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〜自然の休憩所〜 Berry's Life
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2010年 7 月

農園を手伝ってくれる方を募集しています。
ボランティア救援隊 大歓迎です。


■ 7月 31日   

農園の実を食べていたのはどうやらヒヨドリだけではなさそうだ。テルさんもヒヨドリが止まって折れたのと違うような枝があると言っていた。確かに上から止まって折れたのとは違う折れ方の枝。ヒヨドリの重さくらいでは折れないくらいの太い枝が折れていたり、実の食べ方がヒヨドリと違っていたりしている。
いろいろ調べたり詳しい人に聞いてみると、どうも「ハクビシン」らしい。それなら納得のいく点がいくつもある。でもこれが来ているとなるとちょっと手強い。
次から次と…  敵は多い。。何とか対策を考えないと。




■ 7月 30日   

大暑、土用の丑の日も過ぎ、これからお盆〜処暑までが一番暑い時期。ブルーベリーのシュートの伸びも停滞する時期だ。ブルーベリーだけでなく野菜類も地上部の生長が停滞し、暑さから身を守るために果菜の皮は硬くなり葉菜類の葉は硬くなるという。ブルーベリーもシュートの伸びは止まり葉や茎は硬くなる。夏の緑枝挿しの適期だ。ブルーベリーの果実の皮もこの時期は少し硬くなるのかな?
ブルーベリーの場合はシュートの伸びは止まるといっても根は生長しているし光合成もし植物内では花芽形成の大切な時期で盛んに活動している。窒素分が残っていたり窒素分の入った肥料を与えるとこの時期でもシュートは伸びる。しかし今はシュートを伸ばす力を花芽形成に使ったほうがいい。そのため窒素を与えずリン酸、カリ肥料を与える。よく夏場や休眠前には肥料を与えないとかいわれるが、それは窒素分のことで窒素の入った肥料は与えないということ。ブルーベリーは夏場、ラビットアイならまだ実を付けているし花芽形成の大事な時期。実肥、花芽形成にはリン酸が必要だし、夏場の暑さに耐えるため・収穫の終わったハイブッシュの体力回復の御礼肥に根の肥料のカリが必要だ。休眠前も同じく窒素は要らないがリン酸カリは必要だ。
MリンPKのようなリン酸カリ肥料を与えてシュートの伸びを止め、花芽形成に力を注がそう。




■ 7月 29日   

昨夜から今日の明け方まで雨が降り続いた。久しぶりの雨だった。夜中に雨が降って 朝、植物たちを見ると生きいきしてシャンと立っている感じ。葉っぱも元気よく葉先が上を向いている。同じ植物でも毎日見ていると、毎日違った表情を見せてくれる。今日はエントランスガーデンの植物たちはみんな機嫌がよさそうだ。

スタッフのYさんが子供のプール当番なので 13時上り。ベリー公が店に入る。こんな日に限ってお客さまがいっぱい来る。昨日ははっきり言って暇だった。スタッフが手持ち無沙汰になるほどだったのに。。ランチのお客さまも普段の平日に比べて 1.5倍くらい来てくれたし、ランチの時間が終わらない内からお茶の多人数のお客さまが続いて入ってくる。作るのは うっかりウサギ 1人だし、注文を聞いたり運んだりするのはフロアーに慣れていないベリー公だし。未処理の伝票がいっぱい並んでいるのに次々とお客さまが入ってくる。
今日は何があったのだろう? 「何かあったのですか?」とお客さまにこちらが聞きたいくらい。嬉しい悲鳴を通り越して「もう勘弁してください。これ以上はもう無理なんです」と言えることなら言いたいくらい。
オーダーを聞きに行くと「ブルーベリースムージー 6つと…」「パンキッシュとブルーベリーポテトサンドと…」時間がかかるオーダーが重なる。
「コーヒーだけにしてください!!」と心で叫んで
「ハイわかりました。ありがとうございます」とニッコリ笑って言ってしまう。

きっと、機嫌のいい植物たちの精気がお客さまを引き入れてくれたのだろう。




■ 7月 28日   

地元 ホームセンター 西村ジョイに当社の土を卸せるようになった。
今日、成合店、屋島店、志度店 の三店舗に初納品。
その他の香川県内 4店舗、広島県 2店舗、山口県 1店舗には 8月6日前後の納品予定。
実店舗を開店して 2年半になるが、ブルーベリー苗と土をホームセンターなどで買って何度育ててもうまくいかない。枯れた。などと、度々のつまりに当店に来て「今度こそはうまく育てたいので教えてください」と言われるお客さまが多かった。ブルーベリー栽培の駆け込み寺みたいになっている。ホームセンターなどに売っているブルーベリー用の土だけの問題ではないが、土を改善すれば多くのブルーベリーを救うことができる。当店に来てくれたお客さまには説明することができるが、来なかったお客さまには説明することができない。
それではいけない。ホームセンターに当社の土を販売してもらおう。ということで、先月から西村ジョイに営業をかけていた。
一般市販用の『ベリー公の土』はデネブエクストラ02を何も知らない初心者の方でも使えるように改良して元肥も予め混入したもの。これで少しでも多くのブルーベリーを救うことができればいいなあ。




■ 7月 27日   

プッチーニやズッキーニの生産者の有馬守さん宅を訪問した。
ご主人さんは仕事の都合でお会いできなかったが奥さまとお話ができた。うっかりウサギは先日、カフェでお会いしているが、ベリー公は初めてお会いした。気さくで話しやすく楽しい奥様。野菜のことをいろいろ教えてくれた。ランチに使うズッキーニやプッチーニをいっぱい分けてもらった。黄色と緑が混ざっているのはミツバチの悪戯。黄色は黄色、緑は緑で受粉すれば単色のズッキーニができるが、緑の花粉が黄色に(またはその逆)付くと混色のズッキーニが出来あがる。今週は夏の休憩所ランチの定番、ズッキーニなどの夏野菜を大きめの輪切りに切ってピラミッド風に重ねてオーブンで焼く豪華料理。メインは黄色と緑のズッキーニ。今年は円盤型のユニークな形のズッキーニも仲間入り。夏の休憩所ランチは有馬野菜と自家製ハーブが主役。




■ 7月 26日   

世間は月曜日で週の始まりだけど、うちは火曜日定休なので今日が週末。土用の丑の日で鰻などスタミナのつくものを食べる日だが相変わらず野菜生活。今週はプッチーニの肉詰めだったので、これがスタミナ食かな。
週末なので週に一度の銭湯通いの日。いつもはシャワーだけなので湯船に浸かって一週間分の疲れを癒す。普段もお湯に浸かれば疲れも多少違うと思うが、深夜 湯船にお湯を入れる時間がもったいない。少しでも早く寝たいのでシャワーだけにしている。風呂から出て うっかりウサギを待つ間、寛ぎの間でテレビを見るのも楽しみの一つ。開店してから 2年半の間、テレビ、ラジオ、新聞など全然見ない生活になったので世間の動きなどが全くわからない。たまにテレビを見ると新鮮、CMが特に面白い。




■ 7月 25日   

発送処理をして事務処理が溜まっていたので一日カフェで居た。




■ 7月 24日   

「少しは熟しているかな」と期待して農園へ収穫に。期待は裏切られ熟すのに時間がかかっているようだ。ハウスやカフェ周りのほうが収穫量が多い。

カフェ周りに植えているコロンブス。数年前、国華園で販売されたときに買ったもの。その年だけの販売で現在は販売していない。今年から大関ナーセリーで販売されている。アメリカライセンスで増殖、販売禁止品種になっている。
幼果の鍔片は口を結んだように閉じている。果実肥大にあわせて閉じた鍔片はヒトデ型から星型に変わりヒラヒラがなくなったようになる。
丸く大きな実でやや扁平型。皮や種は気にならず果汁多くジューシー。果汁が多い品種に共通するが雨や水やりが多いとかなり水っぽくなる。今みたいに晴天が続き真夏の太陽が照りつけ水やりを控えると香りもよく美味しくなる。他のラビットアイ種とは確かに一線を引いている。フクベリーもそうだがハイブッシュに近いラビットアイだ。




■ 7月 23日   

暑い。日本列島灼熱地獄。血液が沸騰して脳が沸きそうだ。今日も一日、ハウスで集中鉢増し。




■ 7月 22日   

暑かった。ハウスで一日、集中鉢増し。ハウスの中は暑い。でも上部、両側入口、左右両サイドがサッシで全開口になるので、ビニールハウスや開口のない温室よりはずい分マシ。
プッチーニや黄色いズッキーニのゴールドトスカの生産者の有馬さんを今週のランチにご招待した。うっかりウサギが「一度お会いしてお話がしたい」「今週プッチーニを使ったランチをしているのでぜひ食べに来てください」と手紙を書いて農産物市場に預けていた。ベリー公は集中鉢増し中だったのでお会いできなかったが、うっかりウサギはいっぱいお話ができたようだ。
有馬さんご夫婦と話したことがよっぽど楽しくて嬉しかったのか、夕方店に帰って水やりをしていると待ち構えていたかのように「有馬さんは〜〜」と機関銃のように話してくれる。延々話して自分が得心すると何事もなかったかのようにカフェ店内に消えて行った。




■ 7月 21日   

防鳥ネットを張り終えたので一息つけた。後は残っている実が熟すのを待つだけ。少しでも青く色付いたら片っ端からヒヨドリが食べていたので緑色の幼果しか残っていない。ネットを張るのに手こずってヨモヨモしている間にまたいっぱい食べられてしまった。



今週のランチはプッチーニの肉詰め・ラタトゥイユ添。
このメニューは 3回目。毎年プッチーニが出回るこの時期、休憩所ランチの定番メニュー。三年前、農産物市場でプッチーニを見つけたときに うっかりウサギが「カワイイ」と言って思わず買った。この形と色、可愛さをそのまま生かした料理にしたいと うっかりウサギが考えたのが半切りにして中をくり抜き器にして肉詰めするというメニュー。1人にプッチーニを半個使うので、2人で 1個。20人分だと 10個。それを 一週間分だと合計何個いるだろうか。1人の生産者しか作っていないようで、しかも量産していないので出回る数が少ない。三年前は数が揃わず足りないときは坊ちゃんカボチャも使った。昨年は出回る時期に早くから買い集め数を揃えた。そして今年は農産物市場を通じて生産者に頼んでもらい数を揃えてもらった。




■ 7月 20日   

まあ何とか張り終わった。ヒヨドリに 3度目の「最後の晩餐」をあたえずに済んだ。ネットとネットの繋ぎ目など所々開いているので縫い合わせなければならない。

ネットを綺麗に張るのは苦手。うまくいかない。パイプの繋ぎ金具、エクセル線の結び目などにネットが引っ掛かって時間がかかる。歪んで左右同じように伸びなくて真直ぐ張れない。
今年はこれで仕方ないのでヨシとしよう。

この子は一応、女の子だが警戒心も羞恥心もまるでない。誰かが来ていると安心して寝てばかり。ネコは 1日の 2/3は寝ているという。しかしこんな格好でよく寝られるものだ。




■ 7月 19日   

ネット張り完了の予定だったが、不覚にもヒヨドリに 2度目の「最後の晩餐」の機会を与えてしまった。ネット張りくらい 1日でできると思ったのが大きな誤算だった。控エクセル線張りと外周立ち上がり部分のネット張りが 3方完了したところで暗くなってしまった。
途中、雨が降ってきて、またズブ濡れ。パンツまでびしょびしょ。ここはよく雨が降る。カフェは昨日も今日も雨など降らずカンカン照りだったそうだ。下界とは全然違う天候だ。ブルーベリーを育てるのには適している気象環境なのかもしれない。
明日は完了させる予定。ヒヨドリよ、3度目の「最後の晩餐」はないからな。




■ 7月 18日   

今朝、クマゼミが鳴いていたので本格的な梅雨明けだな。
雨が続いてカフェのガーデンが荒れていたので朝、手入れをした。タカオの付かないルドベキアやワレコモウなど背の高い花が倒れ園路に寝そべっているのもある。掃除機を逆噴射して園路の落ち葉、小石などを吹き飛ばして一箇所に集め掃き取る。早朝の寝起き、目覚めないカラダも一汗かくと動きが軽くなる。
寝ている花や咲き終わった花を切って雑草を抜く。決して雑草を抜き過ぎてはいけない。カッチリきっちり手入れし過ぎてはいけない。居心地の良い空間にするために、自然の汚れや乱れをほどよく残し風合いのある「野趣」を大切にしなければいけない。「手入れしました」とわかってはいけない。
花の前に生えている草、花の株中から生えている草、背の高い草は抜き、他はほどよく残す。
今日は早くから農園に行って作業をしたいので早めに切り上げたいが、やっていると次々…キリがない。


     
宿根草や小樹木、何が何やらわからない。この時期に咲く花が少ない。


ガーデンの手入れの後、ネットの発送処理を済ませて午後から農園へ。
今日はエクセル線張りを終わらせる予定。途中で土砂降りの雨が降ってきた。作業を中断せず続けたのでズブ濡れ。夏の炎天下の作業と雨の日の作業とどっちがいいだろう? 夏はカッパを着ると暑いので、海かプールに行ったつもりでいっそのこと水着かウェットなどで作業したほうがいいかも。まあどっちにしても農園で雨の中、ズブ濡れオジンは見るに堪えないものがあるだろう。
何とか夕方までにエクセル線張りは終わった。明日は補強のための控エクセル線を張っていよいよネット張りだ。長かった ベリー公 vs ヒヨドリ 戦線、やっと終結だ。農園のヒヨドリたちよ 長い間よもよも言って気を持たせてすまなかったな。明日の昼前頃までは最後の食べ放題だ。「最後の晩餐」でも「世界一の朝食」でも好きなようにするがいい。


スパータン
ブリジッタ カロラインブルー
チャンドラー
エリザベス レガシー
レイトブルー
ネルソン サミット
今、農園のネットを張っているところはハイブッシュ栽培区画。香川県のハイブッシュで今頃ネットを張って間に合うのかと思うが写真の通り。カフェのハイブッシュの収穫は全て終わっているが農園では中生種がポロポロ、晩生種は6〜7割方残っている。
早生〜中生は惨敗だったが晩生種はベリー公がもらった。今年は 引き分け ということかな。農園のヒヨドリは図々しく情け容赦なくすべて食べてしまうし枝は折るし… 「共に分け合う」という気持ちのカフェのヒヨドリを見習ってほしい。まあそれも明日の昼までだ。それ以降は一粒もやらない。来年は早生種からやらない。スパータンだってブルーゴールドだってハーバートだって絶対にやらないから。




■ 7月 17日   

久しぶりの太陽。雨や曇天でこの強い陽射しをしばらく受けてなかったので さすがに暑い。
カフェの苗売場で水やりをしているとミスティの株元に何かの卵が。殻かと思ったら割れてなく中身が入っている。スズメやツバメの卵にしては大きい。何だろう?
ヒヨドリがブルーベリーをついばみに来て食べるのに夢中で巣まで陣痛間に合わず産み落として行ったのか と思ったが、調べるとヒヨドリの卵はもっと大きいようだ。
この卵は直径 2cm、長さ 3cm くらいのもの。




■ 7月 16日   

午前中は晴れ間も覗いて気温も上り蒸し暑かった。午後からはまた雨。雷が鳴り、稲光が走る。これで梅雨明けだな。だらだら降って明けたか明けないのかはっきりしない年もあるが、今年ははっきりわかる梅雨明け。今日も一日ハウスで鉢増し。鉢増しを急いで今月末から夏の緑枝挿しの準備に入らないと。苗販売の準備もしなければならない。今季からローガンベリーの苗も販売する予定。ここ数年、増殖の研究を重ねて何とか成功した。今秋はまだ少なく100本くらいの予定だが来春、来秋と本数も殖やして販売の予定。
おーっと、農園の網張りもしなければ…




■ 7月 15日   

雨がよく降る。今日は一日ハウスで鉢増し作業。




■ 7月 14日   

事務処理をしてカフェでブルーベリーの収穫。イラガの発生時期。摘み採るときに刺されないように気を付けてよく見て回る。ブルーベリーを摘み採るときに、もう一つ嫌なもの。それはクモの巣(クモの糸)。顔や髪にクモの糸が纏わり付くと気持ち悪い。嫌がって顔を動かすと余計に糸が絡むので、糸に触れると即刻停止し顔を動かさずそのままゆっくり後退り。クモは蛾などの害虫を採って食べてくれるので益虫だが、カフェのガーデンや苗売場回りは目に付くと箒で除けている。お客様が入らない栽培園の農園や育苗ハウスはできるだけそのままにしている。




■ 7月 13日   

カフェは今日〜明日は月に1回の連休。カフェの休日は食材・食器や備品などの買出し、雑用などで結構忙しい。食材の仕入れは毎週悩みの種。当店のランチは週替りで一週間同じメニュー。メイン料理の野菜、サラダの主人公的野菜、スープに使う野菜、どのメニューにも野菜の名前が入っている。ズッキニーの〜〜、トマトとベリーの〜〜 というようにメニューに書いてしまうので、その野菜を一週間分確保しなければならない。冬から春は雲海農園から届く地元では手に入らない珍しい野菜をメインに使っている。夏から秋は地元の産直市場の旬の野菜や自家栽培のベリーやハーブを使っている。その他の脇役野菜などはスーパーで揃えることもあるがメインやサラダなどの中心野菜には拘っているので産直市場で買っている。
まだじゅうぶんあると思ってメニューに入れて天候の影響などで出来が悪かったり、例年より早く終わったり、収穫量が少なかったり… などで必要量がそろわないことがある。
この時期になったらいつも産直市場に並んでいる黄色のズッキーニ(ゴールドトスカ)やミニカボチャのプッチーニが今年は並んでなく どうしたのだろう? 遅れているのかなあ。とか、今年は作らなかったのかなあ。と思っていたら、第二農園の近くのもう一つの産直市場を覗くと、何と、こちらに並んでいるではないか。。生産者の○○さん、出荷先を変えたらしい。




■ 7月 12日   

朝は雨が強く降っていたので発送処理を済ませてハウスで植替えをする予定で、カフェの資材置場で必要なものを車に積んで出掛けたが雨は止み晴れ間が見えてきた。ハウスで荷物を降ろして急遽農園に車を走らせた。
1人でエクセル線を張ってみた。今回は少し太めの ♯8・4ミリのエクセル線を使用。第一農園で張ったとき、開始方向と終始方向を間違えて引っ張ったので、ねじれて縺れて解くのに手間がかかった。今度は間違わないように引っ張った。短辺方向の東西面の5本張ったところで雨が強く降ってきたので中止した。エクセル線を強く張ると予想通りパイプが内側に撓む。外側から斜めに控え線を引っ張るようにしよう。その後ハウスに戻って少し植替えをした。




■ 7月 11日   

朝一で発送処理を済ませてヤマト運輸に集荷依頼をかける。ハウスの水やりを済ませたテルさんと合流して農園へ。防鳥ネットの支柱工事。栽培区画寸法 35m×55mの外周にパイプでビニールハウス風の骨格を組む。そして碁盤の目のようにエクセル線を張りネットをかけようと思っている。
東面と北面は終わっているので今日は西面と南面。暗くなるまでに何とか西・南面の骨格が終了した。後はエクセル線を張ってネット張り。
パイプ組の細かい手直しや継手金具の補強などが残っているが、それは後回にする。




■ 7月 10日   

カフェ回りでブルーベリーの収穫。カフェのハイブッシュでまだ収穫できるのはエリザベス、チャンドラー、サンライズ、カロラインブルー、サミット。ラビットアイは収穫初期でベッキーブルー、クライマックス、フェスティバル、プレミアが獲れる。土曜日ということもあって朝から資材売場、苗売場にお客様が来るので接客。苗売場で数本の鉢増しをした。発送処理を済ませてハウスへ。お客様から頼まれた品種の在庫、生育状況の確認をした。





カフェの店内に迷い込んでいたカマキリ君。昨日、出入りの業者の人が見つけて「こんなのが店の中にいますよ」とカフェ店内に虫がいるので捕まえて潰そうとした。うっかりウサギが「カマキリは害虫を食べるので殺してはいけない虫、うちはカマキリの卵を採ってきて放している」というと、ビックリしていたようだ。
話している間にカマキリ君は逃げてどこかに雲隠れ。今日になってレジ下のラスクの箱にいるのを発見。やさしく捕まえてガーデンに放した。今年はうっかりウサギの天敵、オンブバッタの発生が少ないが害虫ハンターとして活躍してほしい。
オンブバッタは昨年、うっかりウサギが目の敵にして徹底的にやっつけたので激減したのだろう。




■ 7月 9日   

農園の草刈り、草抜きを頼みに地区のシルバー人材センターへ行った。センターの担当者が一度農園を見に来るそうだ。その後、何人入るか、何日かかるか相談をすることになった。チップから生えた草が伸び放題になっていて一度抜かないと収拾がつかない。周辺部は草刈機で刈ってもらおうと思っている。うちの者はそこまで手が回らない。
午後から1人で農園の防鳥網の支柱工事をした。

農園を手伝ってくれる方を募集しています。
ボランティア救援隊 大歓迎です。




■ 7月 8日   

10日期の支払の準備のため銀行や関係所を回った。銀行の途中で所用を済ましながら各所を回ると一日潰れてしまう。ネットショップの発送処理もあるので忙しい一日だった。
ハウスを3棟借りているが、横の2棟を他の人が借りた。ワシントンヤシの苗を育生するようだ。うちも2棟借り足しして秋から利用することにした。今借りている3棟は、1棟は物置、1棟は北部・南部ハイブッシュ育苗、1棟はラビットアイとラズベリーなど他ベリーの育苗に当てている。育苗棟を増やすのとハーブやベリーの栽培棟と利用したい。




■ 7月 7日   

カフェは火曜日が休みなので、水曜日から新しい週が始まる。週替りのランチメニューも水曜日〜翌月曜日の期算。
週の初めなので、朝はカフェのエントランスガーデンの手入れ、園路の掃除。苗売場周りでブルーベリーの収穫。カフェの苗売場回りには『うっかりウサギのカフェキッチンガーデン』があり、いろんなハーブやほんの少しの野菜をコンテナや樽鉢で育てている。うっかりウサギの〜〜と言っても、育てているのはベリー公。うっかりウサギは収穫をするだけ。
カフェ内の資材売場の在庫チェックをして足りないものを補充。事務処理と発送処理をして水やりをすればもう閉店時間だ。夏至を過ぎて日の出が日々遅くなり、日の入りが早くなりこれから日が短くなる。涼しい夕方の時間の仕事もあまりできなくなる。今日も農園に行けずヒヨドリパラダイス。


苗売場周りの状況を少し。。

つい最近まで苗売場と歩道の境は写真のような工事現場の仮囲いだった。5月から苗売場の大改修をして仮囲いを除け、樽鉢を配置し大株のブルーベリーを植え、間にカフェで使うハーブや野菜を植え込んだ。

樽鉢に植え込んだのはラビットアイ種。

クライマックス、パウダーブルー、ベッキーブルー、デライトなどの 6本。

ハーブティー用のレモンバーベナ、各種ミント。他に料理用のバジル、オレガノ、タイム、フレンチタラゴン、チャイブ、ディル、フェンネル、チャービル、サボリー、サラダバーネットなどがある。

出入り口のアイアンゲートも設置して以前の仮囲いから比べると見違えるようになった。




■ 7月 6日   

火曜日でカフェは休みだが、溜まった事務処理と所用で昨日の諸官庁回りの続き。午後からはうっかりウサギと野菜の産直市場などで買出し。




■ 7月 5日   

ハウスでカフェ用の収穫。ハウスの両側はサッシになっていて開け放せるが金網を張っているのでミツバチやマルハナバチなどの受粉昆虫があまり飛来して来なく全体的に実生りが悪い。ミツバチなどが受粉していない場合は左写真のように花殻が落ちず付いたままになりやすい。右は花殻を取った写真。品種はアラパハ、ブルームが乗って美しい。
収穫とネットショップの発送処理、事務処理、苗売場周りの水やり、銀行などの諸官庁回りでネット支柱工事は進まず。




■ 7月 4日   

カフェの横に ホテイアオイが群集して咲いている池がある。ホテイアオイの生育に適した環境なのか、この時期になると毎年花が咲く。群集して咲くと見事だ。その道の通の人たちには有名な池らしく、よく写真を撮ったり見に来ている。

雨は止んで陽射しが照り付けて蒸し暑くなった。カフェの開店準備、事務処理の後、カフェに出すブルーベリーの収穫をした。今日の分はカフェの苗売場周りから収穫。クライマックス、ベッキーブルーも熟してきたので数粒収穫。
ネットショップの発送処理を済ませて、昼過ぎから農園へ。防鳥ネットの支柱工事の続き。パイプハウスのパイプを使って組み網を乗せようと思っている。今日は南側一列、55m分が終了した。




■ 7月 3日   

一日中、断続的に雨が降った。時々、思い出したかのように激しく降る。防鳥ネットの支柱工事の続きをしたかったが、仕方なく中止してハウスで植替え。ヒヨドリは雨などお構い無しに我が物顔でやってくる。青い実は無いのだがそれでもやってきて少しでも色付くとたちまち食べられてしまう。ヒヨドリに猶予をプラス1日与えてしまった。




■ 7月 2日   

今日から日本ブルーベリー協会のシンポジュウムだ。今年は つくば であるのだが、今年は行かずに仕事に専念する。年に一度、全国の栽培仲間に会えないのは残念だが頑張らないと。



農園の防鳥ネットの支柱工事をしている。昨年は簡易の網も何も張らなかった。釣り糸を張って鏡を設置してみたが効果なし。結果、第二農園の収穫は数粒。全て食べられた。
農園は平地より夜の気温が低いので熟期が遅い。2週間くらい違う。熟期が遅いのがこれ幸いと、まだネットを張っていない。でも早生の品種はだいぶん食べられているようだ。ここのヒヨドリは餓えているのか少しでも青く色付くと熟すのを待たずにすぐに食べてしまう。それも片っ端から。「根こそぎ」という感じ。「農園主と分け合おう」という気がまるでない。作業をしていると平気な顔をして樹に止まりついばんでいる。図々しいにもほどがある。
そっちがその気なら、こっちにも考えがある。網を張るまでの数日、楽しむがいい。網を張って一粒も食べれないようにしてやる。
カフェでもヒヨドリは来ているが、片っ端から根こそぎ ではない。ちゃんと食べ残して分け合ってくれる。今年はカフェのヒヨドリは少し突きに来ているが例年より遠慮気味。ほとんど残してくれている。昨年まではもっと頻繁に来ていたが、今年は朝、巣から山へカフェの上空を飛んで行き、夕方も山から巣へ直行。たまに途中下車するくらい。山にブルーベリーより美味しい食べものがあるのだろうか? カフェでは美観の問題があるので網は張らない。

農園ネコのクランがいるのだが、なめられているのか全然効果無し。こいつが鳥を追ってくれれば少しは被害が減るのだが。「クラン」と呼べば返事して寄ってくる。そしてよく喋る。「鳥が来たら襲いに行って追っ払ってくれ」と話しても、「イヤだ」という。どうもカラスに悪戯をされたので鳥は嫌いらしい。




■ 7月 1日   

相変わらず忙しく仕事が思うように前に向いて進まない。ハウスでの育苗、農園の整備・手入れ、防鳥網、土作り作業場の屋根工事など。今月から苗を売り出したいので育苗も急がないと。


第一農園から第二農園に移って 3ヶ月経ったが、まだ休憩小屋がない。先月やっと土作り作業場の屋根を作った。最初、ハウスのパイプを建ててビニールシートを張ったが 完成して 3日目に強風で潰されてしまった。今度は風で潰されないように得意の木造で建てた。柱を埋め込みコンクリートで固定してトラスを組んで造った。これで日陰ができて雨が凌げる。




 
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