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2009年 1 月


 31日   
午後から少し第二農園に行った。イノシシ避けの杭を打ってエクセル線を張り簡単な柵を作った。ハイブッシュの数種類を植付けた。




 30日   
一日 雨だった。でも冷たい雨でなくてよかった。テレビせとうち が取材に来た。久々のテレビ取材だった。毎週土曜日18時30分〜18時57分放送の『家族的食堂』という番組。放送は 2月14日。




 29日   
今日も昨日に引き続いて昼間は暑かった。夜には雨になった。最近よく雨が降る。事務処理や外郭の仕事が思うように捗らない。人に迷惑をかけるばかりだ。




 28日   
昼間は暖かくて少し動くと汗ばむくらいの陽気だった。真冬の重装備で暖房の効いた役所や銀行などに行くとムッとして気分が悪くなりそう。農業普及センターからさぬき市の認定農業者になる申請をするように勧められていたので、市役所に申請手続きに行ってきた。農園は借地なので土地利用権設定書などの書類を提出した。




 27日   
カフェ店内の雑貨の模様替えをした。冬らしい雑貨を除けて春らしいものに変えたり、ずっと前に買ったが仕舞ったままになっていた雑貨を飾った。今まで店内に壁時計がなかったので時計も付けた。




 26日   
イギリスの大手種子販売会社 チルターンシードからカタログが送られてきた。カタログ請求もしていないし昨年は種を購入しなかったので本当は送ってくれないはずなのに。ベリー公へのお年玉だな。昨年のカタログから野菜の種カタログが別冊になってイラストが入っている。本誌のカタログは相変わらず英語だけだが野菜のベジブックは面白いイラストカットがある。オクラがフラダンスを踊っていたり、コーンがお風呂に入っていたり… 見ていて楽しい。ベリー公は英語がマルっきり駄目なので読めないけど、こういうカタログだけは意味はわかるような気がする。





 25日   
朝 起きると雪の中だった。深々と冷えると思ったら積っていた。周りの家の屋根に雪が積もって真っ白なので反射していつもより明るい。これだけ積ったのは何年振りだろう。家から店に行く坂道、まだ誰も通っていない新雪を滑らないようにゆっくり車を走らせた。

 


 24日   
寒く冷え込んだ一日だった。沖縄の平良さんから柑橘類とハーブが届いた。庭で育てたデコポン、タンカン、ネーブル、あまSUN と畑のハーブ、ディル、イタリアンパセリ、セルフィーユ。デコポンを早々いただいたが風味がいい。沖縄の太陽をいっぱい浴びているので力強い味がする。今時期に露地のハーブが元気だとは さすが沖縄だ。平良さんは沖縄で日本最南端のブルーベリー園を作ろうとしている。




 21日   
雲海農園から瑞々しい春キャベツが届いたので、今週のランチは春キャベツのグラタン。トレビスと合わす予定だったけど、収穫が少し先になりそうなので地元の産直市場で見つけたコールラビ・パープルバードを入れることにした。コールラビはアブラナ科でキャベツの仲間、ヨーロッパ原産で風味はキャベツと大根を合わせた感じ。生でも美味しいがスープや煮込み料理に向いている。奇妙な形の野菜で火星人みたい。紫と白い品種がある。紫のパープルバードも皮を剥けば中は白い。ランチのごはんは雲海農園の紅心大根を入れて炊き上げた紅心大根ごはん。淡いピンク色が綺麗で優しい味。




 11日   
天気予報は当たり寒気が入ってきた。カフェのある住宅地は日中は雪は降らず曇りだったそうだが第二農園がある山は雪だった。まだ積ってはいないので作業はできた。今日はテルさん、たかし君の三人。第一農園でイノシシ出没によって掘り返された苗を救出して第二農園に移植した。ブルーチップ、レイトブルーも植付けた。休憩所のブルーチップの育ちは鉢植えはマァマァだけど地植えにすると良くない。第一農園でチップに植えたが育たなかった。再度第二農園で挑戦。レイトブルーは鉢植えでは調子が良く育ちがいい。第一農園でチップに植えたが枯れはしないが元気なく育ちが悪い。これも第二農園で再度挑戦。

 


 10日   
冬型の気圧配置で冷え込みが強くなった。明日あたりから雪が降るかもしれないそうだ。今日から三連休なのにお客様の動きはどうかな…  今日はランチのお客様は少なかったがお茶とデザートはまあまあだった。ネットショップのスリット鉢の価格を改定したのでメンテナンスをした。商品が多くなって関連ページが増えると変更箇所がいっぱいあるので手落ちがないよう注意しなければならない。




 9日   
ネットショップのスリット鉢の価格を改定した。スリット鉢メーカーの『スリット鉢シリーズ1億鉢突破』感謝セールに協賛して値下げした。大型スリット丸鉢 400タイプが新発売されたのでランクインさせた。今までは角型の400サイズだったが丸型の400が増えた。価格も角型よりは安価、容量は 30リットル。9号270サイズをバラ売り対応にした。620角の大型鉢もランクインさせた。




 8日   
一番人気のブルーベリーシフォン。うっかりウサギによるとその日によって仕上がりが微妙に違うそうだ。量産しようと一度にたくさんの生地を作って機械の力を借り大型のミキサーでやると数はできるがやはり良いものはできない。手作業でやると一度にできるのは 3個が限界。2個が一番ベストらしい。生地はホントにデリケートで微妙な違いが出来上がりを左右する。粉を計量する時、1グラム単位の秤に出てこない微妙な違い、同じ30グラムでも30.00グラムと30.99グラムの違い。そんな微量の積み重ねと その日の水の温度、タマゴの状態、室温などの違いによって同じ生地はできない。出来た生地の温度もその日によって違うし。オーブンで同じ温度、同じ時間 焼いても微妙に違う。やはり人の手の感覚、見た目などの職人技が必要になってくる。ブルーベリーシフォンに限らず当店の商品は、数は作れないが良いものを作ることに拘っている。

 


 7日   
寒くなり霜が降りると冬野菜が美味しくなる。大根も美味しくなる。地元の産直市場に大根がいっぱい並んでいる。青首が多いかな。聖護院も少しあった。今週のランチメニューは大根。美味しい大根を使ったカラメリゼ。大きめにコロ切した大根に少々の塩と砂糖を振り時間をかけて炒め煮する。焦がさないように丁寧に。うっかりウサギは美味しいものを作るのに手間と時間を惜しまない。一人でやっているのでたくさん作れない。ランチの他に焼き菓子やデザート、ケーキ類の仕込みもあるのでランチは一日15食程度。丸型のセルクルに大根を詰め、間に牛肉を挟み込みながら丁寧に形を作り、オーダーが入ってからオーブンで仕上げ焼きをする。じゃがいものピュレとブルーベリーソースを絡めながら召上っていただく。じゃがいものピュレとブルーベリーソースのコンビネーションが絶妙。スープは具沢山のきのこスープ、柚子とダイダイで風味をつけた。そして雲海農園野菜のサラダ、地元の色とりどりのカリフラワーとトマトを乗せた。紅心大根とトレビスが利いている。

 

 


 6日   
カフェは休み。事務処理をしたり来週のランチ食材の買出し。




 5日   
2009年第一週のランチメニューは『白ねぎのオレンジブレゼ・ポーチドエッグ添』『エビのクリーム煮・パセリライス』白ねぎをオレンジで蒸し煮したものにポーチドエッグとオレンジ果実を乗せている。オレンジの風味が爽やかなBerry's Life早春の味。今日が最終日。

 


 4日   
今日も昼過ぎから移植作業。昨日植え残したサンライズ接木の大根鉢とおおつぶ星、もう一本サンライズを植えてトロを植えた。トロは気難しく鉢植えでも育ちは良くない。第一農園にチップに 2本植えてみたが、2本とも枯れた。再度挑戦。ブラックCoCoとCoCoチップ、ラトビア産ピートモスを入れて慎重に植付けた。




 3日   
午前中はカフェで仕事。昼過ぎから植替。チャンドラー、サンライズ、サンライズ接木、おおつぶ星、ミェーダを掘り返してみた。チャンドラーは思ったより根張りが悪かった。元々あまり調子の良くない苗だったのでそれも関係しているのだろう。サンライズは問題なし。サンライズ接木は一番根が張っていて掘り返すにも運ぶにも重くて二人で左官のトロ箱に入れてやっと持ち運べるほどだった。おおつぶ星も問題なし。いい根張りだった。ミェーダはあまり良くなかった。掘り返して軽トラに積んで第二農園に苗を降ろしたのは、14時を過ぎていた。少しずつ日の入りが遅くなり日が長くなってきているが第二農園は山間で、今の季節は15時半頃になると太陽は山影に姿を消す。途端に冷え込み段々薄暗くなってくる。テルさんは苗を降ろして一度店に帰り水をタンクに入れて積んできた。カフェから第二農園までは 20〜25分くらいかかる。暗くなるまでに全部植付けはできなかった。




 2日   
今日から仕事。カフェも今日から営業。テルさんと二人で移植作業。開店準備などで午前中カフェに居たので午後からの作業。アーリーブルー、ブルータ、NHスパータン、NHスパータン接木、ブルーゴールド、ブルーゴールド接木を掘り返して軽トラで運んで移植した。チップなので堀り上げやすいが根が大きいとやっぱり大変。これが普通の土耕ならユンボがいる。手掘りはお手上げだ。接木は根張りがいい。写真はブルータを掘り上げるところ。植えて約1年経つ。ブルータは当地では難しいかなと思ったが、予想以上に根張りは今のところは良かった。

 


 1日   
朝起きて健人と店で食事。家に戻り二人でトイレ掃除。ベリー公は2階のトイレ、健人は1階のトイレ。仕事が忙しかったので家のトイレはロクに掃除もしていなかった。なんで元旦にトイレ掃除? 掃除なんか年末に終わらせとかないと・・・ でもまあ一年の計は元旦にある といわれるし。トイレが終わって自分の部屋を掃除、健人には浴室の掃除をしてもらった。家の中でもトイレと水廻りは特に綺麗にしとかないと。その後農園に行きクランにエサをやって高松のばあさん宅に挨拶に行った。店に戻り明日からの開店準備。うっかりウサギと健人はシフォンケーキの仕込み。ベリー公は店の掃除とトイレ掃除。店のトイレ掃除は毎日させてもらっている。お客様が利用するトイレを毎日掃除させてもらえるということはありがたいことだ。ピカピカに磨きあげたい。そして包丁研ぎ。包丁研ぎや物や道具の手入れは大好きだ。昔サラリーマン時代は皮磨きもしていた。皮靴やベルト、鞄などピカピカに磨き上げていた。使い込んで皮が古くなってクタクタになっても柔らかくてしっくりなじんでくる。今は皮の手入れは無いので全ての包丁を念入りに研いだ。昔、釣りをして魚料理に使っていた出刃や刺身包丁まで研いだ。仕舞ったままだったのでサビがきているのもあった。最初、出刃は正広、柳刃(刺身包丁)は助次作を使っていたが、正広包丁は良いのだが硬く研いでいても大工が使うノミやカンナを研いでいる感じだったので、その後出刃は光朝作、刺身包丁は藤次郎に変えた。カフェで使っている包丁は洋包丁なので両刃。出刃などは片刃だったので砥石が洋包丁に馴染まず研ぎ難かった。夜、健人はバイト先の新年会に出掛けた。ベリー公はうっかりウサギとすき焼きを食べた。いつもはランチの残った食材を食べていたので野菜ばかりだが、今日は元旦なので久しぶりに肉を入れたちょっと贅沢なすき焼き。冬場は野菜の残りを水炊きにして食べるのはそれはそれで美味しい。特に今時分はユズやダイダイが出回っているのでこれを絞って水炊きやうどんを食べるのが大好きだ。ダイダイは産直市場で正月飾り用に売っていたのを買いだめしている。休憩所日記も 8年目、8年前は想像もしていなかった今がある。平穏な元旦だった。



 
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