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2008年 3 月


 31日 

年度末の月末なので朝から市役所へ行ったり銀行回り。後はずっと事務処理。今の本職は農業者なのになあ。何か違うような気がする。




 30日 

朝から雨で段取りが狂った。休憩所の植付けをしたかったが出来なかった。雨の中、ヤマトのお兄ちゃんが おぎはら植物園からの花苗が入ったダンボール箱を 2箱持って来てくれた。これも休憩所に植付ける花苗だ。変わりに資材の発送の荷物を渡した。




 29日 

午前中は休憩所(店のエントランスガーデン)で花苗の植付け。店の営業時間になっても植付けしているとお客様がやってくる。店に入る途中、出る途中でアプローチを歩きながら声をかけてくれる。「何を植えてるのですか?」「花が咲いてきたら楽しみですね」「ブルーベリーの花が咲きだしましたね」とか・・・、二言三言 会話をする。そんな何気ない会話がいい。植付けに没頭しているとバイトの人が外に置いているイーゼルのモーニングサービスの看板を外しに来る。「ああ、もう11時か・・・」と思う。すると今度はランチの看板を掛けに来る。「もう11時半を過ぎたか・・・」「そろそろ終わりにしないと。。」と片付けを始める。午後からはネットショップの発送の仕事で農園へ。農園から帰る途中、多田さん宅によって注文していたイチゴを受け取りに行く。いつものように運転しながら 2〜3個味見をする。暖かくなって陽射しも強くなってきたので甘味が乗りコクがでて一段と味が良くなっている。お日様の香りがする。化学肥料の味はぜんぜんしない。




 28日 

南部ハイブッシュの花が次々と咲き始めたが まだ蜜蜂が飛んでいるのを見ていない。今日は少し寒く感じたが数日前の暖かい日にも蜜蜂は飛んで来なかった。まだ活動していないのかなあ? ウグイスは だいぶん前から鳴き始め、鳴く練習をして今はもう、上手く鳴けるようになってきた。開店してから今までの統計をみると金曜日が全体的にお客様が少ない。今日は地元月刊情報誌『TJかがわ』の取材があった。4月18日発行号の「ドライブがてらにいけるカフェ」という特集の中に載せてくれるらしい。今まで数多くの新聞や地方情報誌、テレビ、ラジオに紹介してもらった。紹介後、数日はお客様の数が多いが また元通りになる。地元情報雑誌や地元の店紹介のテレビに取り上げられても昔みたいに行列ができるほどお客様が一気に来るという事はあまりない。毎週、毎月 各媒体に、ごまんといろんな店が紹介されるようになったので そんなに躍らされることはなくなったのだろう。でも、短期間でこれだけの宣伝してもらってありがたいと思っている。ぜひこのチャンスを生かしたい。宣伝をしてもらってお客様がドッと来てくれても、その一回だけではお客様は増えない。二回、三回と来てくれるようにならないと。やはり来てくれたお客様が 「また来たい」 と思って頂けるようにすることが大事だ。地道にリピーターを増やし口コミで少しづつお得意様を増やしていきたい。




 27日 

うっかりウサギが新作デザートの試作をしている。ピザ生地にラズベリーピュレを練り込んで焼き、イチゴと野菜をのせ自家製の特製イチゴドレッシングをかけた 『いちごサラダピザ』 チーズなどを使っていないので軽く爽やかな味わいのピザだ。




 26日 

岡山のガーデニング友達から花苗が届いた。「休憩所に植え込んでください。」とわざわざ自家蒔きで育てた苗を送ってくれた。昨秋に蒔いて育てた苗だろう。休憩所に植えよう。春〜夏になったら綺麗な花を咲かせてお客様を迎えてくれるだろう。




 25日 

休憩所に花苗を植込んだ。ガーデン設計をしながら植える苗を選びあれこれ考えながら植えるのが楽しい。花苗を植えながら最近、ブルーベリーと向き合っていないが何故だろう? と考える。時間がないのが一番の理由だが、それだけだろうか・・・ 以前はほとんど鉢植えで置場を集中して手近に置いていた。今は農園に地植えにして植え広げているので観察するにしても歩きながらざっと見回るくらいだ。地植えにすると常にそばにいないというのもあり、ついつい疎かに手が遠くなってしまう。じっくり育てるのには、やはり鉢植えがいい。もう一度、鉢植えでじっくり育ててみたくなった。農園に品種園を作りたくて、持っている全品種、一本しかない品種も全て地植えにしている。栽培品種は地植えでいいが、品種園のは鉢植えで育ててみようか。。




 24日 

午前中、休憩所(店のエントランスガーデン)に花苗や木を植えた。シラカバジャクモンティを植えた。白樺の一種で暖地でも育ち幹が白くなるという品種。何年も前から 「買おうかどうしようか」 と悩んでいたが、とうとう買って植えた。




 21日 

午後から RNC放送(西日本放送) 『とことん土曜日』 の取材があるので、栽培資材売場をそれらしく設営した。苗台にブルーベリーの苗を並べて小分け肥料やスリット鉢などを並べた。14時頃、番組制作スタッフやカメラマン、レポーターの宮宇地美穂さんが来た。収録したデザートは 3種類で実際に宮宇地さんが実食してレポートしてくれたのは 2種類。ベリー公のインタビューもあった。その後農園でも数カット撮って取材が終わったのは 17時を回っていた。放送は 4月5日(土曜日)午後 2時55分〜




 20日 

店の中に栽培資材売場を設置するので、先日から設営をしている。ブルーベリーなどの苗を並べて販売する台を木で作った。駐車場の一部を囲って苗売場にした。店の中の資材売場から外の苗売場に出て行けるように出入り口を付けている。外の売場には苗と土類を並べて、店の中の売場には小分け肥料や鉢などを置く予定。




 19日 

神戸視察のアンリ・シャルパンティエで出合った透明ガラスのデザートグラス。このグラスがほしくて店のデザートに使いたくて探しているがなかなか辿り着かない。先般の北米ワイルドブルーベリー協会主催の ワイルドブルーベリーレシピコンテストの受賞作品のスフレに使われていたものこのグラスだった。http://www.wildblueberry.jp/pc/recipes/recipe_contest2007d_4.htm グラタンやスフレに使われるので耐熱ガラスになっていることを手掛かりに今まで食器店や硝子食器メーカーの東洋佐々木ガラス、石塚硝子、ハリオグラスに問い合わせたがわからなかった。ダメもとで アンリ・シャルパンティエに直接メールで問い合わせてみた。こんな質問 無視されるだろう。無視されなくても教えてはくれないだろう。だって相手は押しも押されぬ天下の アンリ・シャルパンティエ だぞ。期待しないでいたが、メールを送ったその日の夕方、返事が来た。メーカー名、品番、店の住所や電話番号まで丁寧に教えてくれた。頭が下がった。味も格式も一流なので敷居が高いと思っていたが、接客やきめ細かさも一流だ。見習わなければならない。このグラスは スガハラガラス http://www.sugahara.com/ の商品だった。芦屋店から購入したようなので、今度神戸に行った時に店によってみようと思う。




 11日 

今日、明日と月1回の連休なので今日は神戸に視察に出掛けた。今までいろんな所へ出掛けていろんなものを見聞きしたおかげで今の農園運営や店舗開店ができている。開店前から忙しくなって視察どころか近場調査もできていなかった。このまま店を続けるのには常にアンテナを張りいろんなものを見聞きしなければならない。都会で流行っているもの良いものをそのまま地方の高松や志度に持って来てもダメなので、都会のものをどう磨り下ろして Berry's Life 風に表現するかがポイントになる。都会の洒落たものをそのまま地方に持って来ても、かけ離れて浮いたものになるし、地方の現状と同じベースでは意味がないし、地方のベースより一歩か二歩だけ先をいったものしたい。忙しいからと視察を怠っていては現状維持のレベルに止まってしまう。いろんな発想や妙案、センスある表現などは全て過去に見聞きしたものがベースになって自分の思考が加味されて生まれてくる。まずアンリ・シャルパンティエのメゾンに行って本場のデザートを食べた。本物のクレープ・シュゼットとイチゴのグラスデザート。シュゼットは注文すると目の前にキャスター付きのガス台を運んできて、薄く手焼きしたクレープを、搾ったオレンジの果汁で温め、リキュールを注いでさっとフランベしてくれるので演出効果抜群。3つのイチゴのグラスデザートはイチゴのグラタン、ミルフィーユ、ソルベと 3つの温感と食感が味わえる絶品デザートだ。その後、ビゴの店 本店前のレスカエコビゴでランチ。食後、本店にパンを買いに向かう途中でビゴさんに会った。声を掛けるとニッコリ笑って挨拶してくれた気さくな人だ。日本にフランスパンを広めた偉大なる方だ。御影高杉 芦屋店でデザートを食べたが特筆すべき点はあまりなかった。三ノ宮、元町、トアロード周辺を散策した後、『あげは』(写真下) で早めの夕食。あげは は神戸と埼玉県大宮市に店を持っている野菜を中心したメニューの店だ。こだわりの野菜、玄米、水でマクロビオティックを学んだスタッフがお客様の健康を考えたメニューになっている。ほんわかほっこりした店内でスタッフの応対もほんわか。出てきた料理もそれに見合うもので神戸の店というより京都の店といった雰囲気だった。今回は参考にも刺激にもなった視察だった。
開店前から今まで二人ともテレビはおろか新聞も雑誌も見ない日々を過ごしてきた。人間界の外界で何が起こっているのかも全然知らない状態だった。餃子事件も人から聞くまで知らなかった。うっかりウサギは開店前から今までほとんど外に出たことがなく外界に春が来たのも知らなかった。ベリー公は昼間、農園やら外回りで外出しているが、早朝から深夜まで店に居て店から出るのは夕方、食材の買出しに出るくらいだから無理もない。






 6日 

今週のランチメニューは豆腐ステーキ。豆腐ステーキの上にミンチ肉をのせている。今週はやや和風チックな一般的なものになった。毎週うっかりウサギが凝ったメニューで構成しているので少しづつファンが増え、ランチのお客様が付いてきた。デザートのファンも増えてきている。週変わりのランチを楽しみに毎週日曜日に食べにきてくれるご夫婦。ブルーベリーパンケーキが好きで、座ってすぐメニューも見ずに「パンケーキ」と注文する団塊世代のご夫婦。ご主人はいつもパンケーキだが奥様は時々ブルーベリーシフォンを注文される。紅茶とベリーのブリュレが好きで毎回ブリュレを注文する30代のご夫婦。「今日は何にしようか?」 と迷ったあげく、やっぱりいつものブリュレを注文される。ブルーベリーチーズケーキとアールグレイ(紅茶)をいつも注文する親子。ガーデンを見渡せる全面ガラスのカウンター席が好きで新聞や週刊誌持参でコーヒーを飲みに来る初老の人などなど。。みなさん思い思いにそれぞれのスタイルで楽しんでくれている。でも、「新聞も週刊誌も無いのだったら・・・」 「タバコが吸えないのだったら・・・」 と帰ってしまうお客様もいる。




 5日 

『啓蟄』
暦のうえでは啓蟄。暦によると13時59分が啓蟄らしい。二十四節気には、その節にあたる日の時間まであるようだ。地球から見て太陽の通る黄道を表したものなのでそうなるのだろう。でも今日は寒い。テントウムシも今日は出てきていない。




 4日 

店は休みなので少し朝寝をした。水やりも大丈夫なので事務処理。確定申告にもそろそろ取り掛からなければならない。パソコンや本、書類など全て店の事務室に運んでいるので事務処理も店でしている。家は風呂と寝るだけ。




 3日 

農園作業をしていると虫たちが顔を出す。今日は暖かいのでテントウムシも活動している。冬越しをするツチイナゴは冬の農作業のお友達だ。気温が低い時は少し動きが鈍いが突くと元気に飛ぶ。




 2日 

今日は日曜日でお客様が多い日だけど うっかりウサギは友人の結婚式に出席のため不在。ランチやデザートの仕込みだけ朝して出かけて行った。ベリー公と健人、テルさん、開店当初から来てくれているベテラン二名のバイトの方、今年高校を卒業するバイトの方のベストメンバーで望んだ。ランチの時間に満席になりかかりピークを迎えたが、その後は一気に来ることはなく平均していたので助かった。




 1日 

宮崎から日向夏が直送で届いた。これからが旬の日向の香り。来週のランチのサラダの彩りに使おう。



 
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