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■ 10月 10日(土)  |
くもりの日は昼間も暑くなくちょうどいい。
外仕事も暑くもなく寒くもなくやりやすい。動くと少し汗ばむ程度。
先月の20日、うっかりウサギと一緒に行った『近藤喜文展』、そこで出会った一冊の本 『ふとふり返ると』
展覧会の売店で販売されていたので手に取って見て「いいなぁ」と思ったが、その日は買わなかった。
でも気になって、先日注文して買った。

近藤喜文さんがジブリに勤めていた時、通勤中などに心にとまった情景を描いた鉛筆画。
これが・・・ どの絵も実にいい。

一瞬見た情景を後で思い出しながら描いているのだが、その記憶力、観察力、創造力、
感性の良さに驚き、感心してしまう。
絵の横にはその時感じた事を書いていて近藤さんの人柄が表れている。
展覧会でも、映画の一コマ。一瞬で次の画像に変わってしまうのに
ここまで正確に描いていたのか・・・とびっくりしてしまったが
それがジブリ映画の完成度の高さで映像が美しい所以だったのだと納得した。
ベリー公の前職は建築家で設計デザインもやっていたので建物や街並みの外観パースを
フリーハンドの鉛筆画で描いていた。
今ではCADで、どの角度からも3Dで簡単に見ることができるが、昔は全て手書きだった。
近藤さんの絵の足元にも及ばないが、べリー公は、定規で書いた設計図よりフリーハンドで
描いた図面やパースのほうが味わいがあるので好きでよく描いていた。
この本を見ながら、そんな当時の事を思い出して懐かしく思った。
それにしてもこの本の絵はいい。
見入ってその情景に入ってしまうほどだ。
お客様のWさんからいただいた一枚の絵ハガキからこの本まで発展した出来事。
詳細は『うっかり日記』で。 |
■ 10月 6日(火)  |
涼しくなった。夜は寒いくらいだ。
相変わらずオオスズメバチは捕殺器に掛かっている。
次々来るし、捕殺器に掛からないモノもいる。
オオスズメバチは巣門より大きいので巣箱の中には入れないのだが、働きばちの犠牲が増える。
少しでも被害を防ぐために粘着シートを置いた。
養蜂具の説明によると

「生きたスズメバチを貼り付ける」 しかも、飛んでいるスズメバチを粘着面ではたいて貼り付ける・・・
飛んでいるスズメバチ・・・って、かなり至近距離まで近寄らないとならない。
相手はオオスズメバチですよ。。
1回目で失敗すると襲われて2回目はないですね。
粘着シートはホームセンターでネズミ捕り用の耐水タイプを買って代用することにした。
肝心のスズメバチは、
捕殺器に入っている生きたオオスズメバチをピンセットで挟んで貼り付けようか・・・
説明書通りに飛んでいるオオスズメバチをはたいて貼り付けようか・・・いろいろ考えた。
実際にオオスズメバチと格闘して幾つか気が付いたが、
スズメバチに近寄ると威嚇され至近距離に入ると襲われるというのは、巣がある場合の事で
巣から離れたスズメバチに近寄っても何もしなければ威嚇されることも襲われることもない。
思ったより動作は鈍く、割と簡単に捕獲できる。しかし失敗すると怒って襲ってくるのは事実だ。
調べると、自分の巣だけでなく、ミツバチの巣を襲い働きばちを全滅させ、巣を侵略し乗っ取ってしまうと
占領巣になり、蜜や幼虫、蛹を運び終わるまで門番を配置し常に警戒し近づく者に威嚇し襲ってくるようだ。
何とか貼り付けることに成功して粘着シートを巣箱の上に置いて、あくる日 見てみると数匹掛かっていた。

思ったより少なかったがこのまま数日置いておこう。
野菜の種蒔き状況は
畑に直蒔きの大根は発芽して生長中。紅芯大根とカブは発芽したが数日の長雨に浸かって消滅してしまった。
カブは10月1日に蒔き直しをした。
ビーツは今年、雨除けでやってみた。発芽して今のところ順調。
同じく雨除けでラディッシュも生育中。
プラグトレー蒔きの野菜は芽が出揃って



カリフラワー、芽キャベツから鉢上げ中。

今年も蒔く時期が遅れ気味だが、やれるだけやってみる。 |
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