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2008年 9 月


 30日 

オーシャン貿易の苗を鉢増ししてみた。オーシャン貿易ではこのアクアフォーム苗をまた同じアクアフォーム倍土に植付けて液肥バック栽培をしている。このまま一般培養土に植えても大丈夫だそうなのでデネブエクストラO2で鉢増ししてみた。




 29日 

オーシャン貿易に持っていない品種のブルーベリーを注文していたのが先日送られて来ていたが、鉢増しをしようとポットから根鉢を抜いてみて、ちょっとビックリ。「なんじゃあこりゃ〜〜」 と思わず口に出してしまった。土でもないピートモスでもない、しかしどっかで見たことある物質だ。摘むと硬いスポンジのようで潰すと容易に潰れる。スポンジのように弾力が戻ってこない。生花で使う オアシス ではないか。粒状の肥料は写真では青っぽく見えるが実際は緑色。緑色の培地に緑色の肥料、湿っている肥料からは緑色の液体が出ている。「こんな緑色で・・ ガメラじゃないんだから。。」 これは(株)日本アクアが製造している アクアフォーム という断熱材で主に建築材料として用いられている。硬質ウレタンフォームで水を使って発泡させているものらしく気層、水層、確保には良さそうな気がする。オーシャン貿易ではこのアクアフォームをバック栽培の倍土にしているらしい。この倍土でPH調整した液肥で育てている。しかもアクアフォームに挿木をして最初からアクアフォームに根を張らせている。根張りもそれなりに良く株も育っている。液肥の力だ。まさにサイボーグ ブルーベリーだ。ブルーベリーを栽培して育てているとは言い難い、ブルーベリーを工場で製造しているブルーベリー果実生産工場。この倍土で育てていたのか・・・初めて見た。今回はオーシャン貿易の液肥バッグ栽培をしたくて苗を買ったのではなく、新品種に興味があり、ここでしか販売していないので、苗だけを取寄せただけなのだが。。土を全部落とす って落とせないし、どないしたもんかな? 久しぶりに鉢増しをしようと楽しみにしていたが、意欲喪失。。

  


 28日 

エントランスガーデン休憩所では今の季節 花が少ない。春、一斉に咲く春咲きの花と 夏、ブルーベリーの収穫時期に合わせてガーデンを彩る夏咲きの花を揃えたので秋に咲く花が少ない。今は頂きものの種から育てたブルーのリナムがちょうど花盛り。この一重の花姿、華麗なフォルムがお気に入り。サルビア・アズレアも可憐に咲いている。ブルーの花は良く晴れた秋の夕暮れ、夕陽に照らされるとキラキラ耀いてとても美しく見える。ブルーの花は夕陽が当たると反射して何ともいえないこの世のものとは思えない光を放つ。各種苗園芸会社のカタログが揃っているのでまた花選びをしないと。バラは止めようと決めていたが二〜三種類植えてみたくなった。病虫害の少ない農薬防除が要らない品種だったら・・・

   


 27日 

秋風が涼しく感じて肌寒くなってくると温かいものが恋しくなる。焼き菓子が美味しくなる季節。写真は当店の定番で季節を通じて毎日焼いているブルーベリーシフォンとプチベリー(マフィン)。シフォンもプチベリーは今日も膨れ具合が良い。これから秋が深まると かくれんぼベリータルト(ブルーベリータルト)、りんごとブラックベリーのタルト、ラズベリーのリンツァートルテなど焼き菓子の種類が増える。

 


 26日 

素晴らしい秋晴だった。天気は良かったけど風は涼しい。半袖だと肌寒く感じるほど。朝夕は温度が下がり冷え込む。この季節、天気の朝は特に気持ちが良い。早起きしてガーデニングをしたいと思う。朝日が当たりキラキラして何もかも美しい。エントランスガーデン休憩所の手入れをしたい。




 25日 

バーバスカムのタプシフォルメは葉に綿毛が生えていてビロード状になっている。花穂が伸びると 2m近くになるらしい。葉も大きく大株になった。今年は咲かなかったので来年の夏には咲くだろう。この花が咲くのを楽しみに待ってくれているお客様がいるので綺麗に咲いてほしい。

 


 24日 

通常は火曜日が休みだけど昨日は祭日だったので営業した。今日はその振り替えで店は休み。銀行などの外回りをして所用を済ませた。




 23日 

朝夕はほんと涼しくなった。田んぼの土手や畦道に彼岸花が咲いている。夏の暑さにぐったりしていたハーブや休憩所の花たちも元気を取り戻しイキイキしている。ブルーベリーたちはシャシャンボツバメスガの被害は少なくなったが相変わらずハマキムシの被害が多いので痛々しい。農薬を使わないとならないかなあ?と悩んでいる。休憩所のアーモンドを収穫して種殻を取り出し、殻を割って種子を取り出す。そしてフライパンで塩をまぶして炒る。





 22日 

時々お客様の忘れ物がある。小さな女の子が忘れたヒヨコのぬいぐるみ。おなかにお友達のミツバチさんをくっつけている。ちょこん と座らせると足が内股になってカワイイ。忘れた女の子の顔はわかるのだが何処の誰かはわからない。それともう一つ、幼稚園の女の子が忘れた傘。名札は付いているけど家がわからない。かわいいピンクの傘なので うっかりウサギが広げて見て、「わっ! なにコレ!!」 かわいいウサギさんだった。うっかりウサギ でなく かわいいウサギ。「これは忘れ物でないわ。忘れ物の振りをして こっそり私にプレゼントしてくれたのよ。」 だって。。ホント都合の良い解釈。忘れ物なのに うっかりグッズに仲間入りだ。


  


 21日 

小町園から来たカタログにReveille(リベイル)として導入した『レヴィール(小町園商標登録名)はノーザンハイブッシュの不明品種と判明した』と記されていた。昨年、ノーススターがブルーゴールドと判明した時(2007年9月22日:休憩所日記)にも説明したが、同じようなことだ。小町園がアメリカから正規ルートで導入したReveille(リベイル)の母樹はリベイルではなかったということだ。数品種、同時に導入するとその中で品種の入れ替わりが良くあることらしいが、リベイルのときはリベイル 1樹の導入だったので間違いないだろうと南部ハイブッシュのリベイルを商標登録名レヴィールとして売り出したようだ。何年経っても白花なのでおかしいということで品種同定を始めた。ベリー公が昨年初め、小町園社長と電話で話した時 「品種同定中でリベイルでない可能性が高い。北部ハイブッシュの特性を持っている。」 と言っていた。このほど北部ハイブッシュ種と断定したようだ。品種名については現在の品種に見合う品種が無く品種名は断定できない。優良品種なので北部ハイブッシュ種の不明品種:レヴィールとして販売は続行している。この件でブルーベリー大図鑑の渡辺順二さんとも以前やりとりしたが、リベイルでないからといって闇に葬るには勿体ないほどの優良品種でレヴィールとして残したほうが良いと言っていた。




 20日 

水やりが間に合わず枯れてしまったと思っていたクレマチス・フルディーンの節目から新しい芽がでていた。神秘の生きものみたいだ。うれしい。

  


 9〜10日 

月に一度の連休。久々に神戸に視察に行った。
衣食住など全てのものは都会から遅れて地方に入ってくる。最近はタイムラグは少なくなったとはいえ都会と同じくリアルタイムに入ることはない。ファッションなどは都会も地方もさほどタイムラグはなくなったが、食や住は そうはいかない。そのために何が取り入れられるか予め自分で判断をしなければならない。うっかりウサギはランチのメニューに毎週、頭を悩ませている。頭を切り換え視点を変えなければならない。いつも料理の本やネットなどを参考にしてアレンジしているが、実際に自分の目で見て食べてみて、盛付や使われている器、従業員などの応対など その店全体の雰囲気の中で五感で味わい体験することが必要だ。ベリー公は 今の仕事、ブルーベリー栽培・農園経営・資材販売・カフェ経営などに関係ないことでも、自分の感性に響いたものは吸収するようにしている。目で見て、耳で聞くなど五感で感じるのではなく、感性で感じて蓄積するようにしている。これは「何を見た」 「何を聞いた」 という記憶のレベルではない。蓄積された感性は今後、何か新しいものを考えたり作り出したりするときに効力を発揮するものである。何かを考えたり、作ったりする時は自分の過去の経験や五感・感性に蓄積されたものの中からしか生まれない。いかに多くのものを五感で味わい、感性で感じることがもっとも大事なことだと思っている。
店をオープンしてからずっと今まで、朝起きてすぐ店に入り仕事、それから深夜 寝る直前までずっと仕事をしている。1日20時間前後、仕事をしている計算だ。サラリーマンの仕事ならできないが自分の好きなやりたい仕事だからできるのだが・・・。定休日も店を開けないだけで同じく仕込みや仕事をしている。2連休でも居たら 店や農園に行き、夜はパソコンを開いてメールやネットの仕事、事務処理などをついついするようになる。視察などで出掛けるとパソコンを開こうにも開けないので、夜は早く寝るようになる。月に一度の2連休だけが唯一のリフレッシュ。リフレッシュといっても視察だから、まあそれも仕事だけど。
視察は旧居留地 街路、菜っぱ(旧居留地:創作和風料理)、Matsushima(北野:フレンチ)、トアデコ(トアーロード:ガラスアートショップ)など。




 3〜8日 

NHK取材の影響でお客様が増えた。テレビでは店の場所も電話番号も紹介されてなかったので、どうしてこんなに来てくれるのだろう? と思っていたら、みなさん「番組が終わってNHKに問い合わせた」 と言っていた。テレビではランチも映らなかったし、ランチをしているとも報道されなかったのにランチに来てくれる人も多かった。「問い合わせた時、NHKの方が丁寧に教えてくれてランチもしているしブルーベリーのデザートもあると教えてくれた」 そうだ。時間の関係などで店の情報は流れなかったが、問い合わせに対しては ちゃんと宣伝してくれていた。ランチを食べて苗木を買いに来てくれた方が多かった。ランチやデザート・・・カフェの方には目もくれず苗木目当てに来たお客様もいた。




 2日 

今日もNHKの河田アナから細かな質問の電話があった。統計数字的なことで日本ブルーベリー協会に問い合わせようと電話をかけたが繋がらないようだ。誰か協会のお知り合いの方を紹介して欲しいというので福田さんの連絡先を教えた。実際の放送は時間の関係か かなりカットされていた。店で撮ったお客様へのインタビューもカットされていた。農園と栽培関係が主で店のランチやデザートはほとんど映らなかった。店の店名も看板がチラッと映っただけで、店名も連絡先も説明されなかった。ニュース番組の中の特集なので、店の宣伝やランチ、デザートの紹介ではないので仕方ないだろう。苗の販売が映ったので苗の問い合わせが来るかもしれない。




 1日 

NHKの河田アナから細かな質問の電話があった。NHKなので誤った情報を流してはならないので特に気を配っているようだ。今日、編集をして明日ナレーションをいれるそうだ。



 
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