去年夏に中古のオーブンやらミキサー、機材等を見せてもらったところに再び見せてもらい、引き取らせてもらことになった。その中でオーブンだけは30年以上使っている古いもので、レバーで温度調節をしなくてなならない。今のオーブンはデジタル温度調節で外からも覗けるガラス窓があり、とっても便利。この古いオーブンにはガラス覗き窓もあるはずがなく、使いこなすまでには相当時間がかかりそうだ。ベリー公さんと私も躊躇していたけれど、今日オーブンを30数年使ったケーキ職人のおじいさんのお話を聞いていて、やっぱりうちの店で使わせてもらおうか。。ということになった。大型のオーブンを使ったことのない私には新しくても古くても、どっちみち慣れるまでに時間がかかる。うまく焼けるまで何度も失敗するだろう。おじいさんに最初の数回、温度調節を教えに来てもらうことになった。
古いオーブンといえば、「魔女の宅急便」でキキが薪のオーブンでおばあさんのチョコケーキを焼くシーンを思い出した。。。。使い込んだ道具のほうが美味しく焼ける気がするし、農園のまん中の掘建て小屋みたいな店には合うかもしれない。ケーキ職人のおじいさんのパワーを秘めたオーブンのような気がするのだ。
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