|
■ 5月 31日(日)   |
昨夜から夜明け前頃まで雨が降った。
植付けたズッキーニやトマトたちにはちょうど良かった。
早朝、ヒバリの声を聴きながらソラマメの収穫。
この前、巣立ったヒバリはだいぶん鳴くのがうまくなった。親ヒバリと一緒に元巣のあった畑の周りで遊んでいる。
人が畑に入ると警戒して隣の畑の桃の樹に止まってこちらをうかがっている。
しばらくして危害を加えないとわかったら、またこちらの畑に戻って来る。
垂直より垂れ下がったソラマメを収穫。
フランスとイタリアのエアルームソラマメ。
小粒で莢が長く 6~8粒入っている。

莢から出して薄皮を剥くのが大変。
厨房では朝から必死でソラマメ剥きです。 |
■ 5月 28日(木)  |
真夏並みの暑さが続いている。
でも湿度が低いのかカラっとした暑さだ。
日陰は涼しく夜は少し寒く感じる日もある。
ベリーたちが例年より早く熟してきた。
ラズベリーは収穫が始まった。

ブルーベリーはもう少し先、来月初めころからかな。

レッドカラントも色づいてきた。
収穫はブルーベリーと同じ頃から。

カフェのガーデンではジューンベリーの収穫が始まっている。
野菜の植付はカボチャ、ズッキーニは終わり、トマトの植付が 23日から始まった。 |
■ 5月 25日(月)  |
暑かった。
昼間は真夏の陽気だった。
ズッキーニやカボチャを植える畑。
1列だけ耕せない。

それはヒバリの巣があるから。
5月12日に見たときは卵が4個あり親ヒバリが温めていた。

5月23日に見たら雛になって元気に育っていた。

今は無事に巣立って飛ぶ練習と鳴く練習をしている。
これで耕して植付がまたできる。
西洋ミツバチの内検をした。
王隔板を入れて貯蜜圏にする予定の上段を見ると変成王台が出来ていた。

写真の他にも出来て、合計4個の変成王台があった。
同じ巣箱内で王隔板で分けただけなのに女王蜂が居ないと勘違いを起こすためだろう。
今は分蜂させたくないので王台は全て潰した。
1群のまま大きくなって貯蜜が溜まり採蜜してから分割しようと思っている。 |
■ 5月 20日(水)   |
朝から晴れて良い天気だった。
夕方、風が出て涼しくなったと思ったら雨が降ってきた。

西洋ミツバチは2段にして継箱を設置した。
内検すると自然王台はできていなかったが巣箱内は蜂で溢れていた。
巣板を見ると育児圏が多く貯蜜圏が少ない。
ハチミツを貯めるところが少なく蓋裏の無駄巣に貯めていた。
継箱を足して上段を貯蜜専用にすることにした。
蛹蓋のある巣板を4枚継箱に上げて新しい巣脾枠を6枚足した。
下段は新しい巣脾枠を4枚足して、王隔板を入れて女王蜂が上段に上がれないようにした。
上段の蛹が羽化すると空いた巣房に女王が卵を産めないので全て貯蜜圏になるはず。

15時頃、見に行くと活発に出入りしていた。
巣門は大渋滞。
蜜や花粉を集めて帰って来た子がホバリングしながら巣に入る順番待ちをしている。
今月末~来月初めくらいに採蜜できるかな? |
■ 5月 16日(土)   |
昨夜からの雨で涼しくなった。
スプラウティングブロッコリーの収穫はもう終盤。
あとはミツバチのために花を咲かせて置いておこう。

ルッコラ、ラディッシュの収穫も終わり。
夏野菜の準備を急ピッチで進行中。 |
■ 5月 11日(月)  |
日本ミツバチも花粉をたくさん運んでいるので 逃去防止巣門を外して標準タイプに付け替えた。

ミツバチの生態などを調べてみると知らなかった事が多く、知れば知るほど面白い。
ハチミツもミツバチが集めた花蜜だろうということしか知らなかったが
花蜜はそのままでは1週間もすれば腐ってしまうようで、働き蜂の体内で花蜜の成分、ショ糖を果糖とブドウ糖に
転化して他の働き蜂に口移し、また他の働き蜂に口移し、それを何回か繰り返した後、貯蜜巣房に貯えられる。
そして夜間、働き蜂の羽ばたきで風を送り水分を蒸発させ濃度を高める。
糖度 20~30度の蜜が数日で 76度くらいまで高められる。
容量は半分くらいまで濃縮されるという。(仮に 2リットルあった蜜は、約 1リットルになる)
巣房がいっぱいになると白い蓋をして保存される。
 蓋がけされた蜜は石蜜、完熟蜜と呼ばれ、何年・・・いや何千年経っても変質しない。
2000年前のエジプト、ピラミッドから発見されたものでミツバチの蓋がけ蜜だけが変質してなく食べられたそうだ。
ツタンカーメンのエンドウ豆は芽が出たそうだが、、、
働き蜂が一生で集められるハチミツはティースプーン1杯に満たないそうだ。
1回で0.03~0.04gの花蜜を貯えて帰って来る。1日に 10~30回集蜜に出かける。
働き蜂は生まれると最初は内勤の仕事をする。外勤に変わり集蜜に出るのは最後の 2~3週間。
花蜜は半分に濃縮されるし、そう考えるとハチミツ1瓶に いったいどれだけの働き蜂の苦労が詰まっているのだろう?
西洋ミツバチと日本ミツバチの特徴
西洋ミツバチ



アフリカ、ブラジル、ヨーロッパの在来種から採蜜に向くように品種改良された。 日本に多いのはイタリアン系。うちの西洋ミツバチもイタリアン系。
日本で野生化しているとも聞くがスズメバチ類の対抗手段を持ち備えていないので野生化は無理だろう。
ハチミツ、ロイヤルゼリー、プロポリスを生産。
1群:夏は3~4万匹、冬は1~2万匹。
行動範囲:半径3キロ以内。
大量蜜源を見つけると仲間に教えて集団で集蜜する。
ハチミツ生産量は日本ミツバチの 5~10倍といわれる。
ハチミツは甘みが強く、花ごとの採蜜が可能。
働き蜂の体は日本ミツバチより大きく、体重 0.1g。
日本ミツバチ

東洋ミツバチの1種、日本に古来からいる野生ミツバチ。
最強の天敵、オオスズメバチなどのスズメバチ類に対する防御戦略(熱死)を持っている。
西洋ミツバチより暑さ寒さに強い
おとなしく神経質、めったに刺さない。
ハチミツ、ロイヤルゼリーを生産。プロポリスは生産できない。
1群:数千~2万匹。
行動範囲:半径 1~2キロ。
仲間と集団で集蜜もするが、木々の間を縫ってジグザグ飛行の単独行動でいろんな草花をこまめにまわる。
ハチミツは甘味、酸味、複雑な香り、酵素の作用で芳醇な深みのある味わい。
日本ミツバチの垂れ蜜、巣蜜は希少価値。
体は小さく体重 0.06g。
すばしっこく、動きは敏捷。 |
■ 5月 3日(日)   |
今日は夕方まで雨降らないかと思ったら、昼から雨になった。
半袖では肌寒かった。

スプラウティングブロッコリーの最盛期になった。
ホワイト、グリーン、パープルの3色。
西洋ミツバチが今日は花粉をいっぱい運んでいた。
昨日、一昨日は花粉を運んでくる子が少ないし
一昨日はオス蜂が多数 頻繁に出入りしていたので 「???」 と思っていた。
今日は1分間に20~30匹(いや、もっとかも)花粉を運んで帰って来る。
産卵、育児が順調に進んでいるみたいだ。



花粉の色もたくさんだ。
オレンジ、黄色、レモン色、白、茶色、濃橙・・・
どんな花から集めてくるのだろう?
「あ~、やっぱり どこのどんな花に行くのか、一緒に連れてってほしい」
日本ミツバチも花粉を集めて帰って来る子がチラホラ見える。 まだまだ少ないがだいぶん落ち着いてきたようだ。

花粉集めが多くなったら、産卵と育児が順調に始まった証拠だから、そうなると逃去の心配が一段落する。

これから蜜集めに巣から飛び立った子「いってきま~す」 蜜をいっぱい集めて帰ってきた子「ただいま~」 |
■ 5月 2日(土)  |
朝から気温が上がり暑かった。
日本ミツバチは早朝から巣門付近に集まっている。

ガーデンのブルーベリーやラベンダー、イブキジャコウソウなどの蜜を吸っている。


まだ花粉を集めて巣に帰って来る働き蜂はいないので逃去には注意しないと。
こちらは西洋ミツバチ

順調そうな気がする。
今日は花粉を集めて帰って来る子が少なかったかな。
巣門から出て四方八方に飛んで行く。
そして四方八方から帰って来る。
どこに行き、どんな花から蜜を集めているのだろうか?
一日、後ろに付いて行きたい。 |
|