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2019年 9月

■ コーヒー豆の焙煎

コーヒー豆の焙煎を始めて8ヶ月が過ぎた。今まで闇雲にひたすら焙煎してきたが、最近やっといろんなものが見えてきた。これは言葉では表現できない感覚的なもの。薄暗く東西南北も出口もわからない樹海を彷徨ってやっと光を見つけて陽の当たるところに出た感じ。

同じ銘柄の豆を温度、時間など 全て同じように10回焙煎すると10通りの違うコーヒーができる。同じ焙煎は二度と出来ない。ドリップも同じ。同じ焙煎豆を続けて同じようにドリップしても微妙に違うコーヒーになる。同じ人がして違うコーヒーができるのだから、同じ豆を違う人が焙煎やドリップすると全然違ったコーヒーができる。

正解がなく終着点のない世界。これはコーヒーに限ったことではなく ブルーベリー栽培、野菜栽培、種蒔き、ミツバチ、料理、芸術・・みな同じ、終わりのない世界。職人技、達人、人間技でない、そういう言葉で表現されているが、もっと深いものがある。そんな世界に強く惹かれる。極限まで極めてみたい。

グアテマラ、コロンビア、エチオピア、ブラジル、ケニアなど新しい産地のコーヒー生豆が入荷した。今まで深煎りにこだわってきたが、浅煎りも焙煎してみたい。浅煎りコーヒーは変な酸味があって好きではなかった。でも変な酸味の原因は豆の芯まで火が通っていなく生焼けで豆の中に残っている水分が腐敗した酸味のようだ。アームズメソッド焙煎で浅煎りでも豆の芯までキッチリ火が通ればコーヒー本来の柑橘系など果実の酸味で紅茶のような風味のコーヒーが味わえる。

■ 雑草

今更ながら「雑草はなぜ抜くんだろうか?」 ふと疑問を持った。

見栄えが悪いから、手入れしていないと人から言われるから、植えた花が雑草に負けてしまうから、雑草に栄養や水を取られるから・・・

「雑草に栄養や水を取られるから」これは良く言われることだが実際はそんなことはない。それよりも雑草がなく表土が露出していると太陽が直接土に当たり乾燥が早くなる。また 植物(雑草)の根があると適度に土の中も湿度が保たれ乾きにくくなる。雑草の根は微生物の住処にもなり 陽が直接当たらなければ表土にも微生物が住める。一年草の雑草が枯れると枯れた根は土中で微生物の栄養源になる。 根がなくなったスペースは空気層になり酸素が供給され土が柔らかくなる。雑草の種類や特性を熟知しなければならないが、地下茎で殖えたりこぼれ種で急激に殖える侵略性や繁殖力の強いのは確かに花苗の生長に悪影響を及ぼすので 程よく抜いているが、花が可愛いものや葉姿の美しいもの、グランドカバーになるものは抜かない。イネ科の株が大きくなるものは抜いた方が良いが、多少のエノコログサなら風情があって良い。

自然に生えて来たものが雑草で 人が植えた花は園芸種。これは人間の勝手な言い分。ベリー公も20年前までは雑草を目の敵のように抜いていた、植えた園芸種以外 草は一本も生えていないように自宅の庭を管理していたが、この店のガーデンを築造するようになって考え方が変わってきた。案外、花がカワイイ雑草も多い。

農園(育苗ハウス)

〒769-2312

香川県さぬき市造田是弘1479-2

TEL:090-7626-7552

農園長(畑ヶ中:ハタケナカ)

農園(育苗ハウス)

ブルーベリーなどを栽培しています。栽培資材、苗なども直売しています。植替や不調苗の入院治療も有料で承りますのでご希望の方は苗をご持参ください。また剪定・植付・出張指導など(有料)も承ります。不在繁忙時もありますので事前に(ハタケナカ)まで 電話連絡ください。

ベリー公(自然の休憩所 主宰)は農園には常在しておりませんのでベリー公にご相談、ご質問などございましたら事前にアポイントをとってください。

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