春が近いことを知るのだろう。


 6日(金)     最低気温:0.9℃  最高気温:7.0℃  時々  一時

山野草の専門店、京都の春草園から春夏の新品種特集のカタログが送られてきた。これはもう、誘惑に弱いベリー公を絶対に誘惑している。休憩所のブルーベリーのシャープブルーが咲いた。少し早いので狂い咲きの一種かもしれない。ウッダートの花芽も動いてきている。昨年は3月2日がブルーベリーの初咲きで一昨年は3月9日が初咲だった。
 
咲いたシャープブルー                       ウッダート


 5日(木)     最低気温:-0.7℃  最高気温:8.8℃  時々  一時

ベリー公は2月生まれだが、寒さに弱い。でも誕生日プレゼントのハガキがホームセンターの西村ジョイと、いつも行っている散髪店、マーズアップから来ていたが、今日は通信販売のセシールからプレゼントのハガキがポストに入っていた。西村ジョイとマーズアップは500円割引、セシールはなんと1000円割引だ。心のあったまる話だ。ありがたい。


 4日(水)     最低気温:1.5℃  最高気温:7.5℃  時々

『立春』
暦では今日から春。香川県の平年の気温を気象暦で見ると、昨日が一番寒い日で、今日から日々、0.05℃〜0.1℃づつ暖かくなっている。確実に春は近づいている。
2月12日に香川県、詫間町のたくまマリンウェーブで千葉県木更津市、エザワフルーツランドの江澤さんを招いて「ブルーベリー栽培特別講演」がある。主催は詫間地域産業振興協議会、ブルーベリー地域再生プロジェクト。

日時:平成16年2月12日(木) 18:30〜20:30
場所:詫間町、たくまマリンウェーブ
講師:エザワフルーツランド  江澤貞雄 代表
演題:地域にあったブルーベリー栽培

受講対象者はブルーベリー栽培に興味のある方なら誰でも参加できる。参加費は無料。申込みも予約も要らない。当日、講習会場で受付をすればOK。
当日は当然、ベリー公も一役買う。


 3日(火)     最低気温:6.5℃  最高気温:9.5℃  一時

『節分』
暦上の冬は今日で終わりだ。天気予報では今日からまた寒くなるそうだ。その通りで吹く風が強く冷たかった。日が長くなり、日の入は遅くなり18時頃まで明るい。高松の日の入は、17:35。日の出はまだ遅く、7:01。朝は、6:15頃に起きるのだがまだ真っ暗だ。7時前にならないと薄明るくなってこない。寒い冬でも朝は5時頃から明るくなってほしい。おぎはら植物園から2004年春追加リストのカタログが来た。品種が増えてNEWマークがいっぱい付いている。


 2日(月)     最低気温:7.1℃  最高気温:11.7℃  のち

うどんブームが後押しして香川県の観光客が5年ぶりに回復したようだ。四国運輸局がまとめた2003年の県内の主要観光地、15ヶ所に入り込み客数は前年同期比4.9%増の289万6千人。増えたところは小豆島、金毘羅さん、まんのう公園、玉藻公園など。栗林公園は6%減だった。


 1日(日)     最低気温:0.5℃  最高気温:11.4℃  のち

朝、休憩所に出てゆっくり見ると、バラたちに赤い芽が膨らんできている。バラのスワニーにはツボミもあがってきた。これは1日も早く石灰硫黄合剤の散布をしなければ、これ以上、芽が展開すれば薬害がでる。予定では、今日は夕方まで出掛ける用があるので石灰硫黄合剤の散布は4日の水曜日と思っていたが、用事を済ませてから夕方、散布を強行した。天気予報では夜から雨のようだがどうだろう。アカンサスモーリスの葉が寒さや霜にもビクともせず綺麗な緑を保ち、青々している。

 
バラの赤い芽とバラ(スワニー)のツボミ            アカンサスモーリス



by Berry公