2005年 6月


 30日(木)     最低気温:27.8℃  最高気温:33.5℃ 時々

明日から日本ブルーベリー協会の産地シンポジュウムがあるので、今晩の夜行バスで東京まで行く予定。留守の間の水やりが不安だが子供たちに教えて引継ぎをした。うまくやってくれるだろうか??少々不安だが、信じて任せることにする。出発前にたっぷり一通り水やりをして、ベリーの収穫もすませた。ブルーベリーの初収穫品種はフェスティバル、オースチン、ブライトウェルだった。


 29日(水)     最低気温:27.8℃  最高気温:35.0℃

ここ最近、35℃を上回る最高気温で、暑いし今日も風が強かった。自然の休憩所 オクラ園でオクラの初収穫をした。採り遅れて大きくなりすぎたものもあるが、まあまあの出来栄えだった。


 28日(火)     最低気温:26.5℃  最高気温:36.5℃

今日も暑い、そして風が強かった。台風の前ぶれのような変な風だった。鉢が数鉢、倒れる。休憩所には蝶のお客さんに混ざって、最近はトンボのお客さんも多くなってきた。写真はブルーベリーの挿木に止まって休憩する イトトンボ。こんな光景を見ると、ホッとする一時だ。


 27日(月)     最低気温:23.9℃  最高気温:35.6℃

暑かった。何もしていなくても汗がふきだす。ラビットアイ系の収穫が始まった。ラビットアイ系の一番果はベッキーブルーとクライマックスだった。ベッキーブルーが早いと思ったがクライマックスが急に熟してきた。次はオースチンのようだ。


 26日(日)     最低気温:23.6℃  最高気温:31.5℃

カラント類の苗が元気がいい。あまりに繁るので整枝した。アメリカングズベリーの実が熟してきた。デニスの実の移り変わりが綺麗。未熟果の色も美しい。デニスの葉は細くて上向に立つように生えている。


 25日(土)     最低気温:22.6℃  最高気温:33.7℃

蝶たちがいっぱいやって来る。写真には撮れなかったがクロアゲハやカラスアゲハなども休憩に来る。今年のブルーベリーの葉色は、どれも緑や青色が濃い。写真のボールドウィン(バルドウィン)のように新葉は淡緑だが濃青緑色になる。ラビットアイ系に限らずサザン系やハーフハイブシュ系もそうだ。




 24日(金)     最低気温:22.3℃  最高気温:30.3℃ 時々

ラビットアイの初収穫の時期になってきたが、今年の一番果はベッキーブルーのようだ。クライマックスも色付いたが少し遅れた。ハイブッシュの早生の品種は収穫の終盤を迎えた。


 23日(木)     最低気温:23.9℃  最高気温:29.3℃

エキナセア・パープルレア(紫バレン菊)の蜜を吸いに来たオオスガシバとタテハ蝶。ラズベリーの初収穫はマリングデュライト、ファールゴールド。ブルーベリーの初収穫はエリザベス、オザークブルー。ブルーベリーの枝にオガクズのようなものが付いていたので、切り取って中を割ってみたら、コウモリガの幼虫が入っていた。







 22日(水)     最低気温:22.1℃  最高気温:29.4℃

雨が降りそうで降らなかった。このままいくと本当にトンでもないことになる。そんな心配をよそにベリーや花たちは元気だ。食用ホオズキ(ストロベリートマト)の花が咲き、実の形になってきた(上段写真)。ラバテラ・スイートドリーム(下段左)の花が咲いた。清楚な花姿で淡ピンク色だ。可憐で美しい。オレガノ・ローゼンクッペル(下段右)も咲きだした。この花色も美しい。レッドラズベリーのサンタナ、レッドジュエル、サマーフェスティバルが収穫できだした。




 21日(火)     最低気温:22.1℃  最高気温:31.7℃

『夏至』
雨が降らない。早明浦ダムの貯水率が46%になり、第二次取水制限が明日から開始される。坂出の金時イモ栽培地ではスプリンクラーによる散水を朝夕2回から、朝の1回にするそうだ。うちもベリーたちの水やりの回数を減らすべきだろうなあ。ベリーたちにガンバってもらって。ミミズクの成虫の写真が撮れた。カエルの目のような飛び出た部分は胸の出っ張りだそうだ。落花生(ピーナッツ)の花が咲いた。この花が終わると、花が自分で土に潜り落花生になるようだ。ブルーベリーの初収穫はミーダー、ネルソン。ブルーベリーの完熟の見分けかたについての質問が多かったので、ブルーベリー栽培のページにまとめた。
http://kaz-berry.cool.ne.jp/berry/blueberrysaibai2.shtml




 20日(月)     最低気温:℃  最高気温:℃

カシス(ブラックカラント)を収穫した。ラビットアイブルーベリーのベッキーブルーの実が青くなってきている。

 


 19日(日)     最低気温:22.2℃  最高気温:29.9℃ 時々

自然の休憩所 に、日頃お世話になっている方々をベリーの収穫にお誘いした。今日の うっかりウサギ のベリーデザートはブルーベリーのタルト、うちの農園で採れたルバーブのタルト、ラズベリーが入ったベリーババロア。そしてベリーのアイスやシャーベット。自然の休憩所は、まだ店としてはオープンしていなく、現在は水面下の助走段階。一般のケーキカフェのようなデザートや洋菓子、お菓子を提供する店ではなく、自園の採れたてベリーの魅力を売る店。ベリーの魅力を最大限に引き出し、美味しい食べ方を追求し、「ベリーのある暮らし」 を提案する店を目指している。休憩所のミルタス・シルキーベリーが咲いた。





 18日(土)     最低気温:22.1℃  最高気温:30.6℃

ヒヨドリたちが住宅地に下りてきた。今までは桑などの実が山にあったので、住宅地に下りてきてなかったので休憩所のブルーベリーは無傷だったけど、これからはどうかな? 今年も防除は何もしてないので、また自然まかせかな。今日の初収穫はエイボンブルー、デキシー、サミット、マグノリア、おおつぶ星(写真)。


 17日(金)     最低気温:21.9℃  最高気温:29.4℃

オクラ栽培講習会、優良圃地 現地視察の機会に恵まれたので行ってきた。密植栽培、病気や虫が出たら、化学薬品散布、予防のために化学薬品散布、化学肥料・・・。薬付け、機械的、栽培しやすように、果菜の見ためが綺麗なように・・・。人間の都合しか考えていない、植物のことなど考えていないような印象を持った。オクラだって自然の生きものなのに。


 16日(木)     最低気温:20.8℃  最高気温:28.0℃ のち

アブラムシの天敵で益虫のヒラタアブが今年はたくさん来てくれた。ヒラタアブの幼虫と蛹は、害虫と間違って捕殺してしまいそうになるので気をつけないと。実際に蛹をあやまって、何匹か潰してしまった。アブラバチによる、アブラムシのマミーもいっぱい見つけたし、テントウムシもいっぱい居る。カゲロウやアシナガバチ、カマキリやニホントカゲもいっぱい居る。アシナガバチは青虫の肉団子を始終作っている。自然の生態系バランスがとれてきたのかもしれない。ブルーベリーの初収穫品種はスタンレー、あまつぶ星、デュプリン、ブルーレイ。ノースブルーとチッピワに、芽がついている。



あまつぶ星                     ノースブルーの芽             チッピワの芽


 15日(水)     最低気温:20.9℃  最高気温:28.1℃ 時々

サフランモドキが咲きだした。今年の花は大きい。ブラックベリーの茎にいた、得体の知れない虫。子供の頃から虫は好きでよく観察していたが、今まで見たことのない虫だ。甲虫でもないようだし、バッタの種類でもないようだし、お尻に孔雀のような尾がある。歩くの早いし、突くとバッタのように飛ぶ。
(花小HSさんから教えていただいたHPを見ると、ハネナガウンカか近縁種の幼虫だろうと思われます。)
http://www.ne.jp/asahi/rhyncha/index/index.html




 14日(火)     最低気温:19.8℃  最高気温:27.4℃

親友で釣師のO氏が鳴門で釣ったシロギスを持ってきてくれた。釣りをしていた頃はキスの刺身に天ぷらなどをよくしていたが、釣りに行かなくなってキスは買ったことがない。初夏〜夏の風物詩だ。そういえば、もうそんな季節だ。志度沖でボートに乗って、二人でキス釣りをしていたのが懐かしい。あの頃は30cm級のキスがいっぱい釣れていた。今では、一人は釣りをしなくなって海から陸に上がり、土を耕してブルーベリーを栽培している。もう一人は、今でも海に浮かんで お魚さんと戯れている。二人、別々な道だけど、お魚さんが釣れたら持ってきてくれるし、ブルーベリーが実ったら食べにきてもらう。エキノプシス・プラチナブルー(ルリタマアザミ)の葉がレース模様になっているので、誰の仕業だろうと見てみると、オンブバッタの子供がいっぱいいる。カメムシの幼虫?らしきものもいる。竹酢液を散布して草木灰をまぶしておいた。ブラックベリー系のメルトンの花が咲いた。ヤナギイチゴの実はあまりに小さい。でもプチプチしていてしっかりした実だ。特徴のない味で砂糖水を薄めたような、気の抜けたかすかな甘さがある。色は綺麗。ブルーベリーの初収穫は、ブルーチップ、ブルージェイ、シャープブルー、クーパー、パールリバー、サファイア、デニース。
(花小HSさんから教えていただいたHPで、上記にカメムシの幼虫?と書いている虫は、ミミズクの幼虫とわかりました。)
http://www.ne.jp/asahi/rhyncha/index/index.html




 13日(月)     最低気温:19.3℃  最高気温:30.6℃

自然の休憩所 にお客さんが、お二人来てくれた。お一方は、先日のリビング高松の記事を書いてくれた方。もうお一方は、ベリー公の元会社の同僚で今は独立して広報マーケティングの会社を経営している方。うちで育てた、採れたてベリー類をデザートにして ちょっとした おもてなしをさせてもらった。ベリー公が栽培したベリーを、ベリーの妖精・うっかりウサギ がデザートにする。ベリーのタルト(写真)と、もう一品 ベリーのシャーベットアイス。お二人とも喜んでいただけたので良かった。


 12日(日)     最低気温:20.6℃  最高気温:27.0℃ 時々

高松市内に住んでいる姉の嫁ぎ先に田植えの手伝いに行ってきた。周りはとっくの昔に田植えを終えているところばかりで苗はだいぶん大きくなっているが、義兄はそんなことは気にしていない。約四反の田んぼを何とか一日で植え終えた。休憩所のエキナセア・パープルレア(紫バレン菊)が咲きだした。花芯が上に向き花びらがそり返ったように下がる花だ。ブルーベリーの新規収穫はヌイ、ブルーゴールドだった。


 11日(土)     最低気温:21.0℃  最高気温:27.0℃ のち

夜はまだ涼しいが、連日 昼間は30度近い暑い日が続いていたが、今日は雨が降り 人も植物も一息つけた。ノースブルー、ミスティー、ブリギッタが初収穫だった。


 10日(金)     最低気温:20.8℃  最高気温:30.0℃ 時々

休憩所のカマキリが元気に、だいぶん大きくなってきた。いろんなベリーを収穫してひとつのカゴに盛ったとき、いつも思うことは、なんて素敵に輝いて綺麗なんだろう。宝石のように輝き可憐で美しい。いや宝石以上だろう。宝石は天然のものといえども石の輝き。ベリーは生きているもの そのものの輝き、生きた輝きだ。「素晴らしい」 の ひと言だ。天然の宝石といえども、生きている美しい色、輝きには勝てるわけがない。こんなに美しい色、輝きを持ったものが 果物や野菜をはじめ他にあるだろうか? いや、ない。この美しさがベリーの魅力に魅せられた理由のひとつだ。


 9日(木)     最低気温:18.3℃  最高気温:29.9℃

チグネクト(写真)の実は濃厚でネットリした味だ。生食では もうひとつだけど加工用にはよい。ビルベリーの実はまだ熟していなく小型だがブルーベリーとよく似ている。ロシアンセージの花が咲きだした。


 8日(水)     最低気温:21.7℃  最高気温:26.7℃ 時々

ヒメシャラの花が咲きだした。この花は茶花としてよく利用される。和風の一輪挿しに挿すと趣があってとてもいい感じになる。坊ちゃんカボチャが実の形にやっとなってきた。


 7日(火)     最低気温:19.5℃  最高気温:28.7℃ 時々

ブルーベリー新規収穫は チッピワ、サンライズ、チグネクト、ブレイデン、スター、スパータン。チッピワは相変わらず大きい実。でも 大きいけど、平べったく、お餅のような形だ(下の2枚共)。ホントにブルーベリーは品種によって実の形や味は千差万別だ。バラのゴールデンボーダーが虫害なく無傷で咲いた。今日は2組の来客があった。わざわざ足を運んでたずねて来てくれる人がいる。本当にありがたいことだ。一組は昨年、知り合って仲良くしていただき、いつも応援してもらっている イチゴ農家の方だ。昨年、ブルーベリーの苗を畑に植えてくれた。夕方過ぎから高松市内のケーキカフェでホタルが見えるというので行ってきた。でも昨年の台風の災害でほとんど幼虫が流されてしまい僅かしか残っていない。閉店まで粘ってみたが見られなく 諦めて帰ろうとドアを出た時、店員の方が「よかったら、今 少し光りかけてきましたから、見てください。」と声をかけてくれた。見ると一匹、二匹、三匹と光っている。見れてよかった。ケーキを食べながらお茶を飲み、ホタルを見て、優雅な一時を楽しんだ。


 6日(月)     最低気温:16.4℃  最高気温:27.2℃

作業を小休止して気分転換に新しくできたパン工房で昼食をとり、近くの公園で森林浴をした。久しぶりの休暇でゆっくりした。ルバーブの種を数品種 蒔いていたのから カワイイ双葉が顔を見せてくれた。まだ 種殻の帽子をかぶったままの子もいて、見ていると愛おしい。


 5日(日)     最低気温:18.9℃  最高気温:26.1℃

『芒種』
フェイジョアの花が咲きだした。決してカワイイ花だとか美しい可憐な花とはいえないが異国情緒が漂う南国風の花だ。夏らしい感じがする。この木は南米原産だが、現在 日本に入っている苗はニュージランド産が多い。ブルーベリーの初収穫品種はシェラ。


 4日(土)     最低気温:19.3℃  最高気温:30.7℃ 時々

ブルーベリーはジョージアジェム、デューク、リベイルを初収穫した。ペンステモン・フスカーレッドが咲きだした。アジサイの隅田の花火の外郭花が咲きだした。ラズベリーのインディアンサマーを初収穫した。


 3日(金)     最低気温:18.6℃  最高気温:27.2℃ のち

昨日 たっぷり雨が降ったので今日も水やりから開放された。ブルーベリーの収穫状況はコビル、サンタフェ、ナイトジェム、アーリーブルー、サウスムーンを初収穫した。ブルーベリーの熟し方はガク跡の部分から青くなり 実もガク跡の方から熟してくる。


 2日(木)     最低気温:18.2℃  最高気温:21.5℃ のち

久しぶりの雨で水やりも一息ついたが外の作業ができない。夕方前に雨がやんだので植替え作業の続きをした。こんな日は蚊が多いので 蚊取り線香を3本 立てた。ガーデンブルーの新葉がミスティーの葉のように青い。オレガノ・プルケラムが咲きだした。この子は咲き進むにつれて花穂が長く伸びるそうだ。



蚊取り線香は必需品     青味の強いガーデンブルーの新葉




オレガノ・プルケラム


 1日(水)     最低気温:17.4℃  最高気温:27.0℃

クレマチスのブルーエンジェルとエトワーズローズが綺麗に咲きそろいだして いい感じになってきた。裸根で購入してまとめて束ねたまま仮植えしていた アーモンドの苗を やっと1本づつ植替えた。忙しくてそのままにしていたので根が絡まって悲惨な状態だった。ブルーベリーを初収穫した。ウェイマウス、オニール、ジュウエル、エチョータ、ブルーヘブンの同時収穫だった。ジューンベリーも初収穫した。



ブルーエンジェル       エトワーズローズ       植替えを終えたアーモンドたち




今日の収穫(ユスラウメ、ジューンベリー、ブルーベリー、マルベリー)



by Berry公